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2019年1月24日 (木)

81歳 ゴールはおまけ

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 「元気な80代」第3弾は、「山」から「ロード」に軸足を移した鈴木昌男さん(81)=東京都=。左ひざと心臓の手術を乗り越え、「スタートできれば十分。ゴールはおまけ」とレースを楽しむことを心がけています。

 「日本百名山」登頂を目指していた鈴木さんは50代後半、山仲間に勧められて高島平走友会に入会。「まず、足腰を鍛えなさい」と、東京湾までの往復約20キロを週1回、自転車で走破することを指導されました。素直に従った後、大会に出場し始めると「走ることが面白くなってきた」。登山は二の次となって、80を超えていた「日本百名山」登頂は70歳直前まで持ち越されました。
 60歳の時、荒川市民マラソン(現板橋Cityマラソン)で迎えた初フルは4時間24分台で完走。その後、LASTOP(ラストップ=昭和の最後と平成をつなぐ意味)、千代田走友会に入会。ともに皇居を拠点とするランニングクラブで、ラン仲間が一気に増えたそうです。
 鈴木さんは65歳の時、つくばで3時間24分31秒の自己ベストをマーク。年とともにタイムは低下したものの、76歳で出場したホノルルでは4時間22分49秒で「75―79歳」の部1位に輝きました。
 77歳になって左半月板を損傷。「必ず復帰したい」と、治療に定評のあった千葉県内の病院で手術とリハビリを受け、入院は1か月に及びました。79歳で心臓の血管が細くなっていることが判明し、血管を広げる心臓カテーテル手術も経験しました。
 昨年10月の新潟シティマラソンは6時間3分40秒でフィニッシュ。故障と病気の影響は大きかったようですが、本人は「80を越すとフルを走る人がガタッと減る。だけど僕にはおだててくれる仲間がいるから、走れるうちは走る。タイムは気にせず楽しく楽しくね。スタートできればいいんだ。ゴールはおまけだよ」と楽観的です。
 現在、ジョギングは夕方を中心に週4回。スポーツジムには週3回通って、腹筋背筋をマシンなどで鍛えています。今年のフルは古河はなもも(3月)、かすみがうら(4月)、いわて奥州(5月)にエントリー済み。大ベテランは42.195キロを走り抜く「コツ」を披露してくれました。
 「目標は具体的に立てた方がいい。僕は今年、1キロを6分59秒で走る。うまくいけば5時間を切れる計算なんだ。レース中にはキョロキョロすること。あの人の走り方は美しい、この人の脚はきれいだ、景色が目に染みるとか、周りを見ていると楽しくなりますよ」

 写真=皇居周辺を走る鈴木さん

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