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2014年9月 1日 (月)

いざという時のための「着る布団」

 広島市の土砂災害により全国的に防災意識が高まる中、エコノミー症候群などになる恐れが多いと言われる避難所での環境改善を目指し、オフィス用文具メーカー、キングジム(東京都千代田区)が26日に、着たまま身動きがとれる人型寝袋「着る布団&エアーマット」(4860円税込み)を発売します。「余震があってもすぐ逃げられそう」などとネット上でも話題です。

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 布団を来たまま電気を消しに行ったり、トイレに行ける。余震が来たらそのまま逃げられる。「着る布団」を開発したのは、防災グッズメーカーではなく、文具メーカー。発案したキングジム商品企画部の鈴木信雄さん「3・11が開発のきっかけになりました。見た目ではなく、実用性重視です」と話しました。自身も宮城県多賀城市にある妻の実家が被災したという。文具メーカーならではの発想で防災グッズを開発したいという思いがあったそうです。


 東日本大震災が起きた2011年3月11日、交通機関がマヒした首都圏の帰宅困難者は515万人(内閣府推計)に及びました。勤め先で一夜を明かすことを余儀なくされた多くの人からは「寝られる場所がなかった」「床は固くて冷たくて眠れない」などという声が上がりました。「着る布団」は160㌢×㌢のフリーサイズで手動ポンプでふくらませるエアーマット付き。合わせてA4サイズの箱に収めて書類と一緒にオフィスの棚に保管できます。


 東京都は昨年4月、帰宅困難者対策条例を施行。災害時には、交通の混乱を避けるために施設の安全を確認した上で従業員を事業所内に留まらせることを各企業への努力義務としました。新商品は当初、新条例を受けての企業向けの需要を狙ったものでした。


 ところが、問い合わせは企業だけでなく個人からも殺到。同社広報部は「予想外の反応。広島の土砂災害で防災意識が高まったためではないか」と話している。広島市の災害が長期化し、避難所での必要性があれば、寄付することも検討しているそうです。

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甲斐毅彦

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