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2015年10月

2015年10月28日 (水)

「黒田日銀 最後の賭け」

  元共同通信経済部記者で現・嘉悦大教授の経済ジャーナリスト、小野展克さんの最新刊「黒田日銀 最後の賭け」(文春新書)を読み終えました。

 デフレ脱却を目指す黒田東彦日銀総裁が、「異次元緩和」と称して足を踏み入れた世界で類例がない「量的・質的金融緩和」について、その導入までの経緯、これまでの結果がとても詳しく書かれています。フロムの「自由からの逃走」、沢木耕太郎の「危機の宰相」など私が学生時代に読んだ書籍を引用しながらの解説は、興味深い大学の講義を聴いているようでもありました。

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 私にとって最も興味深かったのは、やはり黒田総裁の人物像に迫った第3章でした。全共闘の世代ながら高校時代からマルキシズムを批判するカール・ポパーの「歴史主義の貧困」を愛読し、東大法学部在学中に司法試験に合格。大蔵省に入省し、オックスフォード大に留学して経済学修士を取得したというスーパーエリートです。...  しかし、どんなに頭脳明晰な人物であろうと、100パーセント結果が出るという政策はないはずで、アベノミクスの一角を担うリフレには、審議委員の中でも反対の声をあげる委員がいました。  黒田総裁がこれまでに放った2発の「バズーカ」で狙い通り円安は進んだわけですが、物価上昇率や経済成長率は期待どおりになっていません。当初の狙いだったデフレ脱却はなされていないわけです。

 そこで黒田総裁は3発目の「バズーカ」を放とうししているそうです。私自身まったく勉強不足ですが、「バズーカ」は日銀の自称なのでしょうか。それともマスコミがつけたのでしょうか。「バズーカ」はどうも心臓に悪いので、できればもう少し穏便なネーミングを・・・と思いましたが、やはり国民が注視すべきという意味では「バズーカ」のままのほうが良いかもしれません。

 筆者の小野さんには昨年、小説作品の著者インタビューをさせて頂きました。小野一起のペンネームで経済記者がメガバンクの巨額損失隠しの真相に挑む小説「マネー喰い」を出版。経済小説なのに読みやすく、取材現場の第一線で奮闘する記者たちが生き生きを描かれている秀作で、こちらもお薦めです。

2015年10月13日 (火)

ラーメン店探訪23

 相撲記者時代に通った「らーめん まる玉 両国本店」(東京都墨田区両国2-11-1)の青ネギ、生辛し入り(980円)。鶏白湯スープがブームになる前からある店で、鶏がら白湯の店の中ではこちらが一番好みです。場所柄、ひいきにしている力士も多いので、お相撲さんと出くわすかもしれませんよ。

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2015年10月 6日 (火)

本紙イタリア通信員がミラノ万博に出展

 スポーツ報知のイタリア通信員、倉石千種さんの作品が、現在開催中のミラノ国際博覧会(ミラノ万博)で出展されています。

中国館のアート(絵画・写真・彫刻)の展覧会。倉石さんはコンクール以外の特別参加ですが、出展アーティストとして選ばれました。出展作品は4点。その中の1枚が、“La ragazza di Dandong”(丹東市の少女)別名(MONALI”)です。

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 倉石さんが住む学生の街ペルージャにはたくさんの優秀な中国人留学生がいて、中でもこのリーさんとはとても親しくなっったそうです。 「エキスポでは、たくさんの国々の変わったデザインのパビリオンが観られ、建築的にとても興味深いです」と倉石さん。

 日本館もエンターテイメントと研究とテクノロジーのイノベーション、建築的・デザイン・工芸的には伝統も感じられて、とても人気があります。

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 倉石さんは武蔵野美術短期大学工芸・テキスタイル専攻科を卒業後、アパレルでの企画デザインを担当。1990年にイタリアにわたって、ペルージャ外国人大学に留学。聖マタイ・アルメニア図書館主催女性平和運動コンクールで優勝した実績などをお持ちです。

  中田英寿がセリエAペルージャに移籍した1998年からは、スポーツ報知の通信員としても活躍。私は1999年に中田の担当としてペルージャに行き、倉石さんには大変お世話になりました。とても素敵な方です。

甲斐毅彦

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