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2011年5月 7日 (土)

ユッケは好きですか?

 格安焼肉チェーン店のユッケ食中毒死亡事件を受けて、赤坂や新大久保の焼肉・韓国料理店の現状を取材しました。

 全国の焼肉店で生肉の販売を中止する店が広がっています。しかしその中でも、東京と大阪での温度差や、同じ都内でも赤坂と新大久保での微妙な反応の違いなどがあることが明らかになりました(7日付本紙)。

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 韓国料理が大好きな私ですが、ユッケを注文することはあまりありませんでした。

 理由としては1、牛肉よりも豚肉が好きなこと。 2、生卵が嫌いなこと、3、相性のいい飲み物である生ビールあまり好きではないこと。などが挙げられます。

 しかし、根がひねくれているせいか、販売自粛が広がると逆に食べたくなるものです。赤坂での取材後は、湯島の知り合いの店に立ち寄り、ユッケを食べて参りました。これはやっぱりビールが合いますね。

 10年くらい前に読んだ新潮選書の「焼肉は好きですか?」(鄭大馨著)を読み返してみました。韓国料理全般を紹介しているこの本で一番最初に登場するのが「ユッケ」です。

 ユッケは漢字では肉膾と書きます。膾(なます)とは刺身のこと。

 もともと仏教国である韓国に肉食の文化が根付いたのは、遊牧民族であるモンゴルがジンギスカンの時代に朝鮮半島へ勢力を伸ばしたことが影響しているようです。ユッケのルーツも騎馬民族にあるそうです。

 李氏朝鮮時代の1795年の王のメニューの中に「ユッケ」が出された記録があるそうですから朝鮮料理としての歴史は古いのでしょうね。今は冷たいビールのつまみですが、冷蔵庫のない時代は冬限定のメニューだったようです。

 これから暑い夏を迎えるにあたり、冷たいビールとともにユッケの需要は増えていくことでしょう。今回の事件は、焼肉・韓国料理店にとって大きな痛手です。

 新大久保のコリアン街を取材しましたが、けっこう神経質になっているお店も多く、保健所のスパイと疑われてしまうこともありました。

  30軒で聞いたところ、販売継続する店は5軒。赤坂よりも自粛率が高かったです。ある店の店主は「サラリーマン中心の赤坂と違い、新大久保は韓流ブームの影響を受けた女性が多い。もともとユッケをつまみにビールというスタイルの人が比較的少ないからではないか」と話していました。

 

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コメント

日高三股さま、拙い内容でお恥ずかしいかぎりですが、お読み頂き、ありがとうございます。原発に関する報道は、内容が難解であることと制約が多いという点で難しいですが、できる限りのことはやっていきたいと思います。蒸し暑くなって参りましたが、お体には気をつけてお過ごしください。

初めまして!
山の記事を読んで以来、
お気に入りに登録させていただいております。

いつも斬新的な切り口で
大本営報道とは一線を画した論調がいいですね。

原発の突撃ルポも目を見張りましたが
甲斐さんならではの言葉を期待しています。

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甲斐毅彦

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