映画「告白」の中島哲也監督(下)
中島監督は登場人物のモノローグで展開されていく「告白」の原作を読んだとき、「人が向き合おうとしないところに『興味深い気持ちの悪さ』を覚えた」という。
「結局のところ、一番考えたのはコミュニケーション。それに尽きるんじゃないでしょうか」この言葉を聞き、映画と原作では結末が少し違っている疑問が少しだけ理解できたような気がした。
中島監督は登場人物のモノローグで展開されていく「告白」の原作を読んだとき、「人が向き合おうとしないところに『興味深い気持ちの悪さ』を覚えた」という。
「結局のところ、一番考えたのはコミュニケーション。それに尽きるんじゃないでしょうか」この言葉を聞き、映画と原作では結末が少し違っている疑問が少しだけ理解できたような気がした。
観客動員は100万人を超え、公開から2週間連続で人気のランキングが1位。1週目より動員を伸ばした劇場も少なくなかった。
「ホッとしました。公開直後は精神的にもぐったりでしたが」
中島監督からは安堵の様子がうかがえた。いまでは失敗作のない「打率10割監督」。封切られるまでのプレッシャーはいかばかりか。想像するだけで胃痛になりそうだ。
近いうちに「シネマ報知」にアップしますが、映画「告白」(公開中)の中島哲也監督の取材を兼ね、広島の因島を訪れた。ここは「告白」の原作者でベストセラー作家の湊かなえさんの故郷。この島には映画館がないため、地元の小中学の同窓生の希望で特別上映が実現した。自然豊かで緑が美しく、バスを降りると空気もおいしい。控え室には無農薬で育ったレモンやはっさくが置いてあった。
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