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2014年11月

2014年11月26日 (水)

「徹底解剖 国家戦略特区」

アベノミクス第三の矢の柱となる国家戦略特区を検証した「徹底解剖 国家戦略特区 私たちの暮らしはどうなる?」(アジア太平洋資料センター編、コモンズ)を読みました。

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 第一の矢 目先の円安、株高を引き起こすショック療法のリフレ政策

 第二の矢 公共事業を増やす財政出動

 この二本の矢は2年間の安倍政権で成果が出ているとは言えません。これから検証すべきは三本目の「成長戦略」でしょう。この本では国家戦略特区のあらましと、住民に与える影響を雇用、医療、農業の各論に渡ってそれぞれの識者が検証しています。一読すれば、今後は米国だけでなく、アジア近隣諸国との共存共栄関係を築くべき日本の未来像が安倍さんの成長戦略では実現できないことを実感できると思います。

 本書の中で、米韓FTAを締結し、日本より先に経済特区を始めた韓国の先例を紹介している郭洋春さんは、私が立教大経済学部の学生だった頃、最も講義を楽しみにしている先生でした。郭先生は、必ずしもうまくいっていない米韓FTAで近未来の日本の姿がみえる、と警鐘を鳴らしています。

 アジア太平洋資料センターの内田聖子さんがご指摘されているとおり、国家戦略特区にはTPPを既成事実化するための狙いがあるのだと私も思っています。安倍首相ご自身が、アベノミクスについて国民の信を問うための「アベノミクス解散」と称して衆院解散に踏み切ったわけですから、選挙前の今こそ「アベノミクス」のこれまでとこれからを私たち一人ひとりがしっかり見極める時期だと私は思います。 

2014年11月25日 (火)

ラーメン店探訪10

 JR有楽町駅のガード下にある「まめよし」のラーメン(750円)。こんなところにラーメン屋さんなんかあったけ? と首をひねりながら入ると、もともとあった中は焼き鳥屋さん。11月5日から昼だけラーメン屋さんを始めたのだそうです。あっさりした魚介だし醤油の中華そば。

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2014年11月23日 (日)

マネー喰い

 共同通信経済記者から大学教授に転身し、執筆活動を続ける小野一起さんの小説デビュー作「マネー喰い 金融記者極秘ファイル」(文春文庫)を読み、ご本人にインタビューさせて頂きました。メガバンクの巨額損失の隠蔽工作を暴こうとする記者たちと銀行、省庁、政党とのせめぎ合いを描くスリリングなエンターテインメント。特ダネか、特オチか。ニュースを追いながら天国と地獄を行き来する記者たちの姿がリアルに描かれています。    

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  出所不明の情報リーク(漏えい)を受けての裏取り取材、ライバル紙とのさぐり合い、「書くか、書くまいか」の新聞社幹部や取材対象との駆け引き・・・。暗躍する権力者の不正を暴いていく記者たちの姿は、現実よりも幾分かっこよく描かれています。しかし、ドラマチックでありながらも、リアリティーは十分。筆者は、経済報道の第一線で活躍して来た元記者です。

   小野さんは、共同通信社で財務省、経済産業省などの中央省庁の番記者として活躍。日銀キャップも務めました。小泉政権時代には産業再生機構を綿密に取材し、ノンフィクションも出版。「記者になったのは世の中を動かすカラクリを...知りたいと思ったからでした。まだ謎のままですが、小説という形を借りて、その問いを深めることができるかな、という思いがあったんです」    

 書くと決めたらストーリーのイメージがどんどん膨らみ、書きたい気持ちが抑えられなくなったそうです。「出版するあてもなく書くのはきつい作業のはずなんですが、非常に楽しくて。気持ちがのめり込みました」。記者時代から書き始め、雑誌連載を経て、単行本の出版にこぎ着けました。

 「一気に読めました」「おかげで寝不足になりましたよ」。届いたのは、これまで書いてきたノンフィクション作品とはひと味違う反響でした。「ジャーナリズムには事実で事態を動かす力がある。記者に不祥事が暴かれれば大臣のクビが飛ぶこともある。一方、小説には人の心に突き刺さるような別の魅力があることに気づいたんです」。

 現在は嘉悦大学で「ジャーナリズム論」などを教えています。処女作を読んだゼミの教え子からの「先生のこれまでの少し本は難しかったけど、これはすぐ読めました」という感想がうれしかったそうです。「小説とジャーナリズム。欲張りですが、今後も両方できれば、と思います。目指すは二刀流ですね」

2014年11月22日 (土)

「石巻 飯野川発 サバだしラーメン」

 「石巻 飯野川発 サバだしラーメン」が12月1日に、東洋水産から発売されます。宮城県石巻市に伝わる三陸産のだしを使ったカップラーメン。地元の水産加工会社仕込みのエキスを使った、クセのないあっさり味です。

