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2016年12月 3日 (土)

年末格闘技「RIZIN」が目指すのは、馬場と猪木の集大成!?

 12月29、31日に開催される総合格闘技「RIZIN」(さいたまスーパーアリーナ)の対戦カードがほぼ出そろった。ミルコ・クロコップVSヴァンダレイ・シウバ、元大関・バルトVS高阪剛がラインアップされたワールドGP2016無差別級トーナメント、186センチ女子のギャビ・ガルシアVS元参院議員レスラー神取忍、小池栄子の夫・坂田亘、あびる優の夫・才賀紀左衛門が参戦するなど話題性はたっぷり。
 しかし、ミルコ、シウバ、高阪、坂田はオーバー40だし、神取に至っては52歳と“昔の名前で出ています”感は否めない。その批判を百も承知しているのが榊原信行実行委員長(53)だ。11月30日の会見後にこう話した。「世間との勝負なんです。格闘技を知らない人たちに何を届けるか」世界最高峰の勝負を見せるのも責務だが、日本で無名な選手を集めても、大衆は見向きもしてくれない。「そこのバランスをどうとっていくか」を考えながら、NHK紅白歌合戦との視聴率争いに挑む。
 マニアックなファンではなく、いかに世間を引きつけることができるか。「対世間」というキーワードをかつてリングに持ち込んだのがアントニオ猪木(現参院議員)だった。世間の目を引くため、ムハマド・アリとの格闘技世界一決定戦や“路上襲撃↓警察沙汰”など話題作りを仕掛けていった。
 このイノキイズムが染み付いている弟子の高田延彦氏(54)をスポークスマンとして統括本部長に任命しているのもさすがだ。一方で榊原氏はこうつぶやいたこともある。「ジャイアント馬場さんがやっていた『チャンピオンカーニバル』という響きが私は好きなんですよね」世界の強豪を並べる興行のことだ。猪木的なことを言ったかと思えば、しっかり馬場的なことも言う。このバランス感覚はさすが元テレビマンだ。
 ベテランの合間を縫って才賀を始め、RENA、山本アーセンら20代選手も多数出場する。高田本部長は初出場の若手選手にこう言った。「大みそか、テレビの向こうで見てる人はとんでもない数です。初めて見る人も多い。そういう人たちのハートに突き刺さる存在感を見せられるか。とにかく目立つこと」最盛期を過ぎたスターが呼んだ客を若手がかっさらっていく。そんな新陳代謝の成功に期待したい。(酒井 隆之)

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