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2015年12月

2015年12月30日 (水)

「竹中労に学べ」

 新宿ネイキッドロフトで行われたトークイベント「若者よ、反骨のルポライター・竹中労に学べ!」に行ってきました。参加者は今年「紋切型社会」を出版して話題になったライターの武田砂鉄さん、新右翼一水会の元代表、鈴木邦男さん、ルポライター、昼間たかしさんの3人。特別ゲストに竹中労さんの妹さんがいらしていました。

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 革命、芸能、映画、貧困などあらゆるジャンルのルポを書き続けた竹中労が亡くなったのは私が大学3年生だった1991年。リアルタイムで私が知る竹中労は、深夜の討論番組に出ていた最晩年の姿しか知りませんが、後にその足跡を知って感銘を受けました。1999年に欧州出張中に読んだ「ルポライター事始」(ちくま文庫)がとても印象に残っています。

 イベントの中で武田砂鉄さんも「ノンフィクションは名作でも残りにくい」と言っていましたが、竹中労が書いたものは一部を除き、入手困難になっています。竹中労が活躍した時代よりも現在はさらに世知辛く、自由な言論が封殺される時代になってしまったことは間違いなく、こんな時代だからこそ竹中労の精神を蘇らせるべきだ、というのがイベントの趣旨でした。

 鈴木邦男さんは竹中労と接してきた経験を振り返られたのですが、私よりもさらに若い33歳の武田砂鉄さんが、竹中労の功績に関心をもたれた慧眼ぶりには敬服してしまいます。

 権威を憎み、自由奔放な言論活動を貫いた竹中労が、ネットでの発言が集中砲火を浴びて拡散していくような物が言いにくくなった現在の状況を見たらどのように思うでしょうか。

 竹中労に関心をもたれた方は、今でも書店で売られている「ルポライター事始」を是非手にとってみてください。

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2015年12月13日 (日)

山岳トレイルランに初挑戦

山岳トレイルランに初挑戦しました。

 トレイルランをライフワークとしている立教大学山岳部時代の先輩にお声がけ頂き、みたけ山トレイルランに初参加。山道のコースは15キロ。何の準備もトレーニングもしませんでしたが、御嶽山は小学校の遠足でも行ったようなところだから何とかなるだろうと思っていました。

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 ところが集合場所で会った先輩は「おまえの足は必ずつる。制限時間内(2時間30分)に走り終えられないかもしれない」と警告。そんなにきついのかなあ、とピンと来ないまま、ウォーミングアップのエアロビクス後、午前9時半にスタート。

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  コースはいきなりの急登。これが延々と続きます。先輩が言った意味は息が上がった3分程度で実感しました。5分後には走るのを諦めてすでに歩いていました。ここを抜けるまで約30分。上位集団はここを走り抜けるわけですが、とてもじゃないけど真似できません。

 急登を終えるとアップダウンを繰り返す山道に入ります。走れるときは走り、耐えられなくなると歩くという繰り返し。なんとか中間点にさしかかった辺りで突然、右のふくらはぎが「ピキン!」。やはりつってしまいました。必死で足を引きずりながらも前に出ていると、ほどなくして左ふくらはぎも「ピキン!」。思わず「うわぁ!」と声を上げてしまいました。

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 この後は足に力が入らず、2度ダイブするように転倒。残り3キロは急な下り坂。ひざが笑う中で、制限時間が迫っていることに気づき、焦り始めました。下り坂を終えて、最期のスパートをかけようと走り始めたところで、左ふくらはぎが最大規模のひきつけを起こしてしまいました。

 足を引きずりながらも前へ。ゴール前の最後の神社の階段はうめき声を上げながら駆け上ると、タイムアウトの6分前。順位は下位でしたが、何とか時間内に走りきることができました。

 割り当てられた茅葺屋根の宝寿閣で風呂に入って、ケーブル駅近くの富士峰軒で、1時間前に着いていた先輩と合流。ヘロヘロになりながら私が現れると「おお、よく時間内に走りきったなあ」と先輩。もう少し激しく足がつっていたらもうアウトになるところでした。

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 足がつるのは辛いですが、この1年で溜まった老廃物を除去するような爽快感がありました。そして、私などよりも年上でも、屈強な人がたくさんいるという事実が分かり励みになりました。今度こそ鍛えなおし、次回は是非恥ずかしくない走りを。

 ゴール後に食べた富士峰軒のおでんは本当に美味しかった。地酒の澤乃井は、あっという間に回りました。先輩ごちそうさまでした。今度は鍛えて出場します。

2015年12月 4日 (金)

「日本で一番悪い奴ら」

 2002年7月、北海道警の敏腕刑事、稲葉圭昭警部が、覚せい剤取締法違反容疑などで逮捕されたことをきっかけに道警の「やらせ捜査」や「銃刀法違反偽証」などの不祥事が明るみに出た「稲葉事件」が映画化されることが発表されました。

   映画「日本一番悪い奴ら」(白石和彌監督)。来年6月25日から全国ロードショーとなります。壮絶な事件の主人公となった稲葉刑事役を演じるのは、綾野剛。

http://www.nichiwaru.com/

  稲葉さんは2011年にノンフィクション回顧録「北海道警 悪徳刑事の告白 恥さらし」(講談社)を出版されたときに札幌でインタビューさせて頂きました。...    銃器対策のエースと呼ばれた敏腕刑事が、ノルマに追われる中で数多くの違法捜査に手を染め、警察組織に裏切られた挙句、覚せい剤に溺れ、転落していくまでのすべてが描かれています。

 単なる暴露本ではなく、絶望的に腐敗している警察組織への警鐘の書ともなっています。まずは是非原作を読んでみてください。私も映画を心から楽しみにしています。

 稲葉さんは現在、探偵事務所を開業してご活躍中です。私が観る限り、ご本人は綾野剛よりもイケメンですよ。

  

甲斐毅彦

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