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2017年6月

2017年6月30日 (金)

「世界格闘技の日」制定から1年後の“場外乱闘”…金曜8時のプロレスコラム

 元プロレスラーのアントニオ猪木参院議員(74)と元プロボクシング世界ヘビー級王者のムハマド・アリ氏(享年74)が1976年に格闘技世界一決定戦を戦った6月26日が、社団法人・日本記念日協会から「世界格闘技の日」に認定されたのは、決戦から40周年にあたる昨年のことだった。
 昨年は同日に猪木氏が創設したIGF(イノキ・ゲノム・フェデレーション)が、東京ベイクルージングレストラン「シンフォニー」で東京湾を航行する船上パーティーを開催。猪木氏の師匠・力道山夫人の田中敬子さん、新日本プロレス歴代社長の坂口征二氏、藤波辰爾氏。そして船木誠勝(48)、元幕内・若麒麟の鈴川真一(33)のイノキ・ゲノム(遺伝子=弟子)たちが集まり、祝杯をあげた。スポーツ報知でも猪木・アリ戦の連載企画で盛り上げたが、さて今年は…。
 41周年のイベントがないことは事前に確認していたため、猪木・アリ戦が意識の外にあった26日、IGFから「『猪木夫人の不当利得返還請求事件にまつわる、参議院議員アントニオ猪木氏の政治資金に関して』記者会見のお知らせ」という27日の会見案内がメールとFAXで届いた。発信日付が6・26であることを認識して、衝撃を受けた。
 翌日、IGF本社に顔を出したが、これまでの会見では見たことのない報道陣の多さだった。会見には、IGFの青木弘充社長(42)、猪木氏の娘婿でもあるサイモン・ケリー・猪木取締役(43)、宇田川強エグゼクティブディレクター(38)、そして猪木氏の実弟である啓介氏(69)が列席。
 この日に東京地裁で審理された猪木夫人の不当利得返還請求事件とは、猪木氏がIGF取締役を辞任した2014年3月から16年12月の間に猪木氏のマネジメントを行う猪木夫人の橋本田鶴子氏に支払われた4250万円(接待交際費、海外含む旅費、マッサージ代など)を不当利得として返還請求しているもの。会見では、この件以外にも、2016年8月のCM契約料2500万円を請求していることや、猪木氏の政治資金に関して適切な収支報告がなされていないことなどが明かされた。
 猪木氏が田鶴子さんと再婚したことは2月に関係者に報告されたものの、夫妻が記者発表を避けたため、記事にはしてこなかったが、このような形で「猪木夫人」と書くことになるとは思わなかった。それももう一つの6・26物語なのだが、本題ではないので“場外乱闘”に話を戻そう。
 最初に仕掛けたのは猪木氏だった。猪木氏が5月25日に会見を開き、7月24日に後楽園ホールでIGFとは違う格闘技イベント「ISM」の開催を発表。師匠、カール・ゴッチ氏の没後10周年、ムハマド・アリ氏の没後1周年を記念する大会で、この席で猪木氏は「IGFは整理する」とコメントし、解散の意向を示したのだ。
 IGFの会見でサイモン氏は「6月26日は猪木・アリ戦の記念日でもあるんですね。去年は40周年という形で世界格闘技の日ということで、日本、そして世界から、アリの家族も含めてお祝いメッセージも頂きましたし、まさか1年後がこんなことになってるとは誰も思ってなかったと思いますので、とても残念です」と話し、番記者たちとあの船上パーティーを懐かしんだ。
 そして29日、IGFの新ブランドNEWのエースだった鈴川が、猪木氏に土下座して謝罪し、IGF離脱を表明した。鈴川とタッグを組んでNEWを盛り上げていた船木はリアルジャパンプロレスの試合後、取材に応じ「猪木さんに来いと言われたら、しゃあないですよ。それもすごいわかるんで」と鈴川の心情を思いやった。「自分は1回、猪木さんから離れちゃったんで…」とかつてのUWF移籍(1989年)を引き合いに出し、「去年、船上パーティーでご一緒できたので、すごいうれしいです」と船木にとっても意義深いクルージングだったようだ。
 2年目の「世界格闘技の日」は、お家騒動によって、船上パーティー以上の話題となり、「週刊プロレス」の表紙になったばかりか、ワイドショーでも取り上げられた。来年も、6・26という記念日を忘れないでおこう。(酒井 隆之)

2017年6月29日 (木)

レジェンド王座奪回の船木がIGF続投表明…エース鈴川は猪木に土下座し離脱

 ◆リアルジャパンプロレス「初代タイガーマスク黄金伝説2017LEGEND OF THE GOLD7」(29日、東京・後楽園ホール)

 メインイベントのレジェンド選手権は、挑戦者で前王者の船木誠勝(48)が、王者・大谷晋二郎(44)を12分49秒、横入り回転エビ固めで破り、第12代王者に就いた。船木はリング上で次期挑戦者を呼びかけたが、誰も名乗りを上げず、セミファイナルでロッキー川村(35)を下したスーパー・タイガーを指名した。
 それよりも気がかりなのは、分裂騒動に揺れているIGF問題だ。創設者のアントニオ猪木参院議員(74)が「IGFは整理する」と宣言し、IGF弘充社長(42)らと訴訟合戦になっている。IGFの新ブランドNEWのエースだった元幕内・若麒麟の鈴川真一(33)がこの日、IGF離脱を表明。猪木氏に土下座し猪木氏が旗揚げする新団体ISMへと寝返った。
 「試合前に聞いてびっくりしました」と言い、「猪木さんに来いと言われたら、しゃあないですよ。それもすごいわかるんで」と鈴川の心情を思いやった。旗揚げから、鈴川らNEW選手の育成係に指名されている自身の今後については「最後までやりますよ。NEW始まっちゃったんで。沈みそうだったらボートで、自力で泳いででも」と言い切った。「所属があると、裏切ったってなるけど、フリーですから」と、どのリングにでも上がることができるフリーの強みをかみしめていた。

大相撲ジャーナル8月号発売

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  「スポーツ報知 大相撲ジャーナル」の名古屋場所展望号(8月号)が発売されました。

 特集は「新大関・高安、天下を取る!」で表紙は高安と稀勢の里の2ショットです。「大相撲ジャーナル」がスポーツ報知の編集になって3号目。これまで表紙は稀勢の里、白鵬ときて高安&稀勢の里。早くも稀勢の里が2回登場しています。次号は名古屋場所決算号なので名古屋場所優勝者が飾ることになりますが、新しい顔ぶれになるでしょうか。

 報知新聞の過去記事を振り返る「報知が見た大相撲」を連載していますが、第1回から貴乃花、白鵬ときて今号は北の湖です。次号は鋭意執筆中ですが、顔ぶれは毎号、変えていくつもりです。ご期待ください。

「スポーツ報知 大相撲ジャーナル」名古屋場所展望号発売 (6月29日 08:00) 

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