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2015年2月22日 (日)

巨人最高守護神は「8時半の男」

 史上最高の守護神として最初に浮かぶのは、2013年までヤンキースに在籍していたマリアーノ・リベラだ。メジャー記録の通算652セーブを誇る右腕は、大舞台に強かった。ポストシーズンでの42セーブ(8勝1敗)もダントツの数字だ。

 指揮官の絶対の信頼を得ている賜(たまもの)だろう。在籍中に5度世界一の一員となっているが、ワールドシリーズのV決定試合では4度、最後のマウンドに上がっている。

 つまり最高の守護神とはレギュラーシーズンにはもちろん、ポストシーズンでも圧倒的な投球でチームを頂点に導くことが条件ではないか。その視点で巨人の歴代クローザーのセーブランキングを見てみよう。

 13年の西村は球団史上最多の42セーブ。だが、楽天との日本シリーズ第5戦で延長10回に楽天相手に決勝の2点を許し、以降中継ぎに回った。08年41セーブのクルーンはシリーズ2試合だけの登板で2回1失点。第7戦では1点リードも、8回に越智が2点を失い逆転され出番は回ってこなかった。

 32セーブの07年上原はクライマックスシリーズ(CS)で敗退。同じ32セーブの12年西村は日本シリーズ第4戦でサヨナラ負けして、胴上げ投手は山口に譲った。その点、故障もあってシーズン27セーブにとどまった09年のクルーンは、CSも含め6試合5セーブ。6回2/31失点の快投で7年ぶりの日本一に貢献した。

 さて、ここで忘れてならないのが1965年の宮田征典だ。ご存じ“8時半の男”は、先発の1勝にリリーフで19勝の計20勝。現在の規則を当てはめると、22セーブ3ホールドとなる。日本シリーズでも南海相手に第2戦4回、第3戦2回、第5戦2回と3度とも無失点で締め2勝0敗。リリーフ専門として初のシリーズ最優秀投手に輝く。私なら巨人史上最高の守護神にその年の宮田を選ぶ。沢村が守護神になったとして、その評価はポストシーズンまで待ちたい。=随時掲載=(2月22日付けヒルマニアより)

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蛭間 豊章

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