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メジャーリーグ

2019年3月19日 (火)

米震撼イチローのレーザービーム〈4〉ボールが「ピシュー!」と音立て飛んだ

 イチローはとんでもない強肩らしい―。地元シアトルでは、開幕前からある程度、うわさにはなっていた。
 それはキャンプが始まる前の01年2月3、4日、セーフコ・フィールド隣のコンベンション・センターで開催されたファンフェスタでの出来事だ。イチローへの期待も相まって例年の倍以上、約5000人が集まる盛況ぶりだった。

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 イチローはトークショーで檀上に登場。即席サイン会で、何と2000人近いファンにペンを走らせた。この会場で流されていたのが、オリックス時代に見せた代表的な打撃、走塁、守備の映像だ。中でも外野からのバックホームのシーンには、多くの人だかりができ、ファンが驚きの表情を見せていた。
 「レーザービーム」の名付け親でもあるラジオ実況のリズさんは、キャンプでのあるシーンが忘れられないという。

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米震撼イチローのレーザービーム〈2〉“名付け親”リズさんパーフェクト送球に「ワオ」

 01年4月11日、敵地オークランドでのアスレチックス戦でイチローが披

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露した「レーザービーム」。その試合、シアトル向けのラジオ中継でリック・リズさんはこのように実況した。
 状況は8回1死一塁。
 「ゴロの打球。ライト前ヒット。(一塁走者の)テレンス・ロングは三塁へ向かう」
 「イチローが投げた。すごい送球だ!」
 「(ロングを)刺した。レーザービームのようなイチローのストライク送球が三塁のデビッド・ベル(のグラブ)に返ってきた」
 「これ以上の送球があるでしょうか。パーフェクト、パーフェクト、まさにパーフェクトなイチローの送球」

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米震撼イチローのレーザービーム〈1〉「伝説」へ押し上げたラジオ実況

  3月20、21日に東京Dで開催されるアスレチックス・マリナーズ戦は、さしずめメジャーを代表するレジェンド、イチロー外野手(45)の凱旋試合と言っていいだろう。01年、27歳だっ

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たイチローはマリナーズ移籍1年目にいきなり首位打者、盗塁王に輝いたがこの年、全米に最も強烈な衝撃を与えたのは「打撃」でも「俊足」でもない。「レーザービーム」だった。(構成・蛭間豊章)
 伝説はアスレチックスの本拠地・オークランドで生まれた。
 マリナーズが3点リードで迎えた8回裏の守り。1死一塁でヘルナンデスに一、二塁間を破られた。打球はメジャー特有の深い芝生に食われるようにして急激に失速していた。ア軍のワシントン三塁コーチは、一塁走者・ロングに向かってぐるぐると右手を回して、三塁への突進を指示した。次の打者は1番。100%の自信がなければ、GOサインは出せない状況だ。ロングはチーム屈指の俊足。確信を持っての指示だった。

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2018年12月26日 (水)

【記録2018メジャー編】史上初の珍事!三振がヒットより多かった…掲載原稿再録

 エンゼルス・大谷翔平選手(24)の4勝&22本塁打という活躍で、日本の野球ファンには大きな話題となった今季のメジャーリーグ。その一方で史上初めて、メジャー全体で三振数が安打数を上回った。年々増えてきた大胆な守備のシフトの影響もあるのだろう、30球団の平均打率2割4分8厘は46年ぶりの低さとなった。また、救援投手を先発で1、2イニングだけ投げさせ、2番手に正規の先発を起用して5、6イニング投げさせる“オープナー”がレイズによって考案されて結果を出すなど、“メジャーの今”を数字の面で振り返ってみる。

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2018年9月29日 (土)

マリナーズ、大きかったカノの穴 イチローの出番あったかも

 イチロー選手(44)が一時的に現役を退き、マリナーズの会長付特別補佐就任が発表されたのは5月3日。当時マリナーズは首位と0・5ゲーム差のア・リーグ西地区3位。17年ぶりのポストシーズン(PS)進出に向けて陣容を再編成し、7月3日時点では貯金を24まで伸ばしていた。ところが夏場以降に失速し、ワイルドカード(WC)も厳しく、PSから遠ざかっている連続シーズン記録を17まで伸ばしそうだ。今季のマリナーズを検証する。(構成・蛭間豊章、金岡美佐)

通算3000安打を達成したメジャーの選手と成績一覧

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2018年7月21日 (土)

