祝・稀勢の里、初優勝!
祝・稀勢の里、初優勝!
私が彼を取材したのは新弟子時代から新三役となった2006年名古屋場所まで。貴乃花以来の和製大器と期待され続けて、あれから10年以上が過ぎ、悲願の初優勝は感動的でした。
最初に彼を大きく取り上げたのは2004年春場所9日目。東幕下筆頭・萩原(17)が勝ち越しを決めて、貴乃花の17歳2か月に次ぐ史上2位の17歳9か月での十両昇進を決めた取組でした。
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祝・稀勢の里、初優勝!
私が彼を取材したのは新弟子時代から新三役となった2006年名古屋場所まで。貴乃花以来の和製大器と期待され続けて、あれから10年以上が過ぎ、悲願の初優勝は感動的でした。
最初に彼を大きく取り上げたのは2004年春場所9日目。東幕下筆頭・萩原(17)が勝ち越しを決めて、貴乃花の17歳2か月に次ぐ史上2位の17歳9か月での十両昇進を決めた取組でした。
今日は東京都庁で小池百合子知事(64)を取材。全日本高校女子サッカー選手権決勝(1月8日)で初優勝を決めた東京都代表の十文字高校の選手たちが表敬訪問に訪れました。
全国大会で東京勢が優勝したのは25回目の今回が初めて。高校の所在地は豊島区で、小池さんの地元でもあります。決勝の大商学園(大阪代表)戦で決勝ゴールを決めて、1―0の勝利に導いた3年生のFW村上真帆主将は「3年間、全国制覇を目指して来ました。しかしこれに満足せず、2020年東京五輪でメンバー入りして活躍できるように頑張って参ります」と小池さんの前で宣言しました。 小池さんは「本当におめでとうございます。(決勝は)テレビで拝見していました。鮮やかなミドルシュートでした。皆さんは高校生。2020年に向けてまさにぴったりの選手たち。これからも日本の女子サッカーをリードするチームであって下さい」と激励。村上主将にサイン入りのサッカーボールを手渡していました。
「父・金正日と私 金正男独占告白」の著者で、東京新聞編集員の五味洋治さんから「五〇年目の日韓つながり直し~日韓請求権協定から考える~」(吉澤文寿編著、社会評論社)をご献本して頂きました。
1965年に締結され、良くも悪くも現在の日韓関係の礎となっている日韓基本条約・日韓請求権協定について50年の節目に多角的な視点から検証した硬派な書物。五味さんは1965年当時の新聞が、どのように報じたかを検証しています。
私が興味深かったのは、当時、日本側の代表だった外務省参与の久保田貫一郎が、植民地支配には韓国側にとって恩恵があったという趣旨で発言した「久保田発言」についての日本のメディアの反応。現在ならば責任追及されるのは間違いない発言ですが、当時の新聞では、これを問題発言ととらえる報道が皆無だったそうなのです。また、当時の世論調査では、国民の多くが日韓基本条約に無関心だったということ、当時の新聞は日韓両政府の言い分を報じるだけで、あるべき日韓の未来像を提言するような報道がほとんど見受けられなかったという点です。
大雑把な言い方をしてしまえば、日韓基本条約について日本国民は、未来像を持たず無関心のまま50年が過ぎてしまったようにも思います。日韓問題は是々非々で議論すべきだと思いますが、この条約を踏まえていない意見がほとんどのようにも思います。まずは礎となっているものについて知ること。それが建設的な議論の第一歩となるのではないでしょうか。
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