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2019年8月

2019年8月18日 (日)

風雨のフィナーレ

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 北海道を縦断する「TRANS・YEZO」(トランス・エゾ)は17日、第14ステージ(浜頓別~宗谷岬 60.7キロ)を終え、2週間の行程が閉幕しました。
 台風10号通過に伴う暴風雨の中、一行は浜頓別からひたすら北上。襟裳岬から500キロ地点を経て9キロ続く直線道路へ。オホーツク海沿いに出てからは砂浜を2キロ走る予定でしたが、海が荒れて波が高かったため砂浜は回避。初日の4日に通った宗谷丘陵を上り、眼下に見える日本最北端の宗谷岬を目指しました。
 今大会の制限時間内完走者は、宗谷岬と襟裳岬を往復する「アルティメイト・ジャーニー」(1102.4キロ)の田畠実さん=204時間13分=、襟裳岬から宗谷岬までの「toそうや」(556.4キロ)の根本孝寿さん=98時間8分=の2人。最終日は根本さんが先行してましたが、ゴール手前で田畠さんが追いつき一緒にゴールしました。

 写真=強風の宗谷岬に到着した参加者たち

2019年8月16日 (金)

仲間と思い出作り

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 北海道を縦断する「TRANS・YEZO」(トランス・エゾ)は、いよいよ最終盤。15日の第12ステージ(旭川大~美深温泉)は2週間の行程中、最長の98.3キロを走りました。
 この日は午前3時にスタートし、制限時間は午後10時までの19時間。長丁場だけに見所はたくさんあって、ピップエレキバンのロケ地として話題になった比布駅(JR北海道・宗谷本線)、作家・三浦綾子の作品名になった塩狩峠を通過します。和寒から風連、東雲峠を越え、そば畑やひまわり畑を眺めて美深の街へ。ラスト10キロは第2ステージで河口部を走った天塩川を何度かまたいでゴールの美深温泉を目指しました。
 23回目を迎えた今回は33人がエントリー。全国からリピーターが集う中、地元・北海道からは宮村達郎さん(67)が7度目の出場です。
 宮村さんは札幌市が拠点のURC(ウルトラ・ランナーズ・クラブ)会長で、サロマ湖100kmウルトラマラソンに32回出場して26回完走した大ベテラン。今年初めてサロマ湖エントリーを見送り、トランス・エゾの宗谷岬と襟裳岬を往復する「アルティメイト・ジャーニー」(1102.4キロ)に備えてきました。
 「3年前に出た時、身内に不幸があって4日間抜けた。それが心残りで、もう1回、アルティに挑戦したかった」とか。もっとも体調不良の日もあり、制限時間内に完走できない日もありますが、「気心の知れた仲間と過ごせて楽しよ。毎日、思い出を作りながら走ってるんだ」。あと2日。宗谷岬に向かって前進します。

 写真=通算900キロ地点を通過した宮村さん(左端)

2019年8月15日 (木)

メロン&スイカ 農園エイド

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 北海道を縦断する「TRANS・YEZO」(トランス・エゾ)は、2週間の行程中、最も美しいロケーションを迎えました。
 13日の第10ステージ(新得温泉~富良野 79.8キロ)は、狩勝峠を越えて故高倉健さんの主演映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地として有名な幾寅駅(JR根室本線)へ。その後、樹海峠を越えて老節布経由で富良野に向かいます。ゴールの5キロ手前では笠原農園さんの「豪華メロン&トマト」エイドが最高でした。
 14日の第11ステージ(富良野~旭川大 69キロ)は、中富良野からパノラマロード江花、ジェットコースターの道へ。美馬牛では新田農園さんの「スイカ、じゃがいも、11種のプチトマト」エイドを堪能=写真=。そして、絵はがきのような景色が続く美瑛のパッチワークの丘を通過し、心暖まる1日となったようです。

2019年8月13日 (火)

