ドキュメンタリー映画「テレビで会えない芸人」
政界などの痛烈な批判をコントに盛り込むお笑い芸人・松元ヒロさんを追ったドキュメンタリー映画「テレビで会えない芸人」(監督・四元良隆)の上映がポレポレ東中野で始まりました。プロデューサーは「ヤクザと憲法」「さよならテレビ」などの衝撃作を手掛けてきた阿武野勝彦氏です。
チャップリンに憧れ、お笑いの道を歩み、かつては社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」の一員としてテレビ番組にも出演していたヒロさん。しかし、現在は活躍の場を舞台に移しています。ライブ会場はいつも満席。映画の中では、活気に満ちた会場でキレキレのコントを披露する姿も見ることができます。
これだけ人を惹きつける力があるのに、なぜテレビから消えてしまったのか。それがこの作品の大きなテーマなわけですが、是非観た上で、その訳を感じ取ってみて頂きたいと思います。
このネタってテレビでできるのか。できないのか。「それを考えながらテレビに出るのが嫌なんですよ」。ヒロさんのこの言葉が私の心には刺さりました。
ヒロさんにはこれまで何度かお会いしていますが、人間的にも本当に素晴らしく、心から尊敬できる人物です。
https://tv-aenai-geinin.jp/
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