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2009年2月 7日 (土)

古今遊園地事情

 米国ハリウッド映画のテーマパーク、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のアルバイト募集に志望者が殺到しているというニュースが入りました。不況の影響からか応募者数は昨年の倍以上。選考の倍率は3倍近くになるとのことです。それでも約1200人を採用する予定とのことですから雇用環境が悪化の一路をたどる中で頼もしい話です。一方で東京・日野市にあるモータースポーツをテーマとした遊園地「多摩テック」が9月いっぱいで閉鎖するという報道がありました。

 奇しくも同じ日に報道された2つのニュースですが、新旧遊園地の事情を対照的に物語っているように感じました。

 多摩テックには幼稚園の頃に一度連れて行ってもらった記憶があります。確かではありませんが、アントニオ猪木とモハメド・アリが戦った1976年頃でした。子供にとっての最大の魅力はゴーカートでしたが、幼稚園児だった私は年齢制限で乗せてもらうことができずがっかりしたことを覚えています。代わりに100円玉を入れて動くような小さな乗り物に乗ってお茶を濁したような・・・・。

 それ以来30年以上、東京に住んでいながら多摩テックは私の記憶から消えてしまっていました。ホンダの系列だったということすら今回の閉鎖報道で知りました。入場者数は100万人を超えた2002年をピークに07年には62万人まで落ち込んでいたとのことです。

 現在30代後半の私ぐらいの世代が小学生の頃に遊んだ観覧車、お化け屋敷、ジェットコースターなどがあるいわゆる典型的な遊園地の存在感が薄れてきているのも少し寂しい気がします。小学6年生の時には豊島園の年会員フリーパスを買ってもらっていたので、放課後は自転車で週に2回ぐらい遊びに行っていました。私ぐらいの世代ですと、アメリカの雰囲気をそのまま持ち込んだディスニーランドやらUSJよりも、典型的な昔の遊園地にノスタルジーを感じる方も多いのではないでしょうか。

 昭和時代に作られたものが子供たちの支持を得られず、徐々に消えていくのは時の流れとはいえ、やはり寂しいものです。

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コメント

 多摩テックのあのゴーカートは子供たちが車の運転を疑似体験できる貴重な存在でした。閉鎖は残念ですね。学生時代、甥っ子を連れて行ったのがここでしたし、どういうわけか、女房にデートで付き合わされたのもここでした。遊園地がテーマパークとして大型化し、こういう昭和につくられたものがなくなっていくのは寂しいですね。

 僕は亡き弟と小学生のときに乗った横浜ドリームランド(確か閉鎖?)の潜水艦が忘れられません。当時としては画期的でした。

 遊園地ではありませんが、僕は子供たちを横浜の桜木町の三菱系の博物館につれていきました。あそこには日本の誇る「しんかい」という潜水艇の模型があるからです。少年期のドリームランドの潜水艦が強烈だったせいですかね?いかに「しんかい」潜水艇がすごい日本の技術かは子供たちには、私のつたない説明ではわからなかったみたいです。それでも、色々展示物を見せていただいて、目を輝かせていましたら、よかったと思っています。

 デイズ二ーランドやUSJも家族で楽しむのにはいい遊園地ですが、昭和の時代の遊園地に我々が懐かしさを感じるのは、ゴーカートなどのハンドルを自ら握ることができる実体験重視だからではないでしょうか?アメリカ型遊園地は映画産業と結びついていて、面白いことは面白いですが提供してくれているのはレールに乗った娯楽。コンピューターが制御する乗り物に乗って動く人形を見たら終わりです。均質な娯楽を提供はしてくれていますが、子供たちにとっては行く日によって違う体験ができるということには乏しいような気がします。

こうした中規模の体験重視の遊園地が閉鎖されるのは寂しいです。

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甲斐毅彦

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