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2018年6月

2018年6月30日 (土)

W杯の谷間でWWE取材

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  サッカーW杯ロシア大会は1次リーグを終え、決勝トーナメントまで1日の谷間ができたので、両国国技館で行われたWWE東京公演を取材してきました。

 日本人スーパースター、中邑真輔の凱旋王座戦のはずでしたが、来日(帰国)前のアクシデントで出場が微妙に。久しぶりに現場生取材の緊張感を味わいました。残念ながら中邑は欠場となりましたが、時差ボケと中だるみ解消の栄養剤となりました。

中邑は欠場もWWE王座戦に乱入、アスカは反則勝ちで女子王座奪取ならず…東京公演2日目全成績  

中邑真輔、左足負傷は全治2週間「マンガみたいなことが起きた」WWE東京公演2日目も欠場へ 

AJスタイルズ、負傷欠場の中邑の代役ジョーを下しWWE王座防衛…東京公演初日全成績  

中邑真輔、松葉杖姿で欠場あいさつ「悔しいワン」…サモア・ジョー、AJと乱闘劇も 

中邑真輔がWWE東京公演欠場…王座戦予定キャンセル  

WWEの女帝アスカの凱旋帰国にピコ太郎が激励「米国では大谷翔平より有名」PPAP共演も  

中邑真輔、左足負傷は全治2か月「想定し得ない、マンガみたいなことが起きた」WWE東京公演2日目も欠場へ

 来日中のWWEスーパースター、中邑真輔(38)が「WWE LIVE JAPAN東京公演」初日(29日・両国国技館)から一夜明けた30日朝、東京都内のホテルで松葉杖姿で取材に応じ、当日発表となった欠場について説明した。
 中邑は負傷時の状況について「相手との対応もあるので公式な場で言うのは…」と言葉を濁し、全治2週間の見込みであることを明かした。「想定し得ないことが起きた。ウソだろ、何だよこのマンガみたいな状況は、と思いました」と独特な表現で説明。中邑の欠場は、WWEでは「負傷」としか発表していないが、米メディアでは「WWEの従業員が警察犬に左足をかまれた」と伝えている。この日の会見では犬については言及しなかったが、初日の欠場あいさつでは「悔しいワン!」というジョークで会場を笑わせていた。
 東京公演2連戦で中邑は、WWE王者・AJスタイルズ(40)との凱旋王座戦を予定していたが、初日はサモア・ジョー(39)が代役を務めた。WWEでは、中邑の30日の両国国技館での2日目の欠場は発表していないが、全治見込みから絶望的。「自分としては、個人的にも自分の知り合いもかけつけてくれていたので…」と目を伏せた。ファンにとってもショッキングな凱旋帰国になってしまった。(酒井 隆之)

2018年6月29日 (金)

中邑真輔、“警察犬騒動”乗り越え凱旋帰国! AJとのWWE王座戦のお膳立て?…金曜8時のプロレスコラム

 かつて新日本プロレスで激闘を繰り広げた中邑真輔(38)とAJスタイルズ(40)によるWWEスーパースターとしての“逆輸入マッチ”がいよいよ29、30日に東京・両国国技館で開催されるWWE日本公演「WWE Live Japan」で実現する。2016年1月4日、東京ドームでのIWGPインターコンチネンタル選手権(王者・中邑がボマイェ→エビ固めで防衛)以来の日本での対戦だ。

 両国決戦の両日ともメインイベントでAJの持つWWE王座をかけた2連戦となる。29日はノーDQ(ディスクオリフィケーション)形式(反則失格なし)の一騎打ち。30日はダニエル・ブライアン、サモア・ジョーも含めたフェイタル4ウェイ形式での王座戦となる。

 中邑がAJに挑むタイトルマッチは、今年4月の「レッスルマニア34」(米ニューオーリンズ)での対戦から、これまで米国とサウジアラビアで4度行われており、いずれもAJが防衛に成功している。この抗争の中で、中邑は急所打ちをフィニッシュブローにするヒールに転向したことも大きな動きだ。

