スポーツ報知|ブログ一覧
« ラーメンバーガー | メイン | ゆるくない「ゆるキャラ」 »
脱北して中国に渡り、日本で生活する女子大生、リ・ハナさんの「 日本に生きる北朝鮮人 リ・ハナの一歩一歩」(石丸次郎著・アジアプレス出版)を読みました。
小学生だった1994年7月、金日成主席が死去したときには演技ではなく、本当に涙が出たこと。射殺される覚悟で中朝国境の川を渡ったこと。自分はいったい「何人」なのかに悩んでいること・・・。
私たちと全く違う環境で育ち、違った悩みを抱えていても、ごく普通の20代女性の感性を持っていることを感じ取れると思います。
日本はもちろん韓国においても、脱北者に対しては偏見以前に「実態が分らない人たち」なのかもしれません。想像力が及ばないところで生活している人たちも、同じ血の通った人間です。知ることによって偏見は解消されていくものだと思います。
投稿時刻 19:01 書籍 | 個別ページ
このページのトラックバックURL:http://bb.lekumo.jp/t/trackback/235990/31537809
このページへのトラックバック一覧 「日本に生きる北朝鮮人 リ・ハナの一歩一歩」:
コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。
名前:
メールアドレス:
URL:
この情報を登録する
コメント:
もっと読む
見出し、記事、写真の無断転載を禁じます。Copyright © The Hochi Shimbun.
コメント