大会が一番の練習

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 北海道を縦断する「TRANS・YEZO」(トランス・エゾ)は12日、第9ステージ(大樹町~新得温泉 93.3キロ)を終えました。
 コースは大樹町から236号線を北上し、幸福駅(広尾線の廃線に伴い1987年2月に廃駅)を経由後、大正から十勝大平原の農場地帯を横切り十勝清水を経て新得温泉へ。今大会で2番目に長い距離のため、一行は午前3時にスタート。眠さと闘うステージですが、天候は肌寒いぐらいのナイスコンディション!もっとも、意識を遠のかせる長~い一本道や砂利道があり、注意力が必要とのことです。
 さて、宗谷岬と襟裳岬を往復する「アルティメイト・ジャーニー」(1102.4キロ)の部の出場者は、どんな準備をしてきたのか気になるところ。9回目の出場の田畠実さん(61)=富山県=が春以降に走ったレースは下記の通りです。
 3月=淡路島一周マラニック(約146キロ)
 4月=チャレンジ富士五湖116キロの部(85キロでリタイア)
 5月=長崎橘湾岸スーパーマラニック173キロの部(80キロでリタイア)、野辺山100キロ
 6月=飛騨高山100キロ、サロマ湖100キロ
 7月=みちのく津軽ジャーニーラン263キロ
 「大会に出ることが一番の練習」という田畠さん。毎月、各地に出向いて8月の「1102.4キロ」に備えてきました。

 写真=幸福駅で休憩する田畠さん(右から2人目)

2019年8月11日 (日)

宗谷岬へ北上556.4キロ

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 北海道を縦断する「TRANS・YEZO」(トランス・エゾ)は11日、襟裳岬から宗谷岬を目指す後半戦に入りました。
 前日の10日には「toえりも」(宗谷岬―襟裳岬 546.0キロ)を終えた人と、翌11日からの「toそうや」(襟裳岬―宗谷岬 556.4キロ)に出場する人の歓送迎会が行われ、楽しい一時だったようです。
 11日の第8ステージは襟裳岬から太平洋を右手に黄金道路を北上し、広尾町から内陸部に入り大樹町までの74.5キロ。早朝時にはTシャツではいられないほど冷え込み、逆に広尾からの内陸部では灼熱の太陽が照りつけましたが、午前の冷気がそのまま残って走りやすいコンディションでした。
  
 写真=太平洋沿いを快調に進む参加者

2019年8月10日 (土)

牧場の緑と競走馬にウットリ

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 「TRANS・YEZO」(トランス・エゾ)は9日、第6ステージ(富川―浦河、84.5キロ)を終了。コースは富川から新冠、静内のサラブレッド牧場=写真=を通過後、太平洋岸沿いを南下し、三石を経て浦河がゴールです。
 この日は夜中に降り続いた大雨がスタート時にはやんだものの、ひどい強風に見舞われました。それでも午後には日が照りだし、牧場の緑と美しいフォルムの競走馬の姿に皆さん、癒されたそうです。
 本日10日は第7ステージ(浦河ー襟裳岬、53.8キロ)。宗谷岬から襟裳岬までの「toえりも」(約546.0キロ)が終わり、11日からは襟裳岬から宗谷岬までの「toそうや」(556.4キロ)に入ります。

2019年8月 8日 (木)

暑いよ 日本一長い直線

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 「TRANS・YEZO」(トランス・エゾ)は7日、第4ステージ(北竜ー栗山)を迎え、宗谷岬から襟裳岬までの「toえりも」(約546.0キロ)の中で最長区間の87.7キロを終えました。
 コースは北竜から雨竜、滝川を抜け、29.2キロも続く日本一長い直線道路へ=写真=。朝から曇り空で皆さん「ラッキー」と喜んでいたところ、直線道路に入ると陽が射し始めて気温は28~29度に。前日に続いて暑さとの闘いになりました。
 3日連続で80キロ以上を走ってきたため、この日の制限時間(16時間)内完走者は2人のみ。それでもゴール地点の栗山にある「ラーメン龍覚」さんでラーメンとジンギスカンBBQが振る舞われ、一行は英気を養ったようです。
 

2019年8月 7日 (水)

