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2011年12月23日 (金)

石巻からの「感謝の手紙」

 東北出張で、震災復興酒「希望の光 日高見」を発売して話題を呼んだ石巻の平孝酒造を取材して来ました。12月8日、復興支援への謝意を込めて仕込んだ「感謝の手紙 日高見」の出荷を開始。しぼりたての純米新酒です。

 「応援して頂いた方へ恩返しをしたい気持ちを表現しました。フレッシュな活力あふれる酒です」と5代目の平井孝浩社長(49)。ラベルの色は海を表すブルー。石巻市復興を願い「町の明かりは消さない」と書いたシールが貼られています。

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3月11日、激しい揺れで平孝酒造も麹室などが損壊。ライフラインが絶たれ、タンク約15本分の発酵中の酒が管理不能となりました。「もう廃棄するしかない」とあきらめかけましたが、復旧した2週間後、絞り出された酒は生きていました。

 図らずも、すっきり感のある通常の日高見よりも奥行きがあり、生命力がみなぎる酒に仕上がりました。平井社長は「自分だけが立っていいのか」と自問しつつも力を与えてくれたこの酒を「希望の光」と名付けて売り出すことを決めました。ラベルは災害援助に尽力した自衛隊への慰労の意を込めてカーキ色でした。

 全国に出荷された「希望の光」は、あっという間に完売。平井社長が驚いたのは全国からの反響です。「負けないでください」「うまい酒に勇気づけられました」「ボランティアをさせてください」。さらには空になった「希望の光」のビンに激励の寄せ書きをして送り返してくれる人もいました。

 「顔の見える特約店には礼状を出せますが、お会いしたことがない方には出せません。『感謝の手紙』にはそんな思いを込めました」と平井社長。熟成された「希望の光」とは反対に新鮮だ。見知らぬ人への「感謝の手紙」はビンの裏ラベルにしたためられています。

 品薄ですが、東京ですと中野区上高田の「味ノマチダヤ」などの酒屋さんで売っています。本当に口当たりがよく、フレッシュなお酒です。

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甲斐毅彦

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