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2012年6月10日 (日)

「私が愛した『走る爆弾娘』菊地直子へのラブレター」

 

 逮捕された菊地直子容疑者とかつて一緒に暮らした男性の著書「私が愛した『走る爆弾娘』菊地直子へのラブレター」(岩井軽、コアマガジン)を読みました。菊地が指名手配された翌年の1996年に出版されたこの本は版元にもたくさんの問い合わせが入っているそうですが、絶版になっています。
 本の中で著者の男性は菊地が自殺してしまっている可能性を危惧し、出頭を呼びかけています。
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 しかし、菊地は自殺することも、出頭することもなく、15年以上たって捕まりました。

 著者の男性は本当に菊地のことを愛していたのでしょう。大阪のマンションで一緒に暮らした短い期間への思い入れが込められています。活発で、頭も良く、周囲に気遣いもでき、古風な性格だった。周囲からは漫画「タッチ」のヒロインのイメージから「ミナミちゃん」と呼ばれていたエピソードなども書かれています。

 菊地は男性からみて、魅力的な女性であったことは確かでしょう。相模原市で一緒に潜伏生活をしていた男性は「オウムの菊地」であることを知った上でも、やはり離れられなかった。菊地が「この生活を失いたくなかった」と供述したのは恐らく本心でしょう。

 オウムに入信した人は菊地に限らず、もともと純粋だった人が多かったと思っています。麻原のエキセントリックな振る舞いはさんざん報じられたにも関わらず「一連のオウム真理教の事件とは何だったのか」という問いには、まだ明快な答えが見つからないように思います。

 高橋克也容疑者が逮捕され、全容解明が進むことを望んでいます。

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甲斐毅彦

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