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2018年7月

2018年7月30日 (月)

富士登山競走 五郎谷悔しいV2

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 第71回富士登山競走(27日)からのリポートです。
 メインの山頂コースは、男子が2時間39分28秒で五郎谷俊(25)=コモディイイダ=、女子が3時間11分34秒で吉住友里(32)=MEDIFOAM=がそろって2連覇。ともに2位の選手を10分以上引き離し、次元の違う走りを披露しました。
 東洋大時代、2年続けて箱根駅伝の「山上り」5区を走った実績をもつ五郎谷。コモディイイダ陸上競技部の会沢陽之介監督(42)も「とにかく上りに特性をもった男」と才能を認め、2年前に富士登山競走デビュー。まず、五合目コースで大会記録を34年ぶりに更新する1時間17分5秒で、昨年は山頂コースを歴代2位の2時間31分34秒で制しました。
 今年は2011年に宮原徹さんがマークした山頂コースの大会記録2時間27分41秒の更新を目標に、試走を4回実施。富士吉田市役所から山頂までを1回、同市役所と五合目を2往復する強化トレを1回、五合目から山頂までを2回消化してきた五郎谷は「毎回、どこでタイムを削れるか研究してきました」と振り返ってます。
 それでも、大会記録どころか昨年の記録も下回る「惨敗」。山のスペシャリストは「富士山は1年1年、コースの形状が変化し、自然の厳しさを感じた。それに対応していくのがテーマであり魅力だと思います。今年の結果を踏まえて来年も挑戦したい」と、次回でのリベンジを誓ってました。
 五合目コース男子は同じコモディイイダ所属の山田雄喜(20)が1時間18分38秒の好タイムで優勝。表彰式では「五郎谷さんにポイントを教えていただいたおかげ。来年は山頂コースで憧れの先輩を倒させていただきます」と宣言。伝統のレースが、さらにヒートアップしそうです。

 写真=七合目を過ぎ、独走する五郎谷(後方は一般登山客、飯田貴紀さん提供)

2018年7月29日 (日)

富士登山競走 試走&階段上り

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 本日も27日に開催された第71回富士登山競走をリポートします。
 山頂コースは、前年までの五合目関門通過時間が2時間25分以内(第68、69回大会)、同20分以内(第70回大会)の参加資格タイムをクリアしたランナーしか出場できません。
 標高差約3000メートルを駆け上がる脚力が求められる部門ですが、毎年、ほぼ半数の方が途中の五合目、八合目などの関門を制限時間内に通過できず「完走」を逃しています。
 以下、山頂コースを完走できた方のコメントです。皆さん、すごい練習内容でした。

 T・O(48=3時間41分32秒、東京都)「前回のタイムを40分更新できた。ゴールした時の達成感と解放感が最高。自宅マンション12階の階段上り、試走は1回やって臨みました」
 米川景介(40=4時間1分43秒、茨城県)「山は天候が変わりやすく、頂上の方は寒かった。この日のために1年間、地元の筑波山のスピード登山を月2回のペースで消化してきました」
 森田圭輔(44=4時間3分14秒、岐阜県)「日本一の富士山を上ることは気持ちよい反面、すごくしんどい。五合目より先の上りを意識して、荒島岳や伊吹山の早歩きをよくやりました」
 中村久美(47=4時間14分51秒、東京都)「5度目の山頂コース。富士吉田市役所から同じコースをたどる試走を5回し、16階のオフィスに上がる時は階段を使うのが『お約束』です」
 今井妙子(45=4時間23分21秒、東京都)「3度目の挑戦で初完走。頂上でウルウルしました。坂道トレのほか、トレッドミルの斜度を15%に上げてのジョグ、試走は6回しました」
 佐藤みどり(53=4時間26分1秒、東京都)「昨年は22分台で今年は制限時間(4時間30分)ギリギリ。試走は2回したけど、ロードの部分がきつかったなあ。山は渋滞してました」※敬称略
 
 明日30日も富士登山競走をリポートします。

 写真=六合目を通過したランナー。呼吸が苦しそう(飯田貴紀さん提供)

2018年7月28日 (土)

富士登山競走 憧れ山頂コース

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 第71回富士登山競走が27日、富士吉田市で開催され、山頂コースと五合目コースを合わせて3658人が出場しました。
 富士吉田市役所から吉田口登山道、五合目、富士山山頂までを一気に駆け上る山頂コースの標高差は約3000メートル。過酷なレースだけに、五合目コースで2時間25分以内(第68、69回大会)および同20分以内(第70回大会)の参加資格をクリアできないと出場できません。
 今回も夢の山頂コースを目指し、五合目コースの出場者が全力でアタックしました。以下、悲喜こもごものコメントです。

