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2019年8月11日 (日)

宗谷岬へ北上556.4キロ

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 北海道を縦断する「TRANS・YEZO」(トランス・エゾ)は11日、襟裳岬から宗谷岬を目指す後半戦に入りました。
 前日の10日には「toえりも」(宗谷岬―襟裳岬 546.0キロ)を終えた人と、翌11日からの「toそうや」(襟裳岬―宗谷岬 556.4キロ)に出場する人の歓送迎会が行われ、楽しい一時だったようです。
 11日の第8ステージは襟裳岬から太平洋を右手に黄金道路を北上し、広尾町から内陸部に入り大樹町までの74.5キロ。早朝時にはTシャツではいられないほど冷え込み、逆に広尾からの内陸部では灼熱の太陽が照りつけましたが、午前の冷気がそのまま残って走りやすいコンディションでした。
  
 写真=太平洋沿いを快調に進む参加者

2019年8月10日 (土)

牧場の緑と競走馬にウットリ

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 「TRANS・YEZO」(トランス・エゾ)は9日、第6ステージ(富川―浦河、84.5キロ)を終了。コースは富川から新冠、静内のサラブレッド牧場=写真=を通過後、太平洋岸沿いを南下し、三石を経て浦河がゴールです。
 この日は夜中に降り続いた大雨がスタート時にはやんだものの、ひどい強風に見舞われました。それでも午後には日が照りだし、牧場の緑と美しいフォルムの競走馬の姿に皆さん、癒されたそうです。
 本日10日は第7ステージ(浦河ー襟裳岬、53.8キロ)。宗谷岬から襟裳岬までの「toえりも」(約546.0キロ)が終わり、11日からは襟裳岬から宗谷岬までの「toそうや」(556.4キロ)に入ります。

2019年8月 8日 (木)

暑いよ 日本一長い直線

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 「TRANS・YEZO」(トランス・エゾ)は7日、第4ステージ(北竜ー栗山)を迎え、宗谷岬から襟裳岬までの「toえりも」(約546.0キロ)の中で最長区間の87.7キロを終えました。
 コースは北竜から雨竜、滝川を抜け、29.2キロも続く日本一長い直線道路へ=写真=。朝から曇り空で皆さん「ラッキー」と喜んでいたところ、直線道路に入ると陽が射し始めて気温は28~29度に。前日に続いて暑さとの闘いになりました。
 3日連続で80キロ以上を走ってきたため、この日の制限時間(16時間)内完走者は2人のみ。それでもゴール地点の栗山にある「ラーメン龍覚」さんでラーメンとジンギスカンBBQが振る舞われ、一行は英気を養ったようです。
 

2019年8月 7日 (水)

球児に負けない?熱闘レース

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 「TRANS・YEZO」(トランス・エゾ)は6日、第3ステージ(羽幌ー北竜、85.3キロ)を終えました。一行は朝4時に羽幌をスタートし、前日に続き日本海を右手に見ながらオロロンラインをひたすら南下。途中、北海道(北加伊道)の名付け親で探検家・松浦武四郎の像やにしん番屋などを通って50キロ先の留萌を目指しました。
 JR留萌本線は2年前、留萌―増毛間が廃線となり、現在は留萌駅が同線の終着駅。後半は、その留萌から約35キロ内陸に入って美葉牛峠を越え、ひまわりの里・北竜町がゴールです。早朝は曇りで涼しかったのに、すぐ蒸し暑くなって気温は28度まで上昇。午後3時を過ぎても26度までしか下がらず、ランナーを苦しめたようです。
 本日7日は第4ステージ(北竜ー栗山、87.7キロ)。北海道内陸部は30度前後まで気温が上がりそうで、今年は暑~いレースとなっています。

 写真=宗谷岬から200キロ地点を通過

2019年8月 5日 (月)

