中野富士見中事件その後
10月19日まで本紙で連載した「いじめ問題を考える よみがえれ学校」は予想以上に多くの方に読んでいただけたようです。続編を現在、検討中ですが、せっかくですのでブログで再録させていただきます。今回は第9回目です。
「葬式ごっこ」で使われた鹿川君への弔辞を書き込んだ色紙。担任ら4人の教職員も署名していました「『葬式ごっこ』から二十一年」(豊田充著=朝日新聞社=より)
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10月19日まで本紙で連載した「いじめ問題を考える よみがえれ学校」は予想以上に多くの方に読んでいただけたようです。続編を現在、検討中ですが、せっかくですのでブログで再録させていただきます。今回は第9回目です。
「葬式ごっこ」で使われた鹿川君への弔辞を書き込んだ色紙。担任ら4人の教職員も署名していました「『葬式ごっこ』から二十一年」(豊田充著=朝日新聞社=より)
10月20日に都内で韓国人女性との結婚披露宴を行いました。東京で一緒に住み始めてまもなく4か月。妻から家庭内公用語は韓国語と決められているので、口論してもまず勝ち目はありません。でも、今のところなんとか夫婦仲は順調です。
残念なことに妻と同居し始めた頃から日韓関係は少し険悪になりました。周りの方々からは「竹島(韓国名・独島)を巡って夫婦でもめたりはしないのか」と心配されることもたまにあります。
熱烈な村上春樹ファン、ハルキストたちが集う東京・荻窪のジャズカフェ「6次元」にお邪魔して受賞の瞬間を待ちました。残念な結果でしたが、ハルキストの皆さんに暗さはなく「また来年みんなで集まれると思えば楽しいね」とシャンパンで乾杯していました。
10日付けのスポーツ報知から私が担当する「いじめ連載」が始まりました。
やはり私には1986年に中野富士見中で起きた事件の印象が強く、この事件から入ることにしました。この事件当時、私は中学3年生で、中野区にあった別の中学校に通っていました。
「いじめ自殺」がマスメディアで最初に大きく取りあげられた事件だと思います。 現在の教育の現場を見ていない記者が取材するのは非常に難しいテーマで、自分の力不足を強く感じさせられました。決して十分な取材ができたとは思っておりませんが、連載する以上は皆さまに読んでいただき、厳しいご意見をお聞かせいただければ幸いです。
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