ブログ報知

 スポーツ報知 |  ブログ一覧

« 24時間リレー&盆踊り、花火大会 | メイン| 野口さん 昭和的に泥くさく »

2018年7月22日 (日)

瀬古さん 大先輩への思い

Img_0980

 アテネ五輪の女子マラソン金メダリスト・野口みずきさん(40)と日本陸連強化委員会マラソン強化戦略プロジェクトリーダーの瀬古利彦・横浜Denaランニングクラブ総監督(62)をゲストに招いた「トレーニング&コンディショニングセミナー2018 ~高機能食品がスポーツパフォーマンスを支える~」(報知新聞社など主催)が21日、都内で開催されました。
 セミナー冒頭、日本陸連科学委員会委員長を務める杉田正明・日体大教授(52)と瀬古さんが講演。「心で走る」と題した瀬古さんの講演は笑いとホロッとさせるエピソードが多く、約300人の参加者に大受け。2年前、日本陸連からマラソン立て直しのリーダー役を依頼された瀬古さんは、当時のことをこう振り返ってます。
 「2004年のアテネ五輪で野口さんが金メダルを取ってから、日本のマラソン界は低迷。12年のロンドンで中本健太郎が6位入賞したぐらいで『右肩下がり』の状態だったので、陸連からのオファーは貧乏クジみたいに思えた。その頃、仕事先でご婦人に『男子マラソン選手で知っている人は?』と聞いたら、『猫ひろし』と言われた(場内爆笑)。そんな絶望的な状況だったのに最後は受けた。それは何故か。54年前の東京五輪の最終日、男子マラソンで円谷幸吉さんが銅メダルを取って、日本人に勇気と希望、やる気を与えた。彼は4年後のメキシコ大会直前、故障を苦にして自殺したけど、同級生の君原健二さんが『円谷の分も』と頑張って銀メダルに輝いた。現在、冬になると毎週のようにマラソンや駅伝がテレビ中継され、われわれがメシを食えるのも、この2人が命をかけて走ってくれたおかげ。ただ、ダメなままだと今の状況はなくなるという危機感があって引き受けた。報酬はゼロだけど心の報酬があるんだ」
 明日もセミナーの様子をリポートします。

 写真=ステージで動き回って熱弁する瀬古さん

コメント

コメントを投稿

おすすめグッズ

 

グッズ紹介

見出し、記事、写真の無断転載を禁じます。Copyright © The Hochi Shimbun.