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2013年4月30日 (火)

最強「キーストーン」を

 二塁手と遊撃手の併殺コンビを米国では「キーストーン・コンビ」という。かって二塁を「キーストーンバッグ」と呼んでいた名残だ。

0430_2  近年の球界を代表するのは、やや衰えが見えてきたとはいえ、中日の荒木と井端だろう。二塁の荒木からグラブトスを受けた井端が、一塁へ転送しゲッツー完成―。動画サイトには、そんなメジャーばりのプレーがアップされている。

 では、最強の「キーストーン・コンビ」は誰と誰か? 個人的には、現中日監督の二塁・高木守道、そして遊撃のバートン・シャーリー(登録名はバート)のコンビだと思っている。

 好打好守の高木は、殿堂入りも果たした名選手だ。一方のバートはメジャーでは75試合で2割4厘、本塁打0。来日しても2年目こそ満塁サヨナラ本塁打を放ったが、246試合で打率1割8分3厘とさえなかった。

 だが、守備の評価は抜群で、72年に日本で始まったダイヤモンド・グラブ賞(現ゴールデン・グラブ賞)の遊撃手部門、初代受賞者として名を残している。打順は8番が定位置だったが、当時のナゴヤ球場でドラゴンズファンの楽しみの一つだったのが、2人の守備だった。

 高木は、米ハワイ出身のカールトン半田直伝のバックトス、グラブトスの名手だった。球団の裏方として現在も国際部長補佐を務める足木敏郎さんは「高木の守備が最も花開いたのが、バートとのコンビだった」と述懐している。その後、バートは中日の守備コーチとしても来日。田野倉、宇野らを育てた。

 巨人は遊撃に坂本という不動のレギュラーがいるが、二塁手は毎年のように変わっているのが現状だ。「キーストーン・コンビ」は、場数を踏むことによって成長する。年々向上しているが、時折軽率な送球が目立つ坂本の守備。よりグレードアップするためにも、二塁手の定着を望みたい。

(絵解き)二塁・高木と名コンビを組んだ中日の遊撃・バート

コメント

渋い選出!
こうして歴代の名選手を紹介するのは素晴らしいです。

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