荷物は軽く 宿舎で洗濯

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 北の大地を駆け抜ける「TRANS・YEZO」(トランス・エゾ)は5日、第2ステージ(幌延―羽幌、85.3キロ)に入りました。一行は天塩川河口から日本海を右手に見ながらオロロンライン(石狩市から天塩町までの国道231・232号の愛称)を南下します。
 トランス・エゾは参加者が必要な荷物を持って走るのが「ルール」。宗谷岬と襟裳岬を往復する「アルティメイト・ジャーニー」(1102.4キロ)は2週間の行程なので、背負うリュック類をいかに軽くするかがテーマです。
 ある男性のリュックの中身は着替え一式(Tシャツ、短パン、ソックス、下着類)、タオル、ティッシュ、薬品(鎮痛剤、胃薬、テーピング用品)、歯ブラシ、ランプ、携帯電話、充電器、財布(5~6万円)、カード類などで重さは5~600グラム。宿舎に着くと衣類を洗濯し、翌日用の衣類を着たまま布団に入るとか。ペットボトル類は持たず、途中のコンビニや自販機で購入します。
 もっとも北海道が舞台ですから、20キロ以上もコンビニや自販機がない所も点在。こうした情報を前日のミーティングで確実にチェックすることが「お約束」だそうです。
 
 写真=天塩川沿いの砂利道を進むランナー。空が高く見える

2019年8月 4日 (日)

1102.4キロの走り旅

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 北海道を縦断するウルトラマラソン「TRANS・YEZO」(トランス・エゾ)が4日午前5時、日本最北端の宗谷岬をスタートしました。
 今年で23回目を迎えた大会の種目は、宗谷岬と襟裳岬を往復する「アルティメイト・ジャーニー」(1102.4キロ、4~17日)、宗谷岬から襟裳岬までの「toえりも」(546.0キロ、4~10日)、襟裳岬から宗谷岬までの「toそうや」(556.4キロ、11~17日)の3つ。いずれもステージレース形式で、参加者は行程期間内に必要な荷物を背負って走ります。
 今年は「アルティメイト・ジャーニー」が20周年記念を迎え、総距離が従来の1101.9キロから1102.4キロに延びて史上最長距離に。単純計算だと80キロ近い距離を14日間続けて走るため、参加者は1キロ10分前後までスピードを落として体力消耗を防ぎ、宿舎ではアイシングやマッサージなどのケアに努めることが日課となっています。
 今回は「アルティメイト・ジャーニー」7人、「toえりも」11人、「toそうや」12人がエントリー。「toえりも」は宗谷岬から日本海側に南下、留萌から岩見沢、鵡川に抜けて太平洋岸沿いを襟裳岬へ。「toそうや」は襟裳岬から黄金道路を北上、狩勝峠から富良野、旭川、美深、浜頓別に抜けてオホーツク海沿いをゴールの宗谷岬まで北進します。往路と復路は全く違うコースですから、北の大地の自然、おいしい食べ物、地元の人たちとの触れ合いをたっぷり楽しめる「走り旅」なのです。
 第1ステージのこの日は宗谷岬から幌延までの77.3キロ。緑の牧草地が続く広大な宗谷丘陵やオホーツク海、日本海、利尻富士が参加者たちを出迎えてくれました。明日から随時、トランス・エゾの様子をリポートします。

 写真=気温17度、早朝の宗谷丘陵を上るランナーたち

2019年7月30日 (火)

川内&野口 お笑い連携

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 明日31日のスポーツ報知「ランナーズ報知」(東京本社版)は、20日に都内で開催された「トレーニング&コンディショニングセミナー2019 ~高機能食品がスポーツパフォーマンスを支える~」(報知新聞社主催)を見開き2ページで特集します。
 パネルディスカッションには(写真左から)プロランナーに転向した川内優輝(32)=あいおいニッセイ同和損保=、アテネ五輪の女子マラソン金メダリスト・野口みずきさん(41)、9月の東京五輪マラソン代表選考レースMGCに服部勇馬ら4人が出場するトヨタ自動車陸上長距離部・佐藤敏信監督(56)、日本陸連科学委員会委員長を務める日体大・杉田正明教授(53)ら4人が出席しました。
 昨年4月、雨中のボストンマラソンを2時間15分58秒で制した川内。その話になると「私にはゴールでぶっ倒れるというイメージがあるけど、ボストンは呼吸も余裕があって元気でピンピン。わけの分からない日本人(川内)が飛び出し、有力なケニアの選手がつられて追っかけて混乱しちゃった。集団のペースが上がって下がって体力消耗し、みんなが変になって私が勝ちました」と絶口調。場内に笑いと拍手が続く中、野口さんが「川内君、止まんない。タイムキーパーさんが青くなってるよ」と続け、さらなる爆笑を誘ってました。
  

2019年7月27日 (土)

富士登山競走 天気が憎い?

