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大会レポート

2019年8月 8日 (木)

暑いよ 日本一長い直線

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 「TRANS・YEZO」(トランス・エゾ)は7日、第4ステージ(北竜ー栗山)を迎え、宗谷岬から襟裳岬までの「toえりも」(約546.0キロ)の中で最長区間の87.7キロを終えました。
 コースは北竜から雨竜、滝川を抜け、29.2キロも続く日本一長い直線道路へ=写真=。朝から曇り空で皆さん「ラッキー」と喜んでいたところ、直線道路に入ると陽が射し始めて気温は28~29度に。前日に続いて暑さとの闘いになりました。
 3日連続で80キロ以上を走ってきたため、この日の制限時間(16時間)内完走者は2人のみ。それでもゴール地点の栗山にある「ラーメン龍覚」さんでラーメンとジンギスカンBBQが振る舞われ、一行は英気を養ったようです。
 

2019年8月 7日 (水)

球児に負けない?熱闘レース

2019

 「TRANS・YEZO」(トランス・エゾ)は6日、第3ステージ(羽幌ー北竜、85.3キロ)を終えました。一行は朝4時に羽幌をスタートし、前日に続き日本海を右手に見ながらオロロンラインをひたすら南下。途中、北海道(北加伊道)の名付け親で探検家・松浦武四郎の像やにしん番屋などを通って50キロ先の留萌を目指しました。
 JR留萌本線は2年前、留萌―増毛間が廃線となり、現在は留萌駅が同線の終着駅。後半は、その留萌から約35キロ内陸に入って美葉牛峠を越え、ひまわりの里・北竜町がゴールです。早朝は曇りで涼しかったのに、すぐ蒸し暑くなって気温は28度まで上昇。午後3時を過ぎても26度までしか下がらず、ランナーを苦しめたようです。
 本日7日は第4ステージ(北竜ー栗山、87.7キロ)。北海道内陸部は30度前後まで気温が上がりそうで、今年は暑~いレースとなっています。

 写真=宗谷岬から200キロ地点を通過

2019年8月 5日 (月)

荷物は軽く 宿舎で洗濯

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 北の大地を駆け抜ける「TRANS・YEZO」(トランス・エゾ)は5日、第2ステージ(幌延―羽幌、85.3キロ)に入りました。一行は天塩川河口から日本海を右手に見ながらオロロンライン(石狩市から天塩町までの国道231・232号の愛称)を南下します。
 トランス・エゾは参加者が必要な荷物を持って走るのが「ルール」。宗谷岬と襟裳岬を往復する「アルティメイト・ジャーニー」(1102.4キロ)は2週間の行程なので、背負うリュック類をいかに軽くするかがテーマです。
 ある男性のリュックの中身は着替え一式(Tシャツ、短パン、ソックス、下着類)、タオル、ティッシュ、薬品(鎮痛剤、胃薬、テーピング用品)、歯ブラシ、ランプ、携帯電話、充電器、財布(5~6万円)、カード類などで重さは5~600グラム。宿舎に着くと衣類を洗濯し、翌日用の衣類を着たまま布団に入るとか。ペットボトル類は持たず、途中のコンビニや自販機で購入します。
 もっとも北海道が舞台ですから、20キロ以上もコンビニや自販機がない所も点在。こうした情報を前日のミーティングで確実にチェックすることが「お約束」だそうです。
 
 写真=天塩川沿いの砂利道を進むランナー。空が高く見える

2019年8月 4日 (日)

1102.4キロの走り旅

2019

 北海道を縦断するウルトラマラソン「TRANS・YEZO」(トランス・エゾ)が4日午前5時、日本最北端の宗谷岬をスタートしました。
 今年で23回目を迎えた大会の種目は、宗谷岬と襟裳岬を往復する「アルティメイト・ジャーニー」(1102.4キロ、4~17日)、宗谷岬から襟裳岬までの「toえりも」(546.0キロ、4~10日)、襟裳岬から宗谷岬までの「toそうや」(556.4キロ、11~17日)の3つ。いずれもステージレース形式で、参加者は行程期間内に必要な荷物を背負って走ります。
 今年は「アルティメイト・ジャーニー」が20周年記念を迎え、総距離が従来の1101.9キロから1102.4キロに延びて史上最長距離に。単純計算だと80キロ近い距離を14日間続けて走るため、参加者は1キロ10分前後までスピードを落として体力消耗を防ぎ、宿舎ではアイシングやマッサージなどのケアに努めることが日課となっています。
 今回は「アルティメイト・ジャーニー」7人、「toえりも」11人、「toそうや」12人がエントリー。「toえりも」は宗谷岬から日本海側に南下、留萌から岩見沢、鵡川に抜けて太平洋岸沿いを襟裳岬へ。「toそうや」は襟裳岬から黄金道路を北上、狩勝峠から富良野、旭川、美深、浜頓別に抜けてオホーツク海沿いをゴールの宗谷岬まで北進します。往路と復路は全く違うコースですから、北の大地の自然、おいしい食べ物、地元の人たちとの触れ合いをたっぷり楽しめる「走り旅」なのです。
 第1ステージのこの日は宗谷岬から幌延までの77.3キロ。緑の牧草地が続く広大な宗谷丘陵やオホーツク海、日本海、利尻富士が参加者たちを出迎えてくれました。明日から随時、トランス・エゾの様子をリポートします。

 写真=気温17度、早朝の宗谷丘陵を上るランナーたち

2019年7月27日 (土)

富士登山競走 天気が憎い?

