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2009年7月25日 (土)

バーリー完全!07年ノーヒッターに続きまた偉業

 ◆ホワイトソックス5─0レイズ(23日・シカゴ) ホワイトソックスのマーク・バーリー投手(30)がレイズ戦で、現行ルールとなった1900年以降、メジャー史上15人目の完全試合を達成した。9回、中堅ワイズが“本塁打”をもぎとる大ファインプレーにも助けられての快挙だった。同投手は07年レンジャーズ戦で1四球だけのノーヒットノーランも達成しており、史上6人目の「完全&ノーヒッター」投手となった。

 9回、先頭のキャプラーの打球が飛んだ瞬間、2万8036人の地元ファンの悲鳴のような声があがった。8回までパーフェクトに抑えていたバーリーも「やられた」と振り向くと、信じられないビッグプレーが飛び出した。

 この回から守備固めに入った中堅・ワイズが定位置から全速力で左中間フェンスに走り寄ってジャンプ。グラブを持つ右腕のひじがフェンスを越えるほどの完ぺきな本塁打をキャッチ。グラブからこぼれ宙に浮いたボールを、グラウンドに倒れ込みながら素手でつかんだ。

 救われたバーリーは、続くヘルナンデスにカウント1―3となったが、空振り三振に仕留めた。最後の打者バートレットも遊ゴロに抑え、1900年以降15人目の快挙となるパーフェクトゲームを成し遂げた。

 ナインの祝福にもみくちゃになりながらワイズと固く抱き合ったバーリーは「彼だから(捕ってくれると)期待していた」。実は2年前(4月18日)のレンジャーズ戦でのノーヒッターの際にも、右翼・ダイがブレイロックの大飛球を、フェンスの上にグラブを差し出してつかんでおり、2度の快挙はともに外野手の美技に救われてのものだ。

 この日の直球の平均速度は86マイル(約138キロ)。伝家の宝刀スライダーに、チェンジアップを交えた。「完全&ノーヒットノーラン」の両方を達成したのはR・ジョンソン(現ジャイアンツ)に次いで6人目。過去5人が速球主体の本格派だったのに比べ、バーリーは軟投派の代表格。ちぎっては投げる昔タイプの投手で、この日も試合時間はわずか2時間3分だった。

 前回のノーヒットノーラン達成の時には、時計を同僚のナインに贈った。「(今回は)もっと高くつきそうだ」と苦笑いのバーリー。持ち前の制球力の良さに、98年ドラフト全体1139番目の下位指名入団ながら、ホ軍一筋でチームメートに慕われるその性格が、快挙を生んだといっても良さそうだ。

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蛭間 豊章

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