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 第72回富士登山競走が26日、山梨・富士吉田市で開催されました。今回は山頂コースと五合目コースに約4000人がエントリーしましたが、悪天候が見込まれて山頂コースは五合目で打ち切り。この日を目指して練習してきた方には、ちょっと残念な1日でした。
 富士吉田市役所から吉田口登山道、五合目までは約15キロで標高差は約1480メートル。3回目の五合目コースを2時間25分32秒でゴールした柴田富久子さん(58)は「朝は雨がぱらつく程度でコンディションは悪くなかったけど、途中から日が差して暑くなった。でも、試走では頑張っても3時間はかかるのに、本番は速く走れるから不思議。富士山も見えたから楽しめた」と満足そうでした。
 富士山山頂までを駆け上る山頂コースは約21キロで標高差は約3000メートル。過酷なレースだけに、五合目コースで2時間25分以内(第69回大会)および同20分以内(第70、71回大会)の実績がないと参加できません。
 悪天候によって山頂コースが五合目打ち切りとなったのは3年ぶり。栄光のフィニッシャーとなるには脚力と精神力に加え、「天気運」も必要かもしれません。

 写真=四合目付近を通過するランナー(飯田貴紀さん提供)

2019年7月22日 (月)

川内 カレーを語る

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 本日も20日に都内で開催された「トレーニング&コンディショニングセミナー2019 ~高機能食品がスポーツパフォーマンスを支える~」(報知新聞社主催)をリポートします。
 4回目を迎えたセミナーには今回、今春からプロランナーに転向した川内優輝(32)=あいおいニッセイ同和損保、写真=が初登場。これまでの体験を大いに語り、アテネ五輪の女子マラソン金メダリスト・野口みずきさん(41)、日本陸連科学委員会委員長を務める杉田正明・日体大教授(53)、9月の東京五輪マラソン代表選考レース・MGCファイナルに服部勇馬ら4人を出場させる佐藤敏信・トヨタ自動車陸上長距離部監督(56)ら出席者、約300人の参加者をたっぷり笑わせてました。
 パネルディスカッションで杉田教授から「最近、ケニアの選手がカレーを食べるようになったと聞きましたが、説明して下さい」と振られると、元市民ランナーはこう答えました。
 「今年3月のびわ湖マラソンの前日、レセプションで私がカレーを食べてると、ケニアやエチオピアの選手がまねしてカレーを食べ始めた。次の日は冷たい雨で、いつもならアフリカ勢は崩れるのに最後まで走れてた。それは前日に私のまねをしたから、寒いレースにはカレーが効果を発揮するんだ、と勝手に思ってます」
 川内本人の成績は2時間9分21秒で8位(日本人2位)。前日のルーティンとして大盛りカレーを食べることは、一般ランナーには有名です。

2019年7月21日 (日)

野口さん 青梅30キロの思い出

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 本日も20日に都内で開催された「トレーニング&コンディショニングセミナー2019 ~高機能食品がスポーツパフォーマンスを支える~」(報知新聞社主催)をリポートします。
 今回のゲストはアテネ五輪の女子マラソン金メダリスト・野口みずきさん(41)=写真=と今春、プロランナーに転向した川内優輝(32)=あいおいニッセイ同和損保=。日本陸連科学委員会委員長を務める杉田正明・日体大教授(53)、9月の東京五輪マラソン代表選考レース・MGCファイナルに服部勇馬ら4人を出場させる佐藤敏信・トヨタ自動車陸上長距離部監督(56)も加わったパネルディスカッションは興味深い話が多く、約300人の参加者が聞き入ってました。
 「一番、印象に残っているレースは?」という質問に対する野口さんの答えは「皆さん、2004年のアテネ五輪と想像されるかもしれませんが、同じ年の2月の青梅マラソンが心に残ってます」。その理由は下記の通りです。
 「青梅30キロの上りと下りを『仮想アテネ』のつもりで走った。ゴールの奥には記者さんがたくさんいて『アテネもこうだったらいいな』と思ってテープを切ったら、『こらやめろ。オレは監督じゃ~』という声が聞こえた。すると、私が所属するグローバリーの藤田信之監督が警備員の方に抑えられてた。彼はパンチパーマで金色の指輪とネックレスをしてたから不審者と思われたみたい。『私の監督さんです』と説明して解放されましたが、本当に驚きました」
 ちなみに野口さんの記録は1時間39分9秒。今なお残る青梅30キロ・女子の最速記録です。

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