2日続けて
こんにちは。牧野です。睡眠時間ゼロでPCに向かってます。
美浦トレセンの馬場開場は朝6時なんですが、つい気になってしまうんですよ。佳境に入ったチャンピオンズリーグの行方が。今朝はアトレティコVSレアルのマドリード対決。昨年、馬券で儲けてアトレティコの本拠地ヴィセンテ・カルデロンまで行って観戦してきた経緯もあるんですが、ここは危険なニオイが漂うスタジアムでして…。サポーターの声量もハンパないですが、トイレがあるのに、通路に行けば、立ちションしている輩が複数いて、小便が川のように流れているし、禁煙なのに、ところどころで煙が…。周辺もあまり治安がいいように思えず、ワタクシが生まれて初めてスリに遭ったのが、このスタジアム前。途方に暮れる私の元に、子供がユーロ紙幣だけ抜かれた私の財布を届けにきてくれたんですが、何人かがグルになって狙っていたのではないかと疑いたくなる状況でした。そんな思い入れ?のあるスタジアムで好カードなら見てしまうのが、フットボールファンの性なんでしょうか。ということで、寝ないで仕事場へ。いまだに眠いっす。
本日の仕事のメインは、皐月賞の追い切り。GI馬ダノンプラチナ(牡、父ディープインパクト)はテンションを上げないように、細心の注意を払って乗る蛯名騎手の姿が印象的でした。蛯名騎手にうかがうと「まだ精神面を気にして乗っている段階。これが普通に乗れるようだともっと上の段階にいける」とのこと。鞍上も能力は認めているんですが、取材の感触から本命は見送ろうかなぁと思っています。
というわけで、昨日の藤沢和厩舎2歳馬情報の続きを!
ラヴィエベール(牡、父ディープインパクト、母コケレール)は、シルクホースクラブで総額8000万円の最高値ホースです。現在はノーザンファームの早来で調整中。藤沢和調教師のプランでは夏から秋にかけてデビューさせるつもりだそうです。「上背があって大きい馬だけど、まだ成長しそう」とのこと。母が2000メートルのGIを勝っているし、ゆったりとした胴からも、中距離路線を歩みそうな感じですね。
スターオブペルシャ(牡、父ダイワメジャー、母ターフローズ)は東京の新馬戦を予定しているそうです。スプリングSを勝ったロサギガンティアを半兄に持つ血統馬で、藤沢和師は「500キロ以上あるけど、動きは良いし、スピードがあって、素晴らしい馬。兄も早い時期からしっかりしていたけど、こっちも早くから行けそう」とのこと。豊富な筋肉量としっかりした骨格から、いかにもメジャー産駒らしい印象を受けます。
チェッキーノ(牝、父キングカメハメハ、母ハッピーパス)は、デビューから3連勝でクラシックでも上位争いを演じてきたコディーノの全妹。この血統を知り尽くす藤沢和師は「母の感じが良く出ているし、馬体はコディーノに近い感じ」との印象です。コディーノ同様、夏デビューを考えているようです。
ティソーナ(牡、父ダイワメジャー、母ラドラーダ)も、血統表を見れば、藤沢和厩舎で活躍した馬が名を連ねる素質馬ですね。「ダイワメジャーという感じでスピードもありそう」と藤沢和師。デビューは東京を予定しているそうです。
ムーンクエイク(牡、父アドマイヤムーン、母リッチダンサー)も、オークス3着の半姉バウンスシャッセなど兄姉は藤沢和厩舎に所属した馬がズラリ。「夏から使えそうだし、子供はみんなコンスタントに走っている」と血統面から信頼しているようです。
最後はザーキーの13(牡、父Iffraaj、母ザーキー)。昨年のセレクトセールにおいて6600万円で落札したのがダノックスさんでした。もうすぐノーザンファーム天栄に移動して、東京を目標に乗り込むそうです。初仔のペニーズピクニック(牡、Kheleyf)は6ハロンの重賞2勝を挙げる活躍を見せていますが、なんせ父イフラージは日本で馴染みのないサイアー。GI勝ちがないにもかかわらず、欧米でGI馬を送り出しているんですよね。もっと勉強しておきます。
今日はここまでですが、出来る限り更新頻度を上げていこうと思っています。では、また。
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