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2010年8月20日 (金)

8月に思い出すこと(1)

 女優に日焼けは禁物。強力な日焼け止めを使っていてもロケ現場では、お付きの人が懸命に大きな日傘を差し出す。海で泳ぐシーンの取材現場でのこと。ある女優さんの言葉が忘れられない。「日差しを浴びないようにするため、夜明け前に泳ぐこともありました」げっ? 日がのぼる前の海? 真っ黒い海を想像しただけでゾッとした。しかし、紫外線対策の苦労は並大抵でないのだということはよく分かった。

 8月に思い出すのが小学時代のプール通いだ。泳げる距離が伸びるたび、成長気分を味わえてうれしくなったものだ。でも気分をブルーにさせるのが、耳に入った水が抜けないとき。耳の中でゴワンゴワン気持ち悪い音がする。頭を傾けて叩きながら、片方の足でケンケンして出そうとしてもダメなときなど、楽しい水泳タイムは消し飛び、半ベソ状態で落ち込んで家に帰った。親にこの不快感を訴えてもあまり同情してもらえず、さらに落ち込む。

 あの時に似た耳の不快感に最近、襲われた。自慢ではないが、耳そうじはかなりマメにしている。先日、いつも通り「作業」を終えると何かちょっと変だ。ペコンペコン。耳の中にガラス玩具のビードロが入っているような奇妙が音がする。あちゃ~、鼓膜に傷でもつけたかな?すぐにネットで「鼓膜に傷」と検索した。もし破れても自然に再生するでしょう、とあった。ホッとした。

 耳の不快感で子供時代を思い出しながら、勝手にくだらない懐かしさに浸っていた。ところが、数日間、放置して違和感を我慢していたが、全然よくならない。食べるときも話すときの自分の声もいつもと違った音が聞こえる。内耳炎? 鼓膜の手術? 入院? 今度は不安の想像がどんどん膨らんでいく。病院へいくと、患者さんがいっぱいで約2時間待ちだった。

 先生は耳を見た瞬間、かすかに笑みをのぞかせたかと思うと小さな掃除機のようなものを取り出した。シューッ! げげっ、なんと鼓膜に耳かすのかけらがくっついていたのだ。あれだけ必死で耳そうじしていたのに大ショックだ。瞬時に、聞こえ方は元に戻った。診察時間わずか数秒。病気でもないのに病院に来てしまった自分~。先生の顔を見るのが恥ずかしかった。自分がキョトンとした顔をしているのが分かるほどあっけない出来事だった。それにしても、あの小さな掃除機。音も威力もすごかったのだが、あやまって鼓膜まで吸い取ってしまうなんてことはないのだろうか。しゅう恥心とともに、いまになってそんなくだらないことが気になっている。

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コメント

お久しぶりです。

それは、笑える災難でよかったですね。
よかったということではないか・・・。

8月というと、「宿題」です。
いつも31日は徹夜状態でした。

高校の時、苦手な数学の課題を近所の
人に解いてもらったら、休み明けの
実力テストでそのまま同じ問題が出て、
丸暗記していた自分がなんと学年4位に
なってしまい当惑、なんてこともありました。

あと、登校日に一家揃って寝坊して休んだ
ことも。

夏は、ろくなことがなかったですね(苦笑)

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