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2010年7月22日 (木)

金賢姫元工作員の来日

 大韓航空機爆破事件の実行犯、金賢姫元工作員の来日が、連日大きなニュースとして取り上げられています。22日には北朝鮮による拉致被害者、横田めぐみさんのご両親と長野県軽井沢で面会。「ネコが好きだった」「よく周囲を笑わせていた」などと印象を話したものの、安否に関する新情報はありませんでした。

 いったい何のための訪日なのか。疑問に感じているのは私だけではないのではないでしょうか。

 金元工作員は言うまでもなく1987年の凄惨な事件の実行犯です。当時高校2年生だった私もあの衝撃はよく覚えています。はずれましたが、翌年のソウル五輪は「これで間違いなく中止になるだろう」と分析する識者もいました。

 韓国での死刑が確定した後、特赦されるわけですが、日本の入管難民法によれば本来なら入国は認められません。今回は特例措置を取ったわけです。

 国家が、特例措置を取ってまで呼ぶからには何らかの目的があるはずですが、果たしてそれは何だったのでしょうか。

 被害者家族の方々は「来日するのならば何か新事実を語るのではないか」と期待されたのではないでしょうか。しかし、めぐみさんと会ったときの印象については語るものの、新情報は皆無でした。被害者家族の方々の感情が和らいだのならば、それが唯一の成果と言えるのかもしれませんが、そのためにVIP待遇で招聘したのならば、やはり疑問に感じざるを得ません。

 なぜ滞在先を避暑地・軽井沢にある鳩山前首相の別荘にする必要があったのか。路チューで話題になった中井拉致問題担当相は金工作員側から「静かなところで話したいので都内は望ましくない」との意向があったと説明していましたが、その要求を呑む必要もないし、静かに話す場所なら軽井沢まで行かなくても、都内にいくらでもあるような気がします。ましてやヘリコプターでの遊覧飛行は、拉致問題と関係がないように思います。

 自民党の谷垣禎一総裁も、党本部の会見で「パフォーマンスとしか言いようがないし、国際的にも日本はテロをどうとらえているのか理解が得られないと思う」と批判していました。

 特例措置を取ってまで招聘しても事件解決に進展が見られないなら、私も単なるパフォーマンスと見られても仕方がないような気がします。

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コメント

パフォーマンスと言うより参議院選挙を有利にしたかったんじゃね?

所が菅内閣の支持率が高かったから、早く選挙に突入して来日がパフォーマンスとしか見えないんだと思うんだが。

国会始まれば当然質問されるでしょうね。

突っ込み所満載の菅内閣、野党がどう突っ込むのか、今から国会が楽しみでまちどうしいですわぁ〜。

 甲斐さんのおっしゃるとおり、民主党現政権のパフォーマンス、一種の政治ショーととられても仕方がないでしょうね。
 
 歴代の日本の政権の要求にもかかわらず、北朝鮮が李恩恵問題を取り上げようとしないのは、これを取り上げると大韓航空機テロ事件の主導をさひていたことを結果的に認めることになるからでしょう。
 
 
 田口八重子さんが李恩恵になるまでの経緯はよく存じ上げませんが、ご主人とは事実上の離婚状態であり、住んでおられた川口市を出て、豊島区池袋の大衆キャバレー「ハリウッド」で「千登勢」という源氏名で働かれていたそうです。かなり、苦労されているようです。当時田口さんの周辺には在日朝鮮人の男性、および梅木と名乗る在日の女性の存在が確認されているそうです。「30歳ぐらいのサラリーマン風」の男性といわれていて、在日の工作員という可能性が高いそうです。金賢姫女史が来日して拉致問題解決につながる新情報が得られるかという点については私も疑問ですが、拉致を担当する在日の工作員については何らかの情報があるのだと思います。誘拐としてはかなり計画性の高いものだったと思います。

 それにしても、ヘリコプターでの遊覧飛行ですか?中で誰と会われていたのでしょうかね?純粋に遊覧飛行だけならちょっと優遇しすぎでしょうね。拉致問題の解決に直結しないのであれば、テレビ向けの争点かくしのパフォーマンスでしかないのでしょうかね?実際、両院協議会や民主党の代表選挙の情報は漠然としていて、われわれ、一般人には遠い世界のお話のようです。外国政府による拉致・誘拐事件の抜本的解決を望みたいです。

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甲斐毅彦

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