 丸田真一(44=1時間53分57秒、大阪府)「4回クリック合戦に負けて今回が初参加。ヘロヘロになった。来年は山頂コースに出たいけど1回は試走しないと難しそうですね」
 長尾光啓(39=2時間7分32秒、千葉県)「去年は2時間21分45秒。山頂の資格が取れずに泣いた。坂道やスポーツジムのトレッドミルで走り込み、晴れてクリアできました」
 小佐井猛(37=2時間15分42秒、熊本県)「富士山に来たことも初めて。馬返しを過ぎたら距離感が分からなくなった。太ももとふくらはぎがつりそうで本当にハードでした」
 金井美穂(52=2時間24分4秒、静岡県)「3回続けて(山頂コースの資格記録を)切れなかった。なかなか合格できませんね。坂道で練習して走る力をつけないと無理かなあ」
 M・K(52=2時間26分43秒、東京都)「下から頂上まで走れることが一番の魅力だけど、山頂コースはもう難しいかも。でも、クリックで落ちた人もいるから頑張りました」
 三浦一恵(65=2時間51分59秒、北海道)「世界遺産の富士山で、ずっと上りのコースで力を試せる大会。地元の手稲山や三角山で練習してきたのにタイムが足りなかった」※敬称略
 
 明日29日も富士登山競走をリポートします。

 写真=八合目に向かうランナー(飯田貴紀さん提供)

2018年7月26日 (木)

金哲彦さんの新連載スタート

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 明日27日のスポーツ報知「ランナーズ報知」(東京本社版)に、NHK・BS1「ラン×スマ~街の風になれ」のコーチとしておなじみの金哲彦さん(54)が登場します。11月以降のフルマラソンで初完走及びサブ4を目指すランナーを対象にした新連載「フルへの準備」を担当し、10月まで5回にわたり実践的なポイントをアドバイスしてもらいます。
 早大時代は箱根駅伝で4年連続「山登り」の5区を走って区間賞を2度獲得した実績をもつ金さんですが、お勧めトレーニングはウォーキング。負荷が少なく、初心者が基礎体力を作るにはもってこい。マラソン経験者も時々ゆっくり歩くことで基本をチェックでき、悪い癖を直すことができるそうです。背筋を伸ばし、腕振りは肩甲骨をしっかり動かし肘を後ろに引くこと、足は体の真下で、つま先をまっすぐ前に向けて着地する―。こうした一連の動きができると、すんなりとランニングに移行できるというのが「金メソッド」です。
 当ブログでも随時、新連載「フルへの準備」を紹介します。

 写真=函館マラソンの号砲後、ランナーを見送る金さん(右、7月1日)

2018年7月23日 (月)

野口さん 昭和的に泥くさく

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 本日も21日に都内で開催された「トレーニング&コンディショニングセミナー2018 ~高機能食品がスポーツパフォーマンスを支える~」(報知新聞社など主催)をリポートします。
 アテネ五輪の女子マラソン金メダリスト・野口みずきさん(40)と日本陸連強化委員会マラソン強化戦略プロジェクトリーダーの瀬古利彦・横浜DeNAランニングクラブ総監督(62)、日本陸連科学委員会委員長を務める杉田正明・日体大教授(52)、野口さんをコーチとして指導した廣瀬永和(ひろせ・ひさかず)・岩谷産業陸上競技部監督(53)によるパネルディスカッションでは興味深い話が多く、約300人の参加者は真剣に聞き入ってました。
 アテネ五輪前の野口さんの練習内容が明かされると、場内からは「へぇ~」「すごいな」という感嘆の声。中国・昆明合宿(2004年5月22日~6月23日)では1312キロ、スイス・サンモリッツ合宿(同7月6日~8月11日)では1364キロを走り込み。廣瀬さんによると「昆明はマラソンを走るベース作り。サンモリッツはスピード面を含め、レースに臨む仕上げ」だったとか。
 2年後の東京五輪を目指す選手にアドバイスを求められた野口さんは「量より質を重視した新しいトレーニングを試みる人もいます。でも、日本の伝統はしっかり距離を走ること。私は昭和的な汗くさい泥くさい練習が大事だと思います」とキッパリ。大きな拍手を浴びてました。
 
 写真=笑顔を見せる野口さん(左から2人目)

2018年7月22日 (日)

瀬古さん 大先輩への思い

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 アテネ五輪の女子マラソン金メダリスト・野口みずきさん(40)と日本陸連強化委員会マラソン強化戦略プロジェクトリーダーの瀬古利彦・横浜Denaランニングクラブ総監督(62)をゲストに招いた「トレーニング&コンディショニングセミナー2018 ~高機能食品がスポーツパフォーマンスを支える~」(報知新聞社など主催)が21日、都内で開催されました。
 セミナー冒頭、日本陸連科学委員会委員長を務める杉田正明・日体大教授(52)と瀬古さんが講演。「心で走る」と題した瀬古さんの講演は笑いとホロッとさせるエピソードが多く、約300人の参加者に大受け。2年前、日本陸連からマラソン立て直しのリーダー役を依頼された瀬古さんは、当時のことをこう振り返ってます。
 「2004年のアテネ五輪で野口さんが金メダルを取ってから、日本のマラソン界は低迷。12年のロンドンで中本健太郎が6位入賞したぐらいで『右肩下がり』の状態だったので、陸連からのオファーは貧乏クジみたいに思えた。その頃、仕事先でご婦人に『男子マラソン選手で知っている人は?』と聞いたら、『猫ひろし』と言われた(場内爆笑)。そんな絶望的な状況だったのに最後は受けた。それは何故か。54年前の東京五輪の最終日、男子マラソンで円谷幸吉さんが銅メダルを取って、日本人に勇気と希望、やる気を与えた。彼は4年後のメキシコ大会直前、故障を苦にして自殺したけど、同級生の君原健二さんが『円谷の分も』と頑張って銀メダルに輝いた。現在、冬になると毎週のようにマラソンや駅伝がテレビ中継され、われわれがメシを食えるのも、この2人が命をかけて走ってくれたおかげ。ただ、ダメなままだと今の状況はなくなるという危機感があって引き受けた。報酬はゼロだけど心の報酬があるんだ」
 明日もセミナーの様子をリポートします。

