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2016年3月17日 (木)

「牛と土 福島、3・11その後」

 震災から5年を迎えたのを機に昨年講談社ノンフィクション大賞を受賞した「牛と土 福島、3・11その後」(眞並恭介著)を読みました。

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 場所は福島県浪江町。原発事故によって断ち切られた牛と牛飼いの絆は断ち切られました。多くの農家は政府からの安楽死処分に泣く泣く応じましたが、一部の農家は立ち位置禁止の警戒区域に自ら餌を運んで、牛を生かし続ける道を選ぶ。肉用牛としての役割を果たせなくなった牛たちを生かしていく意味とは? この答えを考えるとじんわりと涙がにじみ出てきます。

 牛はすなわち、土であり、土はすなわち牛である。...  牛は大地と一体になって生きる動物である。

 この詩のような言葉は、原発の恩恵を享受して生きてきた私たちに突きつけられているようにも思いました。名作です。

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甲斐毅彦

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