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2014年8月

2014年8月27日 (水)

「ドキュメント 豪雨災害」

津波や地震は、ノンフィクションやルポといった形で語り継がれやすいですが、土砂崩れや洪水を対象としたノンフィクションは極めて少ない。取材対象として「地味」だからであり、文献を探すとなると専門書になってしまいます。
 そんな中で、大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した稲泉連さんの「ドキュメント 豪雨災害」(岩波新書)は貴重なリポートです。2011年9月に紀伊半島の十津川村、那智勝浦町を襲った土砂災害を生々しく報告しています。

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 広島の土砂災害を上回る規模の土砂災害だったにもかかわ...らず、東日本大震災と同じ年であったが故に、報道の扱いも比較的小さく、もう忘れてしまっている方も多いのではないでしょうか。
 災害についても「地味」なものと、その反対のものの2種類があるでしょう。災害報道においては「地味」で忘れられていく災害から埋もれてしまっている事実を掘り起こすのが重要なのではないか。そんなことを感じさせる1冊でした。
 実は東京都民にとっても水害は他人事ではなく、敗戦直後の1947年にはカスリーン台風により、荒川が氾濫し、甚大な被害が出ています。この本の終章「首都水没への警告」は特に東京で暮らす方々にとって一読の価値があります。

2014年8月26日 (火)

元代ゼミ生として

  あまり出来の良くなかった高校時代、なんとか現役で大学に合格しようとすがりついていた代々木ゼミナールが、全国27カ所の校舎を7カ所に減らす方針を固めました。20カ所では2015年度以降の生徒募集をやめ、閉鎖するそうです。


 私が高校生だった1980年代はバブル経済全盛期。金ピカ先生などのタレント講師を寄せ集めて、高校生や浪人生を呼び寄せていた代ゼミは当時、まさにバブルに乗じて全盛期でしたが、少子化化や現役志向の高まりでついに限界が来たようです。


 世界史の講義を通じて社会会科学への目を開かせてくれた山村良橘先生をはじめ、教わった先生方には今も敬意と感謝の気持ちを持っていますが、高校生だった当時からとにかくタレント講師で生徒を集める代ゼミの方針には何となく違和感を感じていました。 

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 当時から駿台、代ゼミ、河合塾が3大予備校。今思えば、体系化された学習カリキュラムで地道な実力をつけるという駿台の姿勢が、受験生のためになるように思います。

 26年前の夏は代々木ゼミナール本校で夏期講習を受けていました。大学受験を目指す高校3年生でした。この日は世界史・山村良橘先生の「世界現代史ゼミ」。いまだに第1次世界大戦以降の歴史の流れを確認するときには、このテキストを参照します。

 高3のとき、1年間単科で世界史を教わった山村先生は社会科学への目を開かせてくれた恩師でした。幅広く、深い教養に裏付けられた講義は高校の授業とは比較にならぬほど面白く、大学で学ぼうという意欲を駆り立ててくれるものでした。...受験テクニックも素晴らしく、「世界史年代記憶法」は陳腐な語呂合わせを超えた「歴史川柳」とでも言うべき作品でした。

たとえばイギリスの選挙法改正(第1回から第5回まで)1832年、1867年、1884年、1918年、1928年。
これを「闇に、やむなく、はやしたが、悔いはなく、苦にはならない」と覚えます。語呂合わせは記憶に残らないというのは嘘で、26年たっても頭に焼き付いて離れないですね。

 最近の事情はよく分かりませんが、80年代の代ゼミには、魅力的な講師が多くいたと思います。大学で何を学ぶかを考えさせられる、人生においてもっとも貴重な時期。予備校講師は人生を左右するだけの影響力を持っています。代ゼミが大幅に萎むことが決まった今、少し現在の予備校事情に注目してみたくなりました。

2014年8月21日 (木)

