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2014年7月

2014年7月26日 (土)

隅田川花火大会

東京スカイツリーに昇って天望デッキから隅田川の花火を見下ろしました。

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2014年7月25日 (金)

三鷹市ストーカー殺人事件公判傍聴記

  公判(東京地裁立川支部)の傍聴に行っていました。24日は被告人質問が行われ、元交際相手の女子高生を刺殺した池永チャールストーマス被告が証言台に立ちました。


 弁護人からの質問で被害者を殺害したことについては「後悔している」と言いつつも、遺族への謝罪については「彼ら(遺族)の気持ちを想像はできるけど、共感はできません。まだそのような(謝罪する)段階ではない」と証言。さらに殺害した被害者への現在の思いを問われると「彼女の死を同一視してみたい。彼女のことが好きなので、直面した死という苦しみ、痛みを自分も味わってみたいです。(死の恐怖を)共感したい。シェアしてみたい」などと陶酔した様子で話していました。


 裁判所で読み上げられた供述調書などによると、池永はフィリピンのマニラ市出身。フィリピン人の母とともに1歳10か月のときに来日。しかし育児放棄され、内縁...の夫から断続的な虐待を受けて育ちました。育ったのは大阪ですが、家庭環境に翻弄され、小学校だけで3回転校させられています。


 証人として出廷した山梨県立大の西沢哲教授(臨床心理学)は「幼少期の虐待や育児放棄でアイデンティティーの形成が不十分だった」として「母親に見捨てられた幼少期の経験が、彼女に振られたことと重なった」という分析結果を示しました。100%うなづける分析ではないと思いますが、池永が「心の大部分を彼女が占めるようになった」と振り返っているのは本心でしょう。
 

 真相を明らかにするためには池永が残虐な犯行に及んだ素因を究明するのは、もちろん大事なことです。しかし、ここまでの公判を聞いていてもどうも釈然としません。幼少期の家庭環境を凶悪犯罪と結びつける点が、どうも短絡的に思えてしまうのです。
 

 出廷した池永の言葉遣いは丁寧です。いや、丁寧すぎて気持ちが悪い。「~ございます」「存じております」といったしゃべり方。どこかに「俺は常識人なんだよ」ということをアピールしたいと感じさせるところがあります。手錠をかけられても自己顕示欲は衰えない。率直にいえば傍聴しているだけで不快感を感じさせられる男です。

2014年7月19日 (土)

ブラジルフェスティバルに猪木

 日本維新の会のアントニオ猪木参院議員(71)は19日、東京・代々木公園で開催中のブラジルフェスティバルにブラジルカラーのカナリア色のマフラーで登場。「サッカーW杯に招待されてたんだけど俺のカンだとなんとなく(日本代表は)負けそうな気がして(行かなかった)」などと話しました。

 

 猪木さんといえば、少年時代3年間、ブラジルで生活し、当地で力道山にスカウトされた話が有名です。ブラジルの格闘技カポエイラを習ったことがあると言っていました。

日まで北朝鮮を訪問して独自外交に努めていることをアピールし、いつもように「1、2、3、ダーッ」で締めくくりました。

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2014年7月16日 (水)

天然VS養殖

  東京の高級店「銀座久兵衛」のまぐろ握りをいただく機会に恵まれました。

 2002年に世界で初めてクロマグロの養殖に成功した近畿大学が、提携する総合商社の豊田通商とともに量産化を目指すための新会社の設立を発表、併せて養殖マグロと天然マグロの食べ比べ試食会をホテルニューオタニで行いました。

 養殖の味は天然に劣るのか。開発成果に自信を持つ近大と豊田通商が開いた試食会で寿司を握ったのが、銀座久兵衛の店主、今田洋輔さん。天然モノは青森・大間産の130kg、養殖モノは2011年産の60kg。1カンずつ食べてみると、脂がのっているのは養殖モノの方で、天然モノは比較的淡泊な味でした。好みは分かれるでしょうが、試食会で参加者に好評だったのは養殖モノの方でした。

