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2011年3月18日 (金)

被災地(塩釜市)

 マグロの水揚げ高で日本屈指の水産都市、塩釜市の状態です。

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 周囲の道路が水没している市役所の裏では、16日正午、の白米が大量に炊かれていました。日本赤十字社宮城県支部の女性によると、全部で210キロで約5000人ぶん。市内の各避難所へ配送されました。

 配送するご飯の容器は、漁港で届いた魚を入れる大きな発泡スチロールの箱。意外と保温性が高いようです。市役所の代の女性は「避難所で暖かいご飯が食べたいという声が多かったのですが、やっと応えられるようになりました」と説明。前日までは、届けられる米は冷めたおにぎりに限られていました。

 ですが、市内には暖かいご飯が簡単に届けられない地域もありま。日本三景松島の湾内に浮かぶ浦戸諸島。海水浴や花畑めぐりで知られ、3月は椿が咲き誇っている癒しの島々です。小中学校や郵便局もある離島に、まだ300人以上が取り残されたまま。本州とは市営汽船で結ばれるが、震災以降は渡航禁止になっています。

 現地は水道、電気、ガスすべて途絶えたまま。食料、水などの支援物資はヘリで一日1、2回、投下されているが、被災情報が不足しているのが現状です。一度、重傷者をヘリで搬送したが、瀕死(ひんし)の被災者がほかにも残されている可能性はあります。

 塩竃市で死亡が確認されたのは、いまのところ6人。全員が浦戸諸島最大の漁港がある寒風沢島で、本州側の人的被害は出ませんでした。同じ海岸沿いでも、100人以上が亡くなった名取市などに比べれば被害は少なくてすみました。

 これは専門家の分析が必要ですが、市の男性職員は「(本州が)外洋にさらされていないからではないか」と話していました。湾内に浮かぶ島々が、本土の防波堤として犠牲になったのかもしれません。

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コメント

ユキコ様、お読みいただき、ありがとうございました。
私が塩竃市を取材したときは、まだ湾内の瓦礫が多く、島と本州の船での往来ができない状態でした。その後、撤去作業がどうなったのか気になっているところでした。

 魚が美味しいのどかな島で、逃げる間もなくお亡くなりになられた方はさぞ無念だったことでしょう。寒風沢島では6人がお亡くなりになられたと聞いておりましたが、そのうち3人とお知り合いだったとは。言葉が出ません。ただご冥福をお祈りするばかりです。

甲斐さん、塩竃の取材ありがとうございます。
私は塩竃市浦戸寒風沢出身のものです。
甲斐さんのおっしゃる通り、浦戸の島々は塩竃の盾となり他の被災地よりも被害者の数が少なかったのは不幸中の幸いだったのかもしれません。しかし、島内で亡くなった3人は顔見知りの幼い頃お世話になったおじちゃんとおばちゃんだったので、言葉がありませんでした。 ご冥福をお祈りします。

未だに島に孤立してる両親、姉、2年生の甥っ子など、120人あまりがお風呂にも入れず不便な生活をしています。出来れば架設のお風呂でもあればと願ってやみません。
せめて、清潔な下着を届けてあげたい。

どうぞ、これからもお身体に気をつけて取材頑張って下さい。

 加藤さん、ありがとうございます。災害などの緊急事態のときには男性よりも女性の方がたくましいのではないか、という気が私はしております。山などで遭難したときも、女性の方が生存率が高いのです。やはり子供を産むということは、心身ともに男とは違うということなのでしょうね。それにしても腐ってしまったおにぎりの話、泣かせるお話です。

身体に気をつけてもらいたいで、あれい。

災害が発生すると三日間何も食べていないと言う人が決まったようにいますが、決まったように多くの婦人部隊がだれの指示がなくても使命感を持っておにぎり作りが始まります。これによって多くの人が救われています。女の力です、頭が下がります。
蛇足を一言。私はs34(1959)伊勢湾台風時に名古屋市にいました。愛知、三重の湾岸が全滅しました。その時は9月の暑い時期で、多くの婦人がおにぎりを作ったのですが、熱いご飯を握るのに手に自然に多めの水をつけたおかげで、せっかくのおにぎりの多くが被害地に着いた時は腐っていました。おにぎりを握る光景を見るたびに思い出します。女の人有難う。

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甲斐毅彦

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