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2017年7月 7日 (金)

WWE両国公演で横綱・曙に見えたサモア・ジョー…金曜8時のプロレスコラム

 世界最大のプロレス団体、WWE(ワールド・レスリング・エンターテイメント)の東京公演(6月30日、7月1日)を両国国技館で取材した。
 WWEインターコンチネンタル王者のザ・ミズ(36)を始め、ロマン・レインズ(32)、セス・ロリンズ(31)、ディーン・アンブローズ(31)ら全米のスーパースターに加え、日本から“メジャー”入りを果たした、元プロレスリング・ノアのヒデオ・イタミ(KENTA、36)、元ドラゴンゲートのアキラ・トザワ(戸澤陽、31)、元NEO女子プロレスのアスカ(華名、35)が凱旋帰国し、国技館を盛り上げた。
 日本で人気だったクリス・ジェリコ(46)やフィン・ベイラー(35)も喝采を浴び、その陰に隠れてしまったのが、サモア・ジョー(38)だった。キング・ジョーとしてZERO-ONEに参戦し橋本真也(故人)と対戦したり、プロレスリング・ノアでは三沢光晴(故人)のGHCヘビー級王者に挑戦するなど、日本でも知られた存在だった。それがWWE入りして、元新日本プロレスの中邑真輔(37)とNXT王座を争い、10日(日本時間)に、米テキサス州ダラスでのPPV大会「グレート・ボールズ・オブ・ファイア」でブロック・レスナー(39)の持つWWEユニバーサル王座に挑戦する。
 WWEのサモア・ジョーとして初の“凱旋”だったが、東京公演の会場、両国国技館がよく似合った。英語でアナウンスされる「サモア・ジョー」の響きが、「スモウ・ジョー」のように聞こえるし、ハワイアンではないが、元横綱でプロレスに転向した曙(48)とだぶって見える。曙は203センチ、ジョーは185センチで体形は違うが、もみあげのある横から見るとそっくり。低音の声も似ている。
 曙は現在、病気療養中で、リング復帰の見込みが立っていない。だからこそ、両国の特設花道から出てくるサモア・ジョーに曙への思いを込めて、熱視線を送った。
 ジョーは東京公演の初日、2日目ともインタコンチ王者のザ・ミズと組んで、初日はディーン・アンブローズ、セス・ロリンズ組、2日目はアンブローズ、ロマン・レインズ組と対戦。両日とも、ザ・ミズがアンブローズのダーティディーズに敗れ、連敗。しかも、ザ・ミズが妻でマネジャーのマリースとドタバタ劇を繰り広げるなど、ジョーはいいとこなしで終わった。
 そう言えば、両国では2006年に、曙がブロック・レスナーのIWGPヘビー級王座に挑戦して敗れている。レスナーはその後、IWGP王者のまま帰国(王座剥奪)し、総合格闘技のUFC世界ヘビー級王者にもなるなど大ブレーク。サモア・ジョーには、曙と日本マットの思いを背負って、ダラスでWWEユニバーサル王座に挑んでほしい。(酒井 隆之)

 ◆日本公演初日(6月30日)全試合結果

 1、時間無制限1本勝負

 ○クリス・ジェリコ(11分10秒、ウォールズ・オブ・ジェリコ)ヒデオ・イタミ●

 2、時間無制限1本勝負

 ○タイタス・オニール(1分21秒、クラッシュ・オブ・タイタス→エビ固め)ボー・ダラス●

 ※クラッシュ・オブ・タイタス

 3、WWEクルーザー級選手権試合~トリプルスレットマッチ(時間無制限1本勝負)

 <王者>○ネヴィル(9分53秒、片エビ固め)オースチン・エイリース●、アキラ・トザワ<挑戦者>

 ※アキラ・トザワのダイビング・セントーンから。第4代王者が防衛に成功

 4、ロウタッグ選手権試合(時間無制限1本勝負)

 <王者組>○シェイマス、セザーロ(9分9秒、ブローグキック→片エビ固め)ヒース・スレーター、ライノ●<挑戦者組>

 ※第60代王者組が防衛に成功

 5、時間無制限1本勝負

 セス・ロリンズ、○ディーン・アンブローズ(18分3秒、ダーティディーズ→片エビ固め)サモア・ジョー、ザ・ミズ● withマリース

 6、時間無制限1本勝負

 ベイリー、サーシャ・バンクス、○アスカ(11分37秒、アスカロック)アレクサ・ブリス、ナイア・ジャックス、エマ●

 7、時間無制限1本勝負

 ○フィン・ベイラー(14分0秒、クー・デ・グラ→片エビ固め)カール・アンダーソン●withルーク・ギャローズ

 8、時間無制限1本勝負

 ○ロマン・レインズ(14分11秒、スピアー→片エビ固め)ブレイ・ワイアット●

 観衆6069人

 ◆WWE Live Tokyo 最終日(7月1日)全試合結果
 1、時間無制限1本勝負
 ○フィン・ベイラー(14分57秒、クー・デ・グラ→片エビ固め)クリス・ジェリコ●
 2、時間無制限1本勝負
 ○ライノ、ヒース・スレーター(9分47秒、スパインバスター→片エビ固め)ボー・ダラス、タイタス・オニール●
 3、時間無制限1本勝負
 ×ヒデオ・イタミ(無効試合)エンツォ・アモーレ×
 ※ビッグ・キャス乱入。終了のリングベルが鳴らされぬまま両者退場したためタイム不明
 4、WWEクルーザー級選手権試合~トリプルスレットマッチ(時間無制限1本勝負)
 ○ネヴィル(11分11秒、ディスカス・ファイブアーム→片エビ固め)アキラ・トザワ●、オースチン・エイリース
 ※第4代王者が防衛に成功
 5、時間無制限1本勝負
 ○セス・ロリンズ(15分18秒、キングスレイヤー→体固め)ブレイ・ワイアット●
 6、時間無制限1本勝負
 ○サーシャ・バンクス、ベイリー、アスカ(10分20秒、バンクステートメント)ナイア・ジャックス、エマ、アレクサ・ブリス●
 7、ロウタッグ選手権試合(時間無制限1本勝負)
 〇セザーロ、シェイマス(16分37秒、片エビ固め)ルーク・ギャローズ、カール・アンダーソン●
 ※シェイマスのホワイトノイズとセザーロのスイスアッパーカットの合体技。第60代王者組が防衛に成功
 8、時間無制限1本勝負
 ○ディーン・アンブローズ、ロマン・レインズ(22分17秒、ダーティディーズ→片エビ固め)サモア・ジョー、ザ・ミズ● with マリース
 観衆8318人

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