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2013年11月

2013年11月29日 (金)

竹内洋岳さんプロデュースの映像プロジェクト

 8000m峰14座登頂に成功したプロ登山家、竹内洋岳さんがプロデュースする山岳映像の新プロジェクト「ラディカルネイチャーリング・コンテンツステーション(ラナコスタ)」の概要が29日、発表されました。ピオレドール受賞のプロアルパインクライマー、花谷泰広さん、映像作家の関口雅樹さん、山岳ジャーナリストの柏澄子さんら竹内さんが選んだアルピニスト、映像・山岳関係者による最新鋭の登攀映像をウェブ上で無料公開するプロジェクトです。「一人でも多くの(登山の)プロを増やしていくのがこれからの私のチャレンジ」と竹内さん。最も観戦が難しい登山というスポーツを臨場感たっぷりで味わえそうですね。第1弾として北アルプス穂高滝谷の映像が30日午前0時から公開されます。アドレスはwww.ranacosta.net

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2013年11月18日 (月)

堀江貴文氏の新刊「ゼロ」

 証券取引法違反の罪で服役し、10日に刑期満了した元ライブドア社長、堀江貴文さんの新刊「ゼロ」(ダイヤモンド社、1470円)。約50冊に及ぶこれまでの著書の中でも反響が最も大きいそうです。父母に受けた教育、もてなかった学生時代、離婚歴などこれまで語って来なかった過去を赤裸々につづっています。

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  親の命令で無理やり柔道や新聞配達をやらされた少年時代、全くモテてなかった東大時代…。ありのままの「ホリエモン」の姿を本人が初めて語りました。隠して来たというよりも、収監されて自身の半生を振り返るまではその機会がなかったのです。


 「自分の中では非モテで貧乏みたいな部分がいまだにあるんです。世の中の人たちはそんなことを全然思っていなくて、アイツは金持っていてリア充(現実生活が充実していること)、頭も良くて。太っていたのにやせやがったみたいな。この本を僕のイメージを変えられるぐらいの作品にしたいな、と思いました」。


 反響の大きさは想定を上回りました。5日の発売からネット通販のアマゾンでも上位に入り、全国の大型書店でも平積みに。かっこ悪いはずの過去の話を振り返ったのに「ホリエモンの見方が変わった」「意外といい人なんだ」とネット上の書評は、おおむねは高評価です。

 「かっこ悪いところを見せたくない思いは誰にでもある。例外なく僕もそう。だけどさらけ出してからの方が、特に異性の評価が高まった。超かわいくてスタイルも頭もいい女の子でも実は悩みを抱えている。順風満帆に見える人でもコンプレックスはあるんです」。


 収監された後も、仕事や金、家庭に対しての考え方は変わっていないという。本の中では自身の離婚歴についても初めて触れた。妻と子どもの出ていった空間で「人生最大の孤独」を味わったとそうです。新聞紙上に「ホリエモン再婚」の文字が躍る日は来るのでしょうか。


 「結婚したいとは思わないですね。結婚って『家』と『家』との関係じゃないですか。僕にしたらデメリットのほうが大きい。好きなんだったら一緒にいればいい。結婚しなくてもいいんではないか。いろんな親せきとかが出てくるのがめんどくさい。とにかく『家』が嫌なんですよ」。

 

 

2013年11月16日 (土)

東京ラーメンショー2013

 東京ラーメンショー2013(報知新聞社後援)が東京・駒沢オリンピック公園で開催中です。第1幕(11月15~19日)第2幕(11月20~24日)の2部構成で合計43ブースが出店。5年目の今年は、ご当地、有名店コラボ、震災復興支援の3大テーマです。


 岩手県大船渡市の麦六は「三陸秋刀魚だしわかめラーメン」を提供。2011年12月に震災支援に向け開業したが、人手不足で今年5月に休業。「再開へのPRに役立つなら」と同店のお客さん3人もスタッフとして参加しました。

 だしは漁獲高日本一を誇る大船渡市のサンマ。塩は岩手県野田村ののだ塩、わかめは三陸産のものです。塩味のスープとわかめのつなぎ麺は磯が香るやさしい味わいでした。

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 初参加の静岡県は麺屋燕(島田市)、大勝軒みしま(駿東郡清水町)の県内屈指の行列店がコラボして「富士山極みらーめんを出品。麺は富士山伏流水を使って打ち、具材も由比桜エビ、三ヶ日みかんの皮など地元食材にこだわっています。透明感のあるスープは使用している水の質の高さを感じさせてくれます。

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 初日は雨だったにもかかわらず、終始行列が絶えなかったのが秋田県大館市の「錦」と宮城県仙台市の「本竈」がコラボした「秋田桃豚・宮城元豚 極旨トロ肉豚骨」。トロトロの豚肉は食べ応えがあり、スープは濃厚。それでもしつこさは感じない逸品でした。

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2013年11月12日 (火)

映画「ハンナ・アーレント」

第2次世界大戦中にナチスの強制収容所から脱出し、米国へ亡命したドイツ系ユダヤ人の哲学者、ハンナ・アーレントの映画を観ました。2013年のドイツ映画賞6部門にノミネートされた作品で、現在公開中です。

