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2008年9月 8日 (月)

感動の持続力?

 しばらくブログの更新を怠っていました。失礼しました。
 8月は、仕事の合間はみなさんと同様、北京五輪に夢中になっていました。
 お恥ずかしながら、下手の横好きで中高大学とソフトボール部でした。女子ソフト「金」の瞬間は社内の隅っこにあるテレビを見ながら、うれし涙をひとり静かにぬぐっておりました。

 いまもメダリストが注目され続けるのは、それらの感動が色あせず、持続力があるからでしょう。
 テレビなどを見ていて個人的に忘れられないのは、五輪初参加だった南太平洋の島国ツバルの唯一の女性選手のことです。
 陸上100メートル予選に出場したアセナテ・マノア選手。
 フィジーの隣にあるツバルは、温暖化でいま深刻な水没危機にあります。
 その国を代表する選手だというのに、マノア選手がトラックをまともに初めて走ったのは北京入り後だったとも伝えられ、びっくりしました。

 予選では、他の選手に何秒も差をつけられ、一番最後にゴールしました。
 途中、肉離れを起こし、激痛にも襲われたでしょうが、自己記録を更新して走り切りました。
 希望を与えるためにこれからも母国のために走り続ける、というようなことを、語っていた時の穏やかな笑みをたたえた表情を忘れることができません。

 メダル獲得の話題ばかりが集中する中で、オリンピックに参加することの意義を改めて教わったような気がしました。
 金メダル獲得とこのツバルの選手。結果だけ見るとまるっきり違っているようでいて、人々に力を与えたことでは、同じくらいの価値があるのではないでしょうか。

 自分は東京五輪の後に生まれましたが、選手の若返りを拝見する度、どんどん老いていくのだなあ、あと何回オリンピックが見られるのかな、と思ったのは初めてでした。

 そんな気持ちで見ていると、選ばれた人たちが究極の身体表現をするために、限界に挑むスポーツの神聖さ、尊さを改めて思います。

 鮮明な記憶として生き続ける、虚飾のない本物の感動。
 芸能分野に目を向けた時、ことしに入って、担当する映画では本当に感動作と呼べるものに何本出合えたでしょうか。
 決して多くありません。
 2か月ほど前に見て、不覚にも疲れるほど泣いてしまった本木雅弘主演「おくりびと」(滝田洋二郎監督)が先のモントリオール映画祭でグランプリに輝いたのは、喜ばしいことでした。

 オリンピック期間中は芸能面が中の面に入り込んでしまい、記事を探された読者もいたかもしれませんね。
 再び後ろから一枚めくったところの「定位置」に戻りました。
 わが芸能班の頼もしいヤング記者たちが、日々汗だくになり、突然の豪雨にもめげず、取材にネタ探しに奔走しています。
 はい? 今どき「ヤング」という言葉を使っている時点で「若くない」と指摘されそうですね

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コメント

お待ちしておりました!
久々の更新嬉しいです(笑)

本当に、大金も、そして政治すら動きそうなオリンピック。
でも、戦う選手達はみんな自己との闘いに勝ち抜き
一瞬のために4年間、いやもっと費やして
本当にみんな「金」だよ、と
ちょっぴりクサイ意見ですが・・・・


今、あの会場でパラリンピックが行われています。

オリンピックと比べると
大幅に地味な開会式でしたが
笑顔いっぱいの選手の入場行進で
すでに・・・「力」をもらいました。

悲しい涙、嬉しい涙、
一番はやっぱり感動の涙ですね!

えりざさん、いいこと言うてですわあ。ほんと、人間の生きる喜びの集まる場所ですよね。オリンピックって。選手もすごいけど支える家族も!
ところで、うちの職場のあたしの係にはヤングチームとアダルトチームが存在します。あたしは中間、どちらにも入れてもらえないのですよ。年齢はいってるのに肩書きはなし、「ひら」だからね・・・。ウチノねえさんには「デスク」!心おきなくアダルトチームに入れていいね。ああ、こんなチーム名、これも、また、古いのか!

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