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2021年9月 7日 (火)

「ちょっと北朝鮮まで行ってくるけん。」

 ポレポレ東中野で公開中のドキュメンタリー映画「ちょっと北朝鮮まで行ってくるけん。」(島田陽磨監督)を観てきました。
 1959年から84年にかけて在日朝鮮人とその家族が集団で北朝鮮に帰国した「帰国事業」で、9万3000人が移住したと言われています。作品は熊本県在住の67歳の女性が、1960年に在日朝鮮人の夫ともに海を渡り、離ればなれになった20歳年上の姉との58年ぶりの再会を試みる過程を追ったドキュメンタリーです。
 政治や時代に翻弄され、会えなくなった家族の中には、もちろん再会を望む人もいるけれども、半世紀以上を経て、必ずしもそうではないという悲しい実情もある。日朝関係が改善される道筋ができる日は来るのだろうか。非常に多くのことを考えさせられました。
 この作品は日常的な生活を送る北朝鮮の人々の素顔が映し出されているのも見どころの一つです。
 日本電波ニュース社のディレクターでもある監督の島田陽磨さんは、高野秀行さんや角幡唯介さんら探検ノンフィクションの書き手を生み出した早大探検部出身。知られざる事象を追う探検的好奇心が込められた作品だと思います。是非お勧めです。

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甲斐毅彦

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