麺処 六伍郎

昨年、お笑いコンビ「シェーン」を解散してい芸能界を引退した吉井崇さんが、中野区野方に油そばの専門店「六伍郎」を開店したので、早速行ってきました。油そば(醤油)680円。都心のチェーン店のものよりも麺に歯ごたえがありました。今なら大盛り無料。塩と醤油で選べ、油そばカルボナーラもあります。黒柳徹子さんからの大きな花が飾られていました。

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2014年8月12日 (火)

日航機墜落事故から29年

 29年前の今日は日航機123便が墜落し、乗客乗員520人が亡くなった日です。当時、私は中学3年生。塾から戻り、午後7時から「歌のトップテン」を観ながら大変な事故が起きたことを知りました。

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 事故調査委員会による調査は20年以上前に終わっていますが、いまだに事故原因は釈然としない点が残っており、いまだに再調査を求める声があります。


 少なくとも事故直後に墜落地点は特定できていたにも関わらず、翌朝まで救助を控えたことや、飛行機が炎上している最中に役人たちは東京で事後対策会議をしていたというのは事実です。

 知人が亡くなったわけではありませんが、昨年夏、私も初めて御巣鷹の尾根に登り、慰霊碑に手を合わせて来ました。とても山深いところです。現場で救助と遺体の収容作業に携われた方々の苦労も想像を超えるものだったと痛感しました。

 あれから29年。私たちは韓国など諸外国の交通の安全性を批判しがちですが、民間航空機史上最大の事故を起こしたのがこの国であるということを忘れてはいけないと思います。

2014年8月 8日 (金)

PC遠隔操作事件第15回公判

 パソコンの遠隔操作ウイルス事件で、威力業務妨害などの罪に問われている片山祐輔被告の第15回公判を東京地裁で傍聴して来ました。


 一転して起訴事実をすべて認めている片山被告は、江ノ島の猫の首輪をつけた状況など有体に証言しています。その中で佐世保の同級生殺害事件がだいぶ気になっているようで「加害少女と自分は重なるところがあると思う」などと話したのが印象に残りました。


 弁護人からの被告人質問で、片山被告は事件の加害少女が「人を殺してみたかった」と供述したことを引き合いに出し「私も人を恨んでいるわけでもなく、単に腕試しをするつもりだった」と証言。殺人を実行した可能性を問われると、2008年に秋葉原無差別殺傷事件を起こした同い年の加藤智大被告(死刑判決を受け最高裁に上告中)を例に挙げ「もしかしたら自分も同じことをしていたかも」と証言しました。


 弁護団によると、片山被告が遠隔操作による犯行をしていた頃、PCで「首切り」「惨殺」などのキーワード検索を繰り返した履歴があるそうです。同時期には居合道を習い始めていることも分かっており、主任弁護人の佐藤博史氏は閉廷後の会見で「精神修養のためとは言っていたが、もっと心の奥深くでは真剣で人を殺傷することを考えていたのではないか」と話していました。弁護団は被告が起訴事実を認めてからは一転して、真相解明のために臨床心理士による片山被告の情状鑑定を行う必要性を訴えています。

2014年8月 5日 (火)

洋包丁

久々に高田馬場・洋包丁のジャンボ焼きランチ(770円)です。豆腐と豚肉のタレ焼き。学生の頃からたまに食べたくなります。

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2014年8月 3日 (日)

冷がけラーメン

西武新宿線都立家政駅前の「食堂七彩」の冷やがけラーメン醤油(830円)。氷の浮かんだ冷製スープとのど越しの良い稲庭中華麺の組み合わせがたまらない。夏の絶品です。

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2014年8月 2日 (土)

若田光一さんが「宇宙兄弟」を鑑賞

 宇宙飛行士の若田光一さんが2日、9日公開のアニメ映画「宇宙兄弟♯0」を鑑賞し、原作者の小山宙哉さん、下村博文文科相とトークショーを行いました。


 「宇宙飛行士」という敷居の高さを感じさせることは全くなく、温和な話しぶりから人柄の良さが伝わってくる方でした。一緒に鑑賞した子どもたちには「興味の対象が何であれ、これなら誰にも負けないという分野を見つけて努力して欲しい」とメッセージを送っていました。

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甲斐毅彦

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