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2017年12月15日 (金)

諏訪魔&石川修司の優勝で、オールタイム世界最強タッグを語ろう…金曜8時のプロレスコラム

 年末恒例タッグの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」は、10チームが15大会にわたって総当たりリーグ戦を繰り広げ、12日の優勝決定戦は、諏訪魔(41)、石川修司(42)組の初優勝で幕を閉じた。
 諏訪魔&石川の“暴走大巨人”コンビは、公式リーグ戦で6勝3敗の12点で並んだ大日本プロレスの“オオカミ”コンビこと橋本大地(25)、神谷英慶(25)組との優勝決定戦で圧勝した。
 公式戦では橋本組が青柳優馬(22)、野村直矢(24)を破り、諏訪魔組が宮原健斗(28)、ヨシタツ(40)組を下して、1日2試合となる決定戦に。公式戦で25分戦ってからの連戦となった諏訪魔組は、橋本組を子ども扱いし、11分14秒、石川が神谷をジャイアントスラムからの片エビ固めで圧勝した。
 諏訪魔は「オレのわがまま聞いてくれてありがとう」と言い、石川は「最高のパートナーともっともっと暴れていきたいと思います」と宣言。1660人の観衆と一緒に「俺たちは全盛期だ!」と雄叫びを上げ、伝統のイベントを締めくくった。
 昨年は、大森隆男(48)、征矢学(32)組が、宮原健斗(27)、ジェイク・リー(28)組を破って優勝。その時のコラムで、「参加12チーム24選手全員が日本人というのも『何だかな』という気もする」「1983年に優勝したスタン・ハンセン&ブルーザー・ブロディの“ミラクルパワーコンビ”が文句なし、最強タッグだろう」と書いた。今年は、ジョー・ドーリング(35)、太陽ケア(42)組の“新旧最強外国人タッグ”を抑えて、諏訪魔&石川という“和製ミラクルパワーコンビ”が優勝したことは本当にうれしい。
 77年の「世界オープンタッグ選手権」がそのルーツで、その決勝はテリー&ドリー兄弟のザ・ファンクス対アブドーラ・ザ・ブッチャー、ザ・シークの“最凶”コンビが争い、ブッチャーのフォーク攻撃に耐えたテリーの反則勝ち優勝は伝説となっている。そして、翌年から世界最強タッグに改称された。
 今年の大会開催にあたって、PWF会長になったドリー・ファンク・ジュニア(76)は、こういうメッセージを寄せている。
 「77年、今の世界最強タッグ決定リーグ戦の元となった世界オープンタッグ選手権が行われ、テリーと私のファンクスが優勝しました。このリーグ戦よりブッチャー&シークとの抗争が始まり、今でも語り継がれていることはとてもうれしいです。78年より世界最強タッグ決定リーグ戦が始まり、世界の強豪が一同に会する空前絶後のビッグトーナメントが行われてきたわけです。ビル・ロビンソン、ニック・ボックウィンクル、ハーリー・レイス、リッキー・スティムボート、マスカラス兄弟、ジミー・スヌーカ、ワフー・マクダニエル、タイガー・ジェット・シン、ブルーザー・ブロディ、スタン・ハンセン、そして我々、ザ・ファンクスとここには書ききれない程の外国人が所狭しと大活躍した時代でもありました」
 ドリーが列記したメンバーはまさに、世界最強と呼ぶにふさわしい存在。その後の四天王(三沢光晴、川田利明、田上明、小橋建太)時代にも熱狂はあった。年末の余韻を楽しむためにも、どのコンビが最強だったか、ネットで論争が沸き起こってくれればと願う。(酒井 隆之)

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