球児に負けない?熱闘レース

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 「TRANS・YEZO」(トランス・エゾ)は6日、第3ステージ(羽幌ー北竜、85.3キロ)を終えました。一行は朝4時に羽幌をスタートし、前日に続き日本海を右手に見ながらオロロンラインをひたすら南下。途中、北海道(北加伊道)の名付け親で探検家・松浦武四郎の像やにしん番屋などを通って50キロ先の留萌を目指しました。
 JR留萌本線は2年前、留萌―増毛間が廃線となり、現在は留萌駅が同線の終着駅。後半は、その留萌から約35キロ内陸に入って美葉牛峠を越え、ひまわりの里・北竜町がゴールです。早朝は曇りで涼しかったのに、すぐ蒸し暑くなって気温は28度まで上昇。午後3時を過ぎても26度までしか下がらず、ランナーを苦しめたようです。
 本日7日は第4ステージ(北竜ー栗山、87.7キロ)。北海道内陸部は30度前後まで気温が上がりそうで、今年は暑~いレースとなっています。

 写真=宗谷岬から200キロ地点を通過

2019年8月 5日 (月)

荷物は軽く 宿舎で洗濯

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 北の大地を駆け抜ける「TRANS・YEZO」(トランス・エゾ)は5日、第2ステージ(幌延―羽幌、85.3キロ)に入りました。一行は天塩川河口から日本海を右手に見ながらオロロンライン(石狩市から天塩町までの国道231・232号の愛称)を南下します。
 トランス・エゾは参加者が必要な荷物を持って走るのが「ルール」。宗谷岬と襟裳岬を往復する「アルティメイト・ジャーニー」(1102.4キロ)は2週間の行程なので、背負うリュック類をいかに軽くするかがテーマです。
 ある男性のリュックの中身は着替え一式(Tシャツ、短パン、ソックス、下着類)、タオル、ティッシュ、薬品(鎮痛剤、胃薬、テーピング用品)、歯ブラシ、ランプ、携帯電話、充電器、財布(5~6万円)、カード類などで重さは5~600グラム。宿舎に着くと衣類を洗濯し、翌日用の衣類を着たまま布団に入るとか。ペットボトル類は持たず、途中のコンビニや自販機で購入します。
 もっとも北海道が舞台ですから、20キロ以上もコンビニや自販機がない所も点在。こうした情報を前日のミーティングで確実にチェックすることが「お約束」だそうです。
 
 写真=天塩川沿いの砂利道を進むランナー。空が高く見える

2019年8月 4日 (日)

1102.4キロの走り旅

2019

 北海道を縦断するウルトラマラソン「TRANS・YEZO」(トランス・エゾ)が4日午前5時、日本最北端の宗谷岬をスタートしました。
 今年で23回目を迎えた大会の種目は、宗谷岬と襟裳岬を往復する「アルティメイト・ジャーニー」(1102.4キロ、4~17日)、宗谷岬から襟裳岬までの「toえりも」(546.0キロ、4~10日)、襟裳岬から宗谷岬までの「toそうや」(556.4キロ、11~17日)の3つ。いずれもステージレース形式で、参加者は行程期間内に必要な荷物を背負って走ります。
 今年は「アルティメイト・ジャーニー」が20周年記念を迎え、総距離が従来の1101.9キロから1102.4キロに延びて史上最長距離に。単純計算だと80キロ近い距離を14日間続けて走るため、参加者は1キロ10分前後までスピードを落として体力消耗を防ぎ、宿舎ではアイシングやマッサージなどのケアに努めることが日課となっています。
 今回は「アルティメイト・ジャーニー」7人、「toえりも」11人、「toそうや」12人がエントリー。「toえりも」は宗谷岬から日本海側に南下、留萌から岩見沢、鵡川に抜けて太平洋岸沿いを襟裳岬へ。「toそうや」は襟裳岬から黄金道路を北上、狩勝峠から富良野、旭川、美深、浜頓別に抜けてオホーツク海沿いをゴールの宗谷岬まで北進します。往路と復路は全く違うコースですから、北の大地の自然、おいしい食べ物、地元の人たちとの触れ合いをたっぷり楽しめる「走り旅」なのです。
 第1ステージのこの日は宗谷岬から幌延までの77.3キロ。緑の牧草地が続く広大な宗谷丘陵やオホーツク海、日本海、利尻富士が参加者たちを出迎えてくれました。明日から随時、トランス・エゾの様子をリポートします。

 写真=気温17度、早朝の宗谷丘陵を上るランナーたち

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