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2019年6月12日 (水)

遥かなサロマ湖 完走へのコツ 

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 今月30日のサロマ湖100kmウルトラマラソン開催まで3週間を切りました。北の大地に魅せられ、今回で27年連続出場となる鈴木健司さん(44)が語る連載「遥かなサロマ湖」第2回は「レースメイク」。初挑戦者が余裕をもって完走できるペース、コツを紹介してもらいます。

 【13時間】私が勤務するスポーツ用品専門店「アートスポーツ」では毎年、ウルトラマラソン完走クリニックを開催しており、私自身が講師として各大会に向けた対策をお伝えしています。多くの大会が100キロの部の制限時間を14時間に設定する中、サロマ湖は13時間。1時間短い分、ある程度のスピードが必要です。4月以降のクリニックにはサロマ湖に初めて出場する受講者が目立ち、以下のペース配分を参考にしてもらっています。
 【6分30秒】サロマ湖100キロを無理せず走り切る組み立ては、まず最初の50キロを1キロ7分で。次の30キロを8分、残り20キロを9分で走れば、12時間50分でゴールできます。もっとも当日の気象状況や体調次第でパタッと足が止まり、歩きやエイドステーションで休む時間が増えてしまうのがウルトラレース。そこで前半の50キロまでは1キロ6分30秒で刻み、後半に向けた「貯金」を作ることを勧めています。
 【午後3時】長丁場のウルトラは想定通りにいかず、最終盤で故障などのトラブルに見舞われがち。それだけにサロマ湖初挑戦の方は、80キロ地点を10時間以内、午後3時までの通過を目指しましょう。残り20キロの所で制限時間まで3時間の余裕があれば、走って歩いて何とかゴールできます。その意味では65キロあたりから80キロ付近までが完走できるかどうかの分かれ目。疲労がピークとなる時間帯ですが、一番の踏ん張り所です。

 ◆鈴木 健司(すずき・けんじ)1974年9月27日、東京・世田谷区生まれ。サロマ湖100キロは26回出場して22回完走(リタイア4回)。サロマ湖ベスト記録は10時間45分59秒(93年)。フルマラソンベストは3時間15分3秒(98年、勝田)。身長180センチ、体重76キロ。血液型AB。
 ▼ブログ https://plaza.rakuten.co.jp/artsuzuki/
 ▼FB https://www.facebook.com/suzuki.kenji.18

 写真=2016年、20回目の完走を果たした鈴木さん(右側は獲得した完走メダル)

 ★アートスポーツ 6月のウルトラマラソン完走クリニック
 15日(土)本店(御徒町)=午前9時30分~11時45分。1000円
 申し込み先 e‐moshicom(イー・モシコム)

 次回掲載=19日(水)

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