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 養殖マグロが普及すれば、天然のヨコワ(幼魚)が保護され、天然マグロ資源回復にもつながるというわけですが、美味しくて、安全で、天然資源の保護につながるのであれば言うことはないですね。

2014年7月11日 (金)

「謎の独立国家 ソマリランド」

 昨年の講談社ノンフィクション大賞を受賞したノンフィクション作家、高野秀行さんの「謎の独立国家 ソマリランド」を読み終えました。500ページを超える大作にして、まったく飽きさせない取材力、筆力は圧巻。未知の危険地帯をこれほどまでにユーモラスに知的好奇心をかきあげるのは真のプロの物書きでなくてはできないと思いました。武装した男たちが、日本から払下げされた「ようちえん」と書かれたスクールバスに乗り込むシーンなどはリアルで笑えます。

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   複雑怪奇な分裂国家のルポは欧米諸国向けに翻訳して...も、十分な史料価値がある内容だと思いますが、分かりやすくするために部族を源氏や平氏に置き換えたり、内戦地域を「リアル北斗の拳」、海賊国家を「リアル ワンピース」と肩がこらず、ざっくばらんで分かりやすい喩にしているところがいい。高野さんは早大探検部のOB。「誰も行かないところに行き、誰もやらないことをやり、面白おかしく書く」がモットー。これから高野さんの他の本を読むのが本当に楽しみです。

2014年7月 8日 (火)

「世界遺産にされて富士山は泣いている」

 富士山が世界文化遺産に登録されて日本中が祝賀ムードになってからまる1年。しかし、ユネスコからは2016年2月までに環境保全などの改善へ向けて報告書提出が課されている「仮免許」状態であることを国民のほとんどは知りません。

 富士山での清掃登山をライフワークとするアルピニスト、野口健さん「世界遺産にされて富士山は泣いている」(PHP新書、821円)を出版し、1年経っても変わらぬ現状に警鐘を鳴らしています。

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 今年も富士山の山開きは7月1日でした。ですが、これは山梨県側の吉田口のみで、富士宮口などの静岡県側は7月10日。野口さんは「2つの県にまたがる富士山で足並みがそろっていない象徴のように思うんです。2か所の山頂のトイレが山開き後も鍵がかかっていて使えないという不便が毎年生じています」と指摘しています。


 意外と知られていないことですが、8合目より上は実は私有地。国の一括管理が困難な一因ですが、山梨、静岡両県の温度差も大きい。富士山で観光収入を得ようと躍起になる山梨は山開きの期間を長めにしたい意向ですが、税収が山梨の約5倍あり、富士山依存度が希薄な静岡は合わせません。「富士山は一つなのだからお互いどこかで妥協しないといけないんですが…」と野口さんは苦笑しました。


 さらに深刻なのはゴミ問題。野口さんは今年5月以降だけでも3回清掃登山を行っています。「五合目より下の不法投棄はいまだにひどい状態。ドライブや観光に来た人のポイ捨ても多い。河口湖の釣り場のあたりはたばこの吸い殻だらけ。周辺も使い捨ておむつ、花火、ビール缶…。サッカーのブラジルW杯で負けた後、日本のサポーターがゴミ拾いをした一方で外国の人がこの現状を見たら『これが日本の霊峰の現状か』と驚きますよ」。


 本の中では、富士山清掃キャンペーンで年間協力していた新聞社と世界遺産への価値観の違いから「訣別」した経緯や世界遺産登録を後押ししたとみられる広告代理店の存在についても触れています。「反感をもたれるかな、とも思いましたが、問題にリアリティーを感じてもらうためにはやはり実例を挙げることは必要でした」

 入山者の制限や登山道の保全法などユネスコからの宿題はまだ手付かずのまま。「日本の象徴を外国から来た方々を癒せる山にしていくこと。それこそが『おもてなし』でしょう」

甲斐毅彦

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