今こそ民間交流を。
10月20日に都内で韓国人女性との結婚披露宴を行いました。東京で一緒に住み始めてまもなく4か月。妻から家庭内公用語は韓国語と決められているので、口論してもまず勝ち目はありません。でも、今のところなんとか夫婦仲は順調です。
残念なことに妻と同居し始めた頃から日韓関係は少し険悪になりました。周りの方々からは「竹島(韓国名・独島)を巡って夫婦でもめたりはしないのか」と心配されることもたまにあります。
ニュースを見てても、中国や韓国との領土問題が報じられない日はありません。家で食事しているとき、テレビで竹島問題が始まると、やはり気まずくはなります。しかし「竹島ってどちらのものだと思う?」とこちらから意見を求めたことはないですね。韓国伝統楽器の演奏家で、政治にあまり関心がない妻の方から問うてくることも、もちろんありません。
お互い話したがらないのは、たぶん夫婦間で話しても無意味だと思っているからだでしょう。話したところで妙案は見つからない。我々夫婦間で先に解決すべき問題はほかにたくさんあります。例えば国際結婚に理解を示さない親類を説得するのも、その一つだと思います。
私たち民間人では、領土問題は解決できません。でも、やわらげていくことはできるんじゃないかと思います。国家間が険悪になった時こそ、むしろ民間交流を進めるべきではないでしょうか。スポーツでも、伝統文化でも、漫画などのサブカルチャーでもなんでも良い。お互いを知ることでしょう。中国との関係でも全く同じだと思います。
藤原さん、ありがとうございます。ご無沙汰していますが、お元気で活躍のようですね!
投稿: 筆者 | 2012年10月29日 (月) 20:31
小さな社会から変わっていくんじゃないかしら?
投稿: | 2012年10月24日 (水) 10:13
甲斐さん、ご結婚おめでとうございます。綺麗な奥さんですね!
投稿: 藤原邦充 | 2012年10月24日 (水) 00:04