 写真=ステージで動き回って熱弁する瀬古さん

2018年7月16日 (月)

24時間リレー&盆踊り、花火大会

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 本日も14、15日に山梨・富士吉田市で開催された「オートバックスPresents 第24回ランナーズ24時間リレーマラソンin富士北麓公園」をリポートします。
 長時間の大会をあきずに過ごしてもらおうと、14日の午後はお楽しみイベントがいっぱい。競技を続行しながら15時からは親子ランニングタイム、18時を過ぎると盆踊り大会と浴衣ラン、20時からは約5分の花火大会が行われました。
 今回、注目を集めたのは17時から始まったヒートアップリレー。メイン会場の富士北麓公園陸上競技場のトラックを使う「100メートル×4人リレー」が新設され、31チームが参加。優勝したのは「#森からの刺客」チームで、44秒90と驚異的なタイムでした。
 
 写真=地元の婦人会の輪にランナーたちが加わる盆踊り大会

2018年7月15日 (日)

24時間リレーの一体感

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 「オートバックスPresents 第24回ランナーズ24時間リレーマラソンin富士北麓公園」が14、15日に山梨・富士吉田市で開催されました。今回から12時間、6時間の部が新設され、24時間の部と合わせて180チーム・約2000人が約1.6キロの特設コースの周回数を競いました。
 24時間リレーマラソンは準備に追われるイベントです。まず、出場者を募ってエントリーし、会場までの車やバスなどの移動手段を確保。貸し出されるテント内で長時間を過ごすため、各チームとも知恵を出し合い工夫して大会に臨むようです。
 東京・立川市のランニングクラブはビニールシートやテーブル、イス、ランタン、クーラーボックス、紙皿、洗濯ロープ、消臭剤、救急セット、ドリンク類、大量の氷、おやつなどを手分けして持ち寄ります。終了後の入浴、打ち上げも手配するため、幹事さんは春ごろからてんてこ舞いとか。
 そんな手間のかかったイベントだから「フィナーレ」は感動的。競技終了間際には面識すらないランナーたちが「ハイタッチ」で大盛り上がり。みんな、頑張ったという「一体感」が会場にありました。
 15日は早朝から富士山がクッキリ。明日も大会をリポートします。

 写真=富士山に向かって走るランナー(15日午前6時ごろ)

2018年7月13日 (金)

川崎国際EKIDEN 12・9号砲

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 多摩川河川敷で35年間にわたって親しまれてきた「川崎フルマラソン駅伝」が、「川崎国際EKIDEN」となって12月9日に開催されます。
 今回から大会名が大きく変わって内容も大幅にリニューアル。高校生、熟年、国際の部が新たに設けられ、年末の全国男子高校駅伝と同じ7区間・同距離で行われます。都心からのアクセスが良く、平坦で走りやすい多摩川河川敷。高校生は「都大路」気分で、一般ランナーは若者たちの背中を追ってタスキをつなげそうです。
 詳細は下記の通り
 ・開催日 12月9日(日)午前10時スタート
 ・会 場 神奈川県川崎市中原区上丸子天神町(東急東横線・多摩川陸橋下付近)
 ・アクセス  東急東横線・新丸子駅から徒歩約15分
 ・コース 多摩川河川敷マラソンコース=7区間、42.195キロ
 ・参加費 1チーム2万4500円(選手1人3500円、税込み)
 ・申し込み ランネット、ランネットグローバル
 ・締め切り 10月31日(水) 1000チーム限定
 ・問い合わせ 044・754・9133、080・5425・4356

 写真=昨年の「川崎フルマラソン駅伝」スタート風景 

2018年7月12日 (木)

笑顔の函館マラソン

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 明日13日のスポーツ報知「ランナーズ報知」(東京本社版)は、1日に開催された函館マラソン特集。フルとハーフの部に出場した過去最多の計7139人は津軽海峡と函館山、赤レンガ倉庫を望むコースを巡り、冷やし塩ラーメンや海鮮丼など、地元グルメ満載のエイドステーションを楽しみました。
 メイン企画では地元・北海道の師弟コンビで好成績を残した太田尚子さん(48、ハーフ)と及川千文さん(20、フル)を取り上げました。愛媛県から参加した新婚さんはタキシード・ウェディングドレス姿でハッピー完走。雨が降り続くあいにくのコンディションでしたが、ランナーの笑顔が輝いた大会でした。
  
 写真=赤レンガ倉庫街を通過するランナーたち 

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