新宿区にJリーグクラブを
新宿区にJリーグクラブが誕生する可能性が少しずつ高まって来ています。
今季からアマチュアサッカーリーグの最高峰、JFLに昇格したクリアソン新宿が11日、新体制を発表。元ジュビロ磐田のMF上田康太選手ら新加入選手が紹介され、成山一郎監督が「J3昇格」と明確な目標を宣言しました。
クリアソン新宿は「サッカーを通じて感動を創造する」という理念を持ったクラブを東京23区内に創りたいという思いで、代表の丸山和大さんが創設。2009年に東京都社会人リーグ4部に参入して以来、着実にカテゴリーを上げ、関東1部リーグだった昨年、刈谷FCとの入れ替え戦を制して、JFL昇格を決めました。
代表の丸山さんは、私と同じ立教大学経済学部経営学科出身。それだけでも応援したくなりますが、掲げている理念は本当に共感できるものです。人口の1割が外国人だという新宿という街で、サッカーを通じて「多文化共生」を実現して行こうという取り組みは、様々な国の人が参加するフットサル大会「グローバルカップ」を開催するなど、具体的な行動を伴ったものでした。
新宿発で理念を広めていくためには、もちろんこれからも勝っていくことが大事でしょう。JFLではいよいよ全国区での戦いが待っています。「インパクト(影響力)の最大化のためにはカテゴリーにはこだわりたい」」と丸山さん。お隣の中野区民としては、エリアを超えて応援していけるクラブに育つよう、祈っています。
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