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2011年5月13日 (金)

フラガール 涙の再会

  東日本大震災の被災者慰問のためのキャラバンを展開しているスパリゾートハワイアンズ(福島県いわき市)のフラガール7人が12日、同県双葉町民が避難生活を送る埼玉県加須市の旧騎西高校を訪問。福島第1原発事故のため、長期避難生活を強いられている人々をフラダンスで癒しました。

 キャラバンメンバーの大森梨江さんは双葉町出身。同郷の幼なじみや知人の前でフラを踊り、涙を流して再会を喜び合いました。

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故郷の双葉町の人々の前で、フラを披露するのは、大森さんの夢でした。しかし、夢がこんな形で実現するとは思いもしなかったことでしょう。

 避難所内小ホールのステージから約140人の観客を見渡せば、懐かしい面々で埋まっていた。双葉中学時代の同級生たち、お父さんがなじみの居酒屋の女将さん、近所のおばさん…。柔らかなフラの動きの一つひとつに心がこもりました。

  「クウレイマイレ」「月の夜は」など5曲のハワイアンに合わせて、踊り終えると、拍手をしながら泣き崩れる人が続出しました。避難者一人ひとりの首にピンクのレイをかけ始めると、大森さんも涙がこらえきれなくなりました。「言葉にはちょっと表せない。胸がいっぱいで…」と声を詰まりました。

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 大森さんは生まれも育ちも双葉町。高校時代に華やかなフラガール憧れて、卒業後にいわき市の常磐音楽舞踊学院に入学。プロ8年目の現在は29人のメンバーのサブリーダーです。いわき市で寮生活を送る大森さんを除く双葉町の実家で暮らしていたご家族は、今も県外の避難所での生活を強いられているそうです。

  踊った後は、ハワイアンズへ見に来て来てくれたこともある中学の同級生3人に涙声で「大丈夫? 体は悪いところはない?私も頑張るから。 お互い頑張ろうね」と声をかけていました。思わずもらい泣きしそうになりました。

 ハワイアンズの営業再開予定は10月。この日は別動隊フラガールが大畠章宏国交相を訪れ、風評被害対策を要請しました。再び本舞台で踊れる日はまだ遠いですが、大森さんは「まだ先は見えません。でも、私も元気をもらえた気がします」。長い避難生活でも希望を持ち続ける同郷の友から逆に勇気づけられたようです。

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甲斐毅彦

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