 ヒールとしての凱旋には驚きだが、よくぞこの抗争が日本公演までたどりついてくれたと思う。しかしながら、ここに来て、微妙な流れになっているのも事実だ。今月18日(米国時間17日)に米イリノイ州シカゴで開催されたWWEのPPV「マネー・イン・ザ・バンク」(MIT)で、中邑はAJに4度目の挑戦。ラストマンスタンディング形式の完全決着ルールで行われた。中邑はAJに金的攻撃からキンシャサ(旧ボマイェ)のフルコースを見舞ったがカウント9。AJは急所蹴りからフェノミナルフォーアームで中邑をKOし、抗争に決着をつけたのだ。

 そして20日(同19日)にオハイオ州トレドでの「スマックダウン」でルネ・ヤングの公開インタビューを受けた中邑は「AJがまだ王者なのはレフェリーのカウントが早いからだ」と完全決着を否定したものの、13日(同12日)の前哨戦で急所打ちでKO(正式には反則負け)したUS王者ジェフ・ハーディとの因縁が再燃。ジェフが「中邑は王座戦に敗退したが、俺は先週の中邑との試合が忘れられない。中邑のあの反則攻撃で俺は開眼した!」と宣言すると、中邑は「ジェフが開眼したのなら、その目を俺が閉じてやる」と新たな抗争に乗り気になった。

 これと並行して、AJへの新たな挑戦者も誕生した。7月16日(同15日)のPPV「エクストリーム・ルールズ」でのWWE王座挑戦権を賭けてダニエル・ブライアン、ビッグE、サモア・ジョー、ザ・ミズ、ルセフの5人によるガントレット戦(勝ち残り戦)が行なわれ、ルセフが勝利した。

 そして、日本公演前最後となる「スマックダウン」が27日(同26日)に米カリフォルニア州オンタリオで開催されたわけだが、ここで中邑は、ジェフのUS王座に挑戦する予定だった。だが、このUS王座戦は、中邑の負傷欠場によって中止となった(王座戦は、エリック・ヤングが代理挑戦し、ウーソーズの乱入でノーコンテストに)。

 中邑の欠場は、公式には「負傷」とだけ発表されたが、米メディアは「WWEの従業員が警察犬に左足をかまれた」との情報を伝えた。もしその被害者が中邑だとすれば大変なことだが、中邑は28日に無事、帰国を果たした。負傷の程度は未知数のままだが、この騒動は、日本公演にとって、必ずしもネガティブなニュースとは限らないのである。

 中邑がUS王座挑戦をキャンセルしたことによって、時計の針が一時的に止まったのだ。つまり、中邑はUS王座ではなく、WWE王座のタイトルコンテンダーとしての立ち位置に戻り、AJとの抗争が現在進行形のまま日本公演を迎えるのだ。

 2日間だけの、両国国技館でのオアシスのようなWWE王座挑戦。日本公演は、たかがハウスショーと笑う向きもあるかもしれないが、日本のプロレスファンならば、この2日間に奇跡が起きることを夢見てもいいのではないだろうか。(酒井 隆之)

 【6月29日更新】

 WWEの日本人スーパースター中邑真輔(38)が東京公演2試合目終了後に松葉杖姿で入場し、リング上から欠場のあいさつを行った。中邑はメインイベントで、AJスタイルズ(40)とのノーDQ(ディスクオリフィケーション)形式(反則失格なし)によるWWE王座戦を行う予定だったが、まさかの早期登場に会場は騒然となった。

 左手で松葉杖をつき、左足を引きずる中邑は「帰ってきたぜトーキョー!」と叫び、大喝采を浴びたが、「2年ぶりに。この両国国技館でキング・オブ・ストロングスタイルのクリーンで正々堂々としたファイトをお見せすることができず…」と言ったところで「え~っ?」とブーイング。

 中邑は日本公演前最後となった米国時間26日(日本時間27日)の「スマックダウン」(米カリフォルニア州オンタリオ)でジェフ・ハーディーのUS王座に挑戦する予定だったが、負傷欠場。中邑の欠場は、公式には「負傷」と発表され、米メディアは「WWEの従業員が警察犬に左足をかまれた」と伝えた。中邑はあいさつの途中で「悔しいワン!」というジョークを入れて会場を笑わせた。

 そこへ、サモア・ジョーが入ってきてWWE王座挑戦の代役を宣言。「犬にかまれたのか? 俺が王座をとったらチャンスをやる」と挑発し、中邑を押し倒した。そこへ王者・AJも乱入。ジョーとAJが乱闘して大混乱となる中、中邑はリングを去った。

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