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2019年5月17日 (金)

祝ベスト サブ3.5②

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 「祝ベスト」第4回はランニングキャンプで刺激を受け、効率的な練習と本番直前のレースを組み合わせてサブ3.5を達成した漁師恵里子さん(33)=静岡県=です。

 中学校はソフトボール部、高校は陸上部で中長距離(1500、3000メートル)に打ち込んだ漁師さん。24歳の時、ダイエット目的で再び走り始め、半年後にはしまだ大井川マラソンで初フルを迎え、4時間19分24秒で完走した。
 2014年には、ハーフがメイン種目だった前身の静岡駿府マラソンがフル化された第1回静岡マラソンに出場。3時間34分48秒まで記録を伸ばし、一般女子29歳以下の部で7位入賞を果たした。だが、15年と16年大会は「モチベーションが保てず」、4時間台に低迷。17年は3時間38分43秒、18年は同45分2秒と盛り返し、「来年は3時間半を切れそう」と手応えをつかんだ。
 昨年のゴールデンウィーク中には静岡・小山町で開催された2泊3日のランニングキャンプに参加。フルマラソンで「3時間30~50分」を目指すグループの練習メニューをやり通せて自信になり、同時にメンタル面でも転機になった。
 「年上の方々がハーハーゼーゼーと息を切らしながら走っていて、『つらいけど私も頑張ろう』と思った。目標が同じラン仲間と一緒に過ごすことが楽しくて、高校時代の合宿の気持ちがよみがえってきました。『私は走るのが好きなんだ』とも認識でき、うれしかった」
 秋から距離を延ばし、1キロ4分~4分15秒のインターバル走(1キロ×2本、つなぎ500メートル)も消化。今年1月、安倍川河川敷で開催された静岡30Kは2時間28分20秒で、目標の1キロ4分55秒ペースで走り切った。その1か月後に行われた静岡マラソンでは、さらなる進化をとげて周囲を驚かせた。
 「この日のために練習してきたんだ。今までやってきたことを考えれば3時間半を切れる。絶対、切るんだ」。心を強くもってスタートすると体も連動した。40キロまで4分45~55秒のペースをキープ。残り2キロだけ5分台に落ちたが、ベスト記録を10分近く更新する3時間25分45秒でゴール。一般女子30歳代で10位に入るナイスランだった。
 来春、再び走り始めて丸10年となる漁師さん。ランニングへの思いは日増しに強くなっている。
 「マイナス思考になっていたり、このままの状況を引きずりたくない時は、ゆっくりでも走ることで気分がスッキリして笑顔になれます。唯一、自分自身に向き合える時間で、精神面や体の調子もよくなって日々、生き生きと過ごすことができる。気持ちを前向きにしてくれる私の原動力なんです」

 写真=静岡マラソンでバンザイしてゴールする漁師さん(手前)

 ★「祝ベスト」次回は24日に掲載します

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