釣り船の船長は無愛想で頑固なイメージがあります。最近でこそイケメンの草食系船長もいたりしますが、皆さんはどんな船長が好きですか?
数年前、報知指定船宿の船長を集めて接客講習会を開きました。東京都内のホテルの宿泊マネジャーに「接客サービス」をテーマに講演してもらいました。「話しかけやすい態勢づくりと清潔感。プライバシーを守るのもサービスです」などホテル流サービスが説明されました。
そこで、ある船長がこう言ったのです。「我々はお客さんに釣ってもらうのが仕事。だから、釣れているときは、こっちが無愛想でもお客さんは喜んでくれる。でも、釣れていないときは、いくら愛想良くしても、喜んではもらえない」
なるほど。その言葉が講習会の結論になりました。確かに釣り船では“釣らせる”のが最大のサービスです。
無愛想なのは“釣らせる”自信の表れなのかもしれません。そう思って船長の顔を見ると、面白いかもしれません。→報知指定船宿はこちら
スポーツ報知の日曜日付首都圏版に「東京ドームシティへ行こう」を毎週連載しています。「ディズニー報知」の下にあるコーナーです。スポーツ報知を持って東京ドームに行く読者を意識した情報ということもあり、WEBサイトには掲載していません。25日付は元巨人投手の酒井純也クンが野球塾のコーチになったという話を書いています。私と同姓ということで、現役時代から注目していましたが、セカンドキャリアにも期待しています。
東京ドームシティ黄色いビル3階の屋内型スポーツ施設「スポドリ!」で昨年10月に開校した東京ドーム野球塾が進化している。梅田浩塾長(30)=元巨人外野手=㊧に加え、4月から元巨人投手の酒井純也氏(33)㊨がコーチに就任。投手育成コースが新設され、さらに打撃に特化したクラスもできることになった。
酒井コーチは、島根・矢上高から98年ドラフト5位で巨人に入団し、9年間でプロ通算1勝4敗。08年から三菱重工広島で活躍し、昨年に引退。指導歴6年目の柔和な塾長と比べると、まだ勝負師の雰囲気をまとっている酒井コーチだが、「とにかく子供たちといっしょになってやることが大事」と言葉よりも行動で範を示している。
10人以内の少人数制で小学生(低、中、高学年)、中学生、一般成人のコースがあり、それぞれ総合、特打、特投、マンツーマンレッスンがある。月曜から金曜の16時から22時まで、1時間刻みの時間割はびっしり。入会金1万円で、月会費は1万2600円(小学生総合月4回)~。入塾説明会は毎月開かれており、6月は6日、13日、18日の18時45分~1時間程度。希望者はスポドリ!フロント(TEL03・3812・4415)に事前予約を。 (5月25日付スポーツ報知)
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