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2016年5月30日 (月)

舛添要一と田中角栄

  かつてスポーツ報知で連載していた「月刊舛添」の担当者だった私は、こんなにもたくさん舛添さんの本を読んできたのに。どれも立派なことが書かれていますが、今読み返せば、どれも寒々しい限りです。「せっかく大臣になったんだからファーストクラスで海外というさもしい根性が気に食わない」だぁ?めくるめく揚げ足が取れるわけですが、それほど暇ではないので止めておきます。それにしても「月刊舛添」の取材謝礼は大変格安価格でやっていただきました。その点においては舛添さんには大変感謝しています。

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 ところで世の中は今、田中角栄ブームだそうですね。石原慎太郎が書いた「天才」や「田中角栄 100の言葉」(別冊宝島)といった本が売れていると聞きました。確かに今は、中卒にもかかわらず、角栄のように人身掌握術に優れ、高級官僚の心をも掴んだという政治家はいないでしょう。しかし、国民が角栄型の政治に懲りて、「非角栄」的な政治家を望んで形成されてきたのが現在の政界です。ポスト角栄の竹下首相らが招いたリクルート事件後に、政治資金規正法が成立。政治家はお金を集めにくくなりました。

   竜宮城やら下着買いなどのせこい問題で槍玉に挙げられている舛添さんのような政治家が育ったのは、国民が角栄型の政治家を嫌った結果とも思えるのです。その一方で「人間はカネで動く」という信念を貫き、ロッキード事件で逮捕された後も、自動的に票が入った角栄のブームが起きているという現状には混乱してしまいます。要は世の中、ないものねだりなんでしょうね。

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甲斐毅彦

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