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2017年10月 1日 (日)

「報知」が伝えた大相撲 第6回

 ◆昭和36年9月25日付1面


 スポーツ報知は、明治5(1872)年に「郵便報知新聞」として創刊し、今年145周年を迎えました。女性・子供の大相撲見物が自由になった年に生まれ、大衆に開かれた大相撲を見続けてきた報知の歴史的記事を元大相撲担当キャップの現メディア局デスクが掘り起こします。第6回は、昭和36(1961)年秋場所の大鵬連続優勝で横綱昇進です。

(本文・明朝)
 「巨人・大鵬・卵焼き」。昭和の子どもたちが愛した三大好物だ。これをもじって「江川・ピーマン・北の湖」というのもあった。そして「メジャー・曙・ハンバーガー」…これは曙が自分で言っていた。今ならモンゴルというワードが入りそうだが、言葉遊びはやめておこう。「巨人・大鵬―」は報知新聞の好物でもあった。
 大相撲担当がプロ野球担当に自慢できるのが、優勝原稿を書いた回数だ。最近では交流戦やクライマックスシリーズもあるが、プロ野球の優勝原稿はペナントレースと日本シリーズの2回。これを12球団の担当で争うのと、東西担当で6場所を分け合うのでは差が出て当然だ。だが、ペナントが佳境を迎える秋場所だけは、プロ野球と優勝時期が重なる。
 大鵬の秋場所優勝と巨人のリーグ制覇について過去記事をひもといてみると、昭和36(1961)年、41(66年)年、42(67)年、43(68)年の4回あった。いずれも優勝決定日は異なっており、巨人・大鵬がアベック1面(いかにも当時言いそうな表現)ということにはならなかった。昭和36年秋場所は千秋楽(9月24日)に大関・大鵬が柏戸(大関)、明武谷(平幕)との優勝決定巴戦を制しての連続優勝で綱取り成就。巨人は川上哲治監督が就任1年目で初優勝を決めた(10月9日)。
 この年が「巨人・大鵬―」の原点だろう。そして最盛期は巨人のV9(昭和40~48年)と大鵬の6連覇が重なる昭和41年春場所から42年初場所と言えよう。特に41年秋場所の大鵬優勝(9月25日)は巨人優勝(9月23日)と2日違いというフィーバーだった。しかし、巨人優勝決定日が新聞休刊日で翌24日付の発行がなかったという残念な歴史もあった。(酒井 隆之)


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