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 1960年代初頭、ナチス戦犯アドルフ・アイヒマンが逮捕され、アーレントは歴史的な裁判を傍聴します。世論は戦犯を「凶悪な怪物」とみるわけですが、アーレントの目にはナチスに迫害された経験があるにもかかわらず「平凡な人間」に映ります。「悪の凡庸」を主張した記事をザ・ニューヨーカー誌に寄稿すると「ナチス擁護」の大バッシング。抗議の電話や嫌がらせの手紙がガンガン届くようになります。

 しかし、アーレントは最後まで信念を曲げなかった。「悪」を前にすると人間には必然的に「正義」が芽生え、「正義」は「正義」なだけに歯止めがかからず暴走しがちです。「悪」は人間の思考を停止させてしまうものといえるかもしれません。

 今の日本国内や近隣諸国との関係に視点を変えても「思考を続けること」を貫いたアーレントの姿勢は意義深いものだと私は思います。食品偽装、ヘイトスピーチ、中国や韓国との領土問題・・・。世論は「悪」を見つけ出し、徹底的に痛めつけにかかります。そこで我々の思考が停止してしまっていないか、と立ち止まってみることは重要なのではないでしょうか。是非お勧めしたい作品です。

 

 

2013年11月11日 (月)

B-1グランプリ2013

 11月9、10日と愛知県豊川市で開かれたご当地グルメのイベント「B-1グランプリ」の取材に行ってきました。10日は雨だったにも関わらず2日間で58万1000人もの人が来場した盛況でした。新聞上はどうしてもグランプリの順位にこだわったものになってしまいますが、順位を競うよりも、町おこしを成功させることがイベントの趣旨です。実際上位にランクされなくても、美味しいものの出品はたくさんあったと思います。

こちらは初参加の南魚沼きりざいDE愛隊が出品した「きりざい丼」。野沢菜、タクアン、納豆を和えてコシヒカリに載せた素朴なものですが、地元の子どもたちが田植えしたという正真正銘の「コシヒカリ」はやはり美味しかったです。

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 こちらはとにかく陽気に会場を盛り上げて銀賞に輝いた「十和田バラ焼きゼミナール」。県立十和田西高校の生徒たちが参加し、「ベルサイユの薔薇」をイメージして、合言葉は「ボンジュール!」。米軍の三沢基地が近いことから広まり始めた牛バラ肉を、日本一の産地という十和田のニンニクで味付け。「舌校長」を肩書きとする畑中宏之さんは終始ハイテンションでした。

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 バリィさんで有名な愛媛県今治市は今治焼豚玉子飯世界普及委員会が参加。焼豚玉子丼は、地元の老舗、中華料理屋さんの従業員向けのまかないだったそうです。それが世界普及を目指そうというのですからまさに「野望」ですね。これも美味しかったです。

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 野戦部隊のような男たちが煙まみれになって豚肉を焼いていたのが、対馬とんちゃん部隊。戦後、在日韓国人の方から伝わった食べ方を地元の方がアレンジ。しょう油、味噌をベースにニンニクやごま油を加えた特製のタレが自慢。隊長の武富泰一さんはメガホンを持って終始忙しそうに隊員たちを統率していました。

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 町おこしイベントとあって各参加団体は食べ物だけでなく、町のPRにも工夫を凝らしていました。「各務原キムチ鍋奉行所」が参加した各務原市からはミス各務原がいらしていました。

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2013年11月 6日 (水)

山岳気象予報士で恩返し

 ヒマラヤ8000m峰14座完登の竹内洋岳をはじめ、多くの登山家や遠征隊の「司令塔」として知られる山岳気象予報士の猪熊隆之さんの新刊「山岳気象予報士で恩返し」(三五館)を読みました

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 猪熊さんは中大山岳部出身です。富士山で滑落して急死に一生を得た大事故、大けがの影響で慢性骨髄炎を発症。アルピニズムの最前線からは退かざるを得なくなりましたが、豊富な山岳知識と少年の頃から興味があった天気予報をコラボレーションさせることで「山岳気象予報士」という新たな道を築きました。

 もっとも「山岳気象予報士」という資格があるわけではなく、呼び出したのはマスコミです。しかし、世界中の遠征隊からも猪熊さんに予報の依頼が来るようになり、現在では世界で唯一の山岳気象予報士として認知されています。大きな挫折があってこそ、前人未到の分野を切り開けたと言えるのではないでしょう。

 命がけの高所登山の成功可否を握るのは、頂上を狙うベストタイミングの天候をいかに見極められるか、という点です。例えば、猪熊さんは竹内洋岳さんとの信頼関係があるからこそ、厳しい気象条件でも「竹内さんなら行ける!」という個別具体的なアドバイスが可能になるわけです。

 山や天気予報に興味がある方はもちろん、興味がない方でも「誰もやったことがないことへ挑む」ということへのワクワク感を感じることができると思います。

 蛇足ですが、猪熊さんと竹内さんは同学年。ついでに私も同学年です。

甲斐毅彦

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