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 第72回富士登山競走が26日、山梨・富士吉田市で開催されました。今回は山頂コースと五合目コースに約4000人がエントリーしましたが、悪天候が見込まれて山頂コースは五合目で打ち切り。この日を目指して練習してきた方には、ちょっと残念な1日でした。
 富士吉田市役所から吉田口登山道、五合目までは約15キロで標高差は約1480メートル。3回目の五合目コースを2時間25分32秒でゴールした柴田富久子さん(58)は「朝は雨がぱらつく程度でコンディションは悪くなかったけど、途中から日が差して暑くなった。でも、試走では頑張っても3時間はかかるのに、本番は速く走れるから不思議。富士山も見えたから楽しめた」と満足そうでした。
 富士山山頂までを駆け上る山頂コースは約21キロで標高差は約3000メートル。過酷なレースだけに、五合目コースで2時間25分以内(第69回大会)および同20分以内(第70、71回大会)の実績がないと参加できません。
 悪天候によって山頂コースが五合目打ち切りとなったのは3年ぶり。栄光のフィニッシャーとなるには脚力と精神力に加え、「天気運」も必要かもしれません。

 写真=四合目付近を通過するランナー(飯田貴紀さん提供)

2019年7月 8日 (月)

函館マラソン メロンが人気

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 本日も7日に開催された函館マラソンをリポートします。
 これまで何度かお伝えしたように、大会の魅力は津軽海峡と函館山、赤レンガ倉庫を望めるコース、はこだて冷やし塩ラーメンや海鮮丼などの名産品が並ぶエイドステーションの二つ。観光地ならではの運営をランナーはどう感じたのでしょうか。
 フルの部、完走者のコメントを紹介します。
 ★コース 
 「湯の川温泉、赤レンガ倉庫と風光明媚(めいび)な所で楽しかった」
 「津軽海峡からの風がなく楽に走れた。ただ、私の走った時間帯は函館山が煙って見えなかった」
 「ふだんは内陸部で生活してるので、海の見える大会は感動ものです」
 ★エイドの給食
 「冷やし塩ラーメンがうまかった」
 「海鮮丼とメロンがおいしかった」
 「がごめいかそーめんは食べやすい」
 ★多かった感想
 「終盤、ともえ大橋の往復はきつい」
 「メロンが最高」

 写真=ハーフ、フルの部ともにゴール後はメロンが振る舞われた

2019年7月 7日 (日)

函館マラソン 今年は「絶好」

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 2019函館マラソンが7日に開催され、フルとハーフの部にエントリーした過去最多の8595人が函館市内を駆け抜けました。
 ハーフがメイン種目だった大会にフルも併設されて今年で4回目。過去3回の天候はいずれも雨で風も強く、ランナー泣かせの大会でしたが、今年は曇り。スタート時(ハーフ9時、フル同10分)の気温は18度、最高気温も21度で絶好のコンディションとなりました。
 フルのコースは津軽海峡と函館山を望める「漁火通」、函館港の観光スポット「赤レンガ倉庫群」を通過。エイドステーションには「がごめいかそーめん」「はこだて冷やし塩ラーメン」「チーズオムレット」などの名産がズラリ。観光地・函館を丸ごと楽しめる「仕掛け」が自慢です。
 明日8日も函館マラソンをリポートします。

 写真=津軽海峡を左手に漁火通を走るランナー

2019年7月 6日 (土)

函館マラソン 明日号砲

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 2019函館マラソンが明日7日、開催されます。発着地点の千代台公園陸上競技場では前日の6日、ランニングキャップやサイコロキャラメルなどの参加記念品がランナーたちに配られました。
 この日午後1時30分からは、昨年に続く「大福の振る舞い&餅つきイベント」が行われて大盛況。限定300個の大福は地元の道南・八雲町産のもち米「風の子もち」が使用され、生産者さんによる餅つきパフォーマンスには多くの人が集まってました=写真=。
 同4時からは、日本陸連マラソン強化戦略プロジェクトリーダーで大会特別ゲストの瀬古利彦さん(62)がランニング教室を実施。高校生から中高年までの41人の受講生に「ふだん飲んでいる人は今晩、ビール1~2本ならOK」「眠れない時は目をつぶって静かに休むこと。スマホ見てたら疲れが残りますよ」など、本番に向けた実践的な?アドバイスを送ってました。
 ハーフがメイン種目だった大会にフルも併設されて4年目。函館マラソンが活気づいてます。