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 東日本大震災の前から町おこしを計画していた地元グループと石巻専修大が、震災後に地元企業の山徳水産、製麺会社の島金商店などと協力してご当地ラーメンとして開発。同市にグループ会社の宮城東洋がある縁で、東洋水産が全国で売り出すことになりました。農水省共催の食品展示会「フード・アクション・ニッポン・ワード」で被災地支援が評価され「食べて応援しよう!賞」を受賞しました。


 同社には他にも「富士宮やきそば」「沖縄そば」などのご当地でヒットしたカップ麺があり「全国はもちろん石巻でも人気が出てくれれば」と商品開発者は意気込んでいます。12月3日には石巻市内で発売発表会が行われます。

2014年11月21日 (金)

富岡製糸場

 6月に世界遺産に登録された富岡製糸場に行って来ました。日本近代化の先駆けとなった官営工場。中は思った以上に広く東繭倉庫、操糸場は中に入ることができます。一日5000人前後の来場者がいるそうで、なかなかの賑わいでした。

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 国策として造られ、民間に技術を伝えるようになるまで工場内部は非公開だったそうです。

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 こちらは女工さんたちの寄宿舎です。

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2014年11月16日 (日)

フランス風ラーメン

 新横浜のラーメン博物館へ。10月29日から提供している一風堂プロデュースのフランス風ラーメン「NARUMI IPPUDO」です。

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  コンソメに和風だしを加えたスープとフランスパンの専用粉を使った麺。コンソメスープヌードルだからほとんど違和感がありません。意外と空いています。980円ですが、写真はミニサイズの620円。

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2014年11月15日 (土)

新幹線で感電

今朝方、東海道新幹線の新横浜駅構内で、男性が停車中の車両に上って感電する事件があり、取材に行って来ました。

 25歳の無職男性がよじ上ったのはノーズが長いN700系の新幹線。新横浜発広島行きの「ひかり493号」でした。発車待ちの間にノーズから運転席のボンネットによじ登り、屋根へ。その瞬間に「ドーン」という音がして発火。駅員さんが消火器を噴射すると線路に転げ落ちました。

 全身に火傷を負い、救急搬送されましたが意識はあるようで、県警によると「自殺しようと思った」と話しているそうです。N700系の車高は3・5m。ホームからだと2・25m。材質はアルミニウム合金で滑りやすく、相当上りづらいはずなんですが・・・。車両の電圧は2万5000ボルト。JR東海の広報担当者は「亡くなっていてもおかしくない」と話していました。1964年開業以来、ほとんど人身事故がない東海道新幹線で、一命を取り留めたことだけが救いでした。

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2014年11月14日 (金)

末期がんと闘うドクター・中松氏

末期の悪性がんと闘いながらその治療法の発明を目指している発明家のドクター・中松さんが14日、六本木の国際文化会館で記者会見。なんと、がん撲滅の発明をしたというのです。その名もがんの悪化を防ぐ20の要素が入ったというお茶「TWEN TEA」と食事に混ぜる「がんがんおいしい」。・・・・健康食品でしょうかね。

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 中松さんは医師から余命を2015年末まで、と宣告されています。自らの発明でそれを打破しようというわけです。「今日発明したのは、がん撲滅に向けて守りの部分の2割。残りの8割はこれから発明しないといけない。がん撲滅ロボットを発明する」とドクター。リミットはあと1年と少ししかありませんが、間に合うのでしょうか。

 ドクターといえば、選挙ですが、さすがにこの状況では・・・と思いながらも、解散になった場合の総選挙出馬の意向を聞いてみました。「いい質問だ」と前置きしてから「1回の選挙で666億円の浪費となる。このお金で新産業を生み、がん撲滅のために使うべき」と痛烈に批判されていました。今回は出馬を見合わせ、生きぬくための治療と発明に専念される御意向のようです。

東京都内の村

東京都内では離島を除き、唯一の「村」である檜原村に来ました。秋川渓谷のせせらぎ。近くにはコンニャクやジャガイモの畑があります。

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2014年11月12日 (水)

「TIME]を読んでいて気になること

 最近使う機会のなか英語を忘れないように、と自宅では4月から英字誌「TIME」を購読しています。気になるのは、日本についての特集やら記事が皆無なんですね。この半年間、アジアの話題は中国が圧倒的に多く、日本の話題は福島第一原発事故が1回取り上げられただけです。90年代には経済、産業、文化などの特集記事に「JAPAN」の文字がたくさんあった気がしますが・・・。

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 米国のアジア戦略の軸は中国に移りつつあり、中国もそれを知っているのでしょう。日本の国際社会での影響力、存在感はもう萎む一方なのでしょうか。

 

甲斐毅彦

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