野球とスポーツ紙…野球文化學會「ベースボーロジー」掲載原稿再録

Book 野球文化學會のベースボーロジーに、昨年12月の同學會で行われた研究会のシンポジウムで発表させていただいたものを掲載しました。その原稿を当ブログにも再録させていただきました。

野球とスポーツ紙  報知新聞・蛭間豊章

 日本におけるスポーツ紙は1946年3月発刊の日刊スポーツに始まりました。次いで神戸でのデイリースポーツが1948年8月、大阪でのスポニチが1949年2月。同年12月には夕刊紙だった報知がスポーツをメーンにする紙面に衣替え。中日スポーツが1950年3月、名古屋で創刊されました。これは何を意味するかといえば、戦争直後の大野球ブームによって1940年代末に、月に野球雑誌が20誌以上出版されていました。ただ、内容がどこも似たりよったりで淘汰されつつあった時期に、より新しい情報源としての東京、大阪、そして名古屋の大都市にスポーツ紙が続々と誕生していったわけです。大阪には1950年に「オールスポーツ」が発刊、日刊スポーツに1957年に吸収されるまで存在していました。サンケイスポーツ大阪発刊は1955年2月。フジサンケイグループが国鉄スワローズへの資本参加した翌年の1963年2月に東京でもサンケイスポーツ発刊。そして、中日スポーツ系列の東京中日スポーツとしてスタートしたのが1970年3月。ちなみに夕刊紙の東京スポーツは1960年4月の発刊です。大都市へ向かうサラリーマンが年々増加したこともスポーツ紙の拡充につながったのです。

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2018年5月19日 (土)

大谷二刀流で改めて注目…解き明かすベーブ・ルースのルーツ 100年前に10勝&10発

 開幕から40試合が過ぎたメジャーリーグ。エンゼルスの大谷翔平投手(23)の二刀流の成績は「3勝&6本塁打」。1918年にレッドソックス時代のベーブ・ルースがマークしたメジャー唯一の「2桁勝利&2桁本塁打」に向け、順調に数字を伸ばしている。100年前のルースの記録の足取りを振り返る。(構成・蛭間 豊章)

 メジャー最高のバッターとして名高いベーブ・ルース。彼は剛腕投手としてメジャーに昇格した。17年までの4年間は主に投手だった。その一方で、強打も定評があり、打率2割9分9厘、9本塁打も、時々代打出場はあっても野手として守備に就いた事は一度もなかった。

 ベーブ・ルースの年度別成績(リンク)

 1918年のベーブルース2ケタ勝利&2ケタ本塁打(リンク)

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2018年5月 4日 (金)

イチロー、ブランクからの現役復帰は難しい

 メジャー通算3089安打を放ったマリナーズのイチロー外野手(44)が球団の特別アドバイザーに就任し、選手としては今季の残り試合に出場しないことが3日、複数の球団関係者の話で分かった。ベンチ入りの25人枠から外れるが、球団と生涯契約を結んでチームに同行し、練習しながら選手らをサポートする。来季以降は試合出場も可能という。米国時間3日(日本時間4日)に発表されるが、復帰の道のりは容易ではない。

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2018年4月 5日 (木)

大谷の二刀流が改めて印象づけた日本の育成力

 メジャー初勝利に続き、日米の野球ファンの度肝を抜いた大谷の本拠地デビュー戦での初打席3ランは、長年メジャーを見続けてきた「ヒルマニア」こと本紙ベースボールアナリスト・蛭間豊章記者をも驚嘆させた。メジャー二刀流の系譜、さらには近年、米球界でなぜ大谷のような選手が生まれなかったのかを、独自の視点でひもといた。

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2018年3月27日 (火)

30日開幕2018年MLB独断予想

 今年のメジャーリーグ(MLB)は29日(日本時間30日)に、1968年以来、50年ぶりに全球団同時開幕となる。大谷翔平投手のエンゼルス入りや、ダルビッシュ、イチローのFA移籍など日本人選手の話題も豊富だ。MLBを見続けて40年となるヒルマニアこと蛭間豊章記者は、まだ一度もワールドシリーズ出場経験のないナショナルズの世界一を予想。大胆不敵なその理由とは…。

 メジャーリーグは2012年から世界一チームがジャイアンツ→Rソックス→ジャイアンツ→ロイヤルズ→カブス→アストロズと、ナ・リーグとア・リーグが交互にワールドシリーズの覇者となっている。

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