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2018年11月24日 (土)

ミルカ“音譜の鳥”が海外へ飛ぶ…スイスで10年ぶり「日本のアール・ブリュット」展開催

  スイス・ローザンヌにある美術館「アール・ブリュット・コレクション」で展覧会「日本のアール・ブリュット もう一つの眼差し」が11月28日から来年4月28日まで開催される。アール・ブリュットとは、アウトサイダーアートとも呼ばれ、社会や伝統にとらわれない自由人や障がい者らによる独創的な芸術で、日本から井村ももか(23)=滋賀・やまなみ工房=ら24人のアーティストが選ばれた。
 美術館「アール・ブリュット・コレクション」は、アール・ブリュットに光を当てたフランスの画家、ジャン・デュビュッフェ(故人)のコレクションからスタートした“アール・ブリュットの殿堂”で、日本の作品展が行われるのは2008~9年の「ジャポン」以来、10年ぶりとなる。
 24人のアーティストによる絵画、陶芸、オブジェなどの作品が展示されるが、目を引いたのは、ミルカ(26)=大阪・YELLOW=の5枚の鳥の絵。赤、青、カラフルな鳥がメインだが、点描のような背景は、よく見るとすべてが音譜で書かれているのだ。何百、何千という音譜を書くという気の遠くなるような作業を、ロリータファッションに鳥のような青い髪のミルカは、大音量のアニメソングをヘッドホンで聞きながら、楽しくこなす。
 五線譜がないため音譜のメロディーは不明だが、音譜に乗った鳥が、スイスまで飛んでくというわけだ。「自分の絵がスイスの美術館に飾れるなんてうれしいな~って思う。いろんな人に見てもらいたい」とミルカは話している。
 ミルカが所属する大阪・泉佐野市のYELLOW(日垣雄一代表)は、「Get in touch!」(東ちづる理事長)からの呼びかけでスターバックス明石魚住店で絵画を展示するなどユニークな活動を行っている。やまなみ工房・Gallery gufguf(滋賀県甲賀市甲南町葛木872)で12月5日まで開催の「Did You No Wrong展」にミルカの作品ほかが展示されている。
 「やまなみ工房」(山下完和施設長)を舞台にしたドキュメンタリー映画「地蔵とリビドー」が今年、公開されるなど、2020年東京パラリンピックの機運とともに、アール・ブリュットへの注目が高まっている。同映画は、12月1日に東京・渋谷ヒカリエホールで上映される。

 ◆アール・ブリュット・コレクション「日本のアール・ブリュット もう一つの眼差し」(スイス・ローザンヌ)出展アーティスト
 戸次公明、土井宏之、蛇目、井村ももか、稲田萌子、鎌江一美、小林一緒、桑原敏郎、ミルカ、三浦明菜、モンマ(門間勲)、西村一成、西岡弘治、野本竜士、岡元俊雄、大倉史子、柴田鋭一、ストレーンジナーイト、杉浦篤、竹中克佳、田村拓也、植野康幸、山崎菜那、横山明子

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