ブログ報知

スポーツ報知ブログ一覧

« 「吉村昭が伝えたかったこと」 | メイン | 野田氏の逆転勝利 »

2011年8月23日 (火)

藤子・F・不二雄ミュージアム

 故・藤子・F・不二雄さんが生み出した漫画の世界を楽しめる「藤子・F・不二雄ミュージアム」(川崎市)が完成し、報道陣に公開されました。藤子さんは1996年に亡くなるまで川崎市にお住まいでした。

 オープンはドラえもんの誕生日の9月3日です。ドラえもんは2112年生まれだから来年は生誕前100周年になるんですね。

Img_6721_2


 ミュージアムの目玉は藤子さんの遺族から寄贈された約5万点の貴重な原画です。

Img_6730

 展示室には藤子さんの仕事場を再現したコーナーもあります。愛用の机の上には天井高さ8・5メートルの書棚にぎっしり、恐竜や宇宙に関する図鑑など好奇心をかき立てる書籍がつまっていました。

Img_6737

 最も目を引かれたのはこの展示。手塚治さんが、藤子さん宛てに送った色紙に描かれたドラえもんです。弟子作品を師匠が描く。師弟愛のようなものを感じさせられました。

Img_6731

 ドラえもんにいつも登場する「空き地」をイメージした屋外には、土管、どこでもドア、ピー助に乗ったのび太くんとドラえもんが展示されています。

Img_6714

 カフェも併設されており「アンキパン」など作品にちなんだメニューが並んでいます。私は「小池さんのラーメン」が食べたかったです。

Img_6716  

 

 ドラえもんの単行本は1巻から30巻ぐらいまで持っていました。映画で私が大好きだったのは、小3のときに公開された「のび太の恐竜」。たまにタケコプターで飛ぶ夢をみましたが、夢の中でバランスがとれず、なかなかうまく飛べないんですね。

Img_6722

 報道向け内覧会には藤子さんの奥様の正子夫人(72)、阿部孝夫川崎市長、伊藤善章館長が出席しました。

 奥様にちょっと聞いてみました。「もし、ご主人がこのミュージアムをご覧になったら、なんとおっしゃると思いますか?」

 お答えが、ちょっと意外でした。「なーにやってんだ、と言うでしょうね。(生きているときは)こんなことになるなんて考えてもいませんでしたから(笑)」

  このミュージアムは藤子さんの遺品を奥様が川崎市に寄付し、行政との協同のプロジェクトで完成したものです。歯に衣着せぬお答えの中に「夫婦愛」を感じました。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/235990/26976151

このページへのトラックバック一覧 藤子・F・不二雄ミュージアム:

コメント

 テーミスの秤さん、ありがとうございます。藤子ミュージアムは成功しそうな気がしています。それにしてもミュージアムで奥様を囲み取材しながら話していて気づいたのですが、藤子さんの後継者のような漫画家さんが育っていないですね。
 石ノ森章太郎さんの記念館は現在は営業しているようですが、生家のほうは震災の影響でまだ見学できないようですね。

 同じ箱モノでもこういうのなら大歓迎ですね。楽しそうな博物館ですね。この種の博物館としては、手塚治虫さんの記念館あたりがはしりだっかと思います。漫画家の先生たちが武蔵野で腕を振るっていたためか、関東ではこの種の記念館は中央線沿線に集中しているのではないでしょうか?川崎市の試みは成功するのではないでしょうか。ファンに藤子・F不二夫先生の展開した独自世界を楽しんでもらうのと後進の漫画家のために資料保存を兼ねて残されるのでしょう。
 甲斐さんのこの記事を拝読して思い出したのですが石の森章太郎さんの記念館、どうなっているんでしょうか?宮城県にふたつあったはずなので、気になるところです。

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

甲斐毅彦

2020年5月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最近のトラックバック

見出し、記事、写真の無断転載を禁じます。Copyright © The Hochi Shimbun.