2019年7月 4日 (木)

サロマ湖ウルトラ 祝20回完走

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 本日も6月30日に開催された第34回サロマ湖100kmウルトラマラソン(北海道北見市、湧別町、佐呂間町)をリポートします。2000年の第15回大会から20年連続出場の朝井耕四郎さん(52)=東京都=が11時間33分0秒でゴールし、100キロの部20回完走者に贈られる称号「グランドブルー」をゲット。当ブログに完走記を寄せていただきました。

 スタート直前まで雨が降っていましたが、やがて晴天となりオホーツク海からの心地よい風がコースに吹き込む「サロマ」らしい気候が後押ししてくれ、昨年の記録を約20分短縮してゴールすることができました。
 この20年間は余暇と睡眠時間を削って練習を継続しながら、シングルファザーとして子供2人の育児と仕事の日々。すべてが両立できたかは分かりませんが、周りの手助けと地元の大会ボランティアの方々のおかげで続けてこられました。心から感謝いたします。
 私がサロマ湖100kmと出会ったのは、今から30年前の22歳の頃。オートバイにテントと寝袋を積み、初めて北海道ツーリングをした時のこと。初夏の早朝、背中にゼッケンを付けて国道238号線を淡々と走るランナーたちを見かけ、湧別町のガソリンスタンドの女性店員に「いったい彼らは何キロ走るんですか」と尋ねたところ「100キロよ、1日で走り切っちゃうんだから」と教えてもらいました。その頃、陸上同好会に所属しジョギングを始めていた私は10キロを約46分で走り切れるレベル。「1日で100キロ」ということが衝撃的で、それ以来、頭の片隅に残り続けました。
 走ることが楽しくなって、10キロ、ハーフと走る距離もアップ。初フルとなった1994年の河口湖マラソン(現富士山マラソン)を4時間32分で完走。そんな時、いつかの記憶がよみがえり、仲間から「絶対に無理だ」と言われながらも、ウルトラマラソンへ挑戦する体力作りの準備を始めました。
 99年の北海道旅行では余興として「自分は1日に何キロ走ることができるのだろう」とテーマを掲げ、約70キロを9時間で走り長距離に対する自信をつけました。翌2000年、サロマ湖100キロに初挑戦し、10時間24分52秒で完走を果たせました。
 ウルトラマラソンを走るようになると成果が表れ、05年の横浜ハーフマラソンで1時間21分、同年の荒川市民マラソン(現板橋Cityマラソン)で2時間57分43秒と自己ベストを更新できました。
 サロマ湖100kmのベスト記録は03年の8時間28分20秒、ワーストは01年の12時間31分49秒。一番、心に残っているのは暑さで意識が薄れる中、苦しみ抜いてゴールした05年のレースです。
 苦しい思いをしながらも参加してしまうウルトラマラソンの魅力って何なのでしょう。たとえ報酬をもらえたとしても、続けていくには割が合わないような気がします。原動力となるものは「やりなさい」と指示されるよりも「挑戦したい」と自ら思うこと。それこそが大きな「力」になると思います。
 自分自身が精進することで、それに見合った成長ができる―。そんな面白さを1人でも多くの仲間に広めたいと考え、ウェブ上でレースの様子を伝え、毎年、「サロマ」メンバーを募っているうちに今では十数名のグループで参加するまでになりました。同じ目的を持つ仲間が集まるということも楽しみのひとつです。
 サロマ湖100kmは私の人生を変えてくれました。心技体の「心」の部分が大きく、日常生活でも同じ効果が表れ、物事への取り組みに生かされています。精進することで心が強くなり、考える習慣がつきました。視野が広がり選択肢も増えて人生が豊かになりました。今後も精進して1回でも多くゴールゲートを潜り、スパイスの効いた人生を送っていきます。

 写真=レース後、笑顔でくつろぐ朝井さん

2019年7月 3日 (水)

サロマ湖ウルトラ 完走率上昇

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 第34回サロマ湖100kmウルトラマラソンが6月30日に開催され、100キロと50キロの部に出場した計3770人が北海道東部の北見市や湧別町、佐呂間町を駆け抜けました。
 100キロのスタート時(午前5時)は曇りで気温14.8度。11時以降は晴れて最高気温は24.8度(午後1時)まで達し、各給水所では「かぶり水」をする人が目立ちました。
 完走率は100キロが74.2%で50キロは87.1%。昨年に比べて100キロが1.6、50キロが4.2ポイント上昇しました。大会関係者はその結果を「風の吹く終盤のワッカは気温が低くなって走りやすかったはず。昨年のように気温が一気に下がることもなく、完走率を押し上げたのでは」と分析しています。
 
 写真=青空の下、ワッカを通過するランナー(大矢宏一さん提供)

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