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2010年4月11日 (日)

たちあがる70代

 平沼赳夫元経済産業相(70)と与謝野馨元財務相(71)らが都内で開いた新党「たちあがれ日本」の旗揚げ記者会見を取材して来ました。衆参両議員5人の平均年齢は69.6歳で、応援団長の石原慎太郎都知事(77)をあわせれば70・8歳です。シルバー新党と揶揄する声も少なからずありますが、与謝野さんはそんな声に抗うかのように詩を朗読しました。米国の詩人、サミュエル・ウルマンの作品で、その題は「青春」です。

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 応援団長の石原都知事を加えた6人が壇上にズラリと並ぶと、まるで懐メロを奏でる往年のグループサウンズのようでした。代表に就任した平沼氏は「政治生命を賭けて同志と力を合わせ頑張っていきたい」と表明。続いて共同代表の肩書きが就いた与謝野氏の口から出て来た言葉は「青春」でした。

 故・松下幸之助氏も座右の銘にしたというウルマンの詩を淡々と朗読。「青春とは人生のある期間を言うのではなく心のあり方を言う…人間は年齢を重ねた時に老いるのではなく、理想をなくした時に老いるのだ…」。20歳年上の政治の師、中曽根康弘元首相(91)の友人から送られた詩を照れずに読み上げる姿は、青春の巨匠、森田健作さんも真っ青でしょう。

  3年前、平沼さんは脳こうそくを、与謝野氏は喉頭(こうとう)がんを克服して政界に生還。命に関わる大病を乗り越えた70代たちの青春宣言ですね。古巣・自民党からは背信行為とみなされ、辞職要求が出されている与謝野さんは「これまで職人かたぎで黙々とやって来た。たった一日のわがまま。ぜひお許し頂きたい」。そして最後の挑戦に向けて「ファイナルファンタジーだよ」。プレーヤーが世界を救うゲームにたとえ、若さをアピールしていました。

 与謝野さんといえば、歌人の与謝野鉄幹、与謝野晶子のお孫さんですし、ご本人も東大時代は文学青年だったそうですから、もともと詩心はあるのでしょうね。

 自分が70代になったとき、果たしてこれだけ精力的に動くことができるでしょうか。

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コメント

 テーミスの秤さん ありがとうございます。「立ち上がれ」の評価は、もう少し様子をみないと分からないでしょうね。いずれにしても超保守路線を歩むことは間違いないでしょう。今後は平沼さんと思想的に近い若い層は入ってくるのでしょうが、今の時点ではまだ国民が未来を託せるという雰囲気はないですね。

 与謝野・平沼新党、いろいろ酷評されているようですね。
酷いのになると「立ち枯れ日本」だとか?

 立ち上がれ日本~Stannd up JAPAN~このお爺ちゃん政党,
マスコミの意識調査では「なにをやりたい政党なのかがまだよくわからない」というのがもっとも多いようですが、60代後半から上の世代の支持率は結構、侮りがたいと思います。

 いっそのこと入党の要件を65歳以上にしてしまったほうが、政治的主張に一貫性がでてくるんじゃないでしょうか?現役世代のためにこの世代は働いてきたのに、社会のお払い箱的な扱いをしているとこの70代の世代にとんだしっぺ返しを受けるんじゃないでしょうか?

 彼らが志向するのがサッチャリズムのような保守主義への回帰なのか
それとも民主党の無国籍的なリバタリア二ズムに対する決別なのか
もう少し議論の深化を見てみたいですね。

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甲斐毅彦

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