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映画

2010年7月16日 (金)

映画「借りぐらしのアリエッティ」を見て

 始まるとすぐ、主人公アリエッティの表情の豊かさと美しさに引き込まれた。ヒロインは14歳。凜としている一方で女性が見てもゾクッとする色っぽさがある。その魅力にアリエッティ自身、まだ気づいてないところがいい。ジブリ作品で宮崎駿監督はヒロインに色っぽさめいたものをあえて出すことなく、封印してきた。今作の米林宏昌監督の冒険のひとつだ。

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2010年6月25日 (金)

映画「告白」の中島哲也監督(下)

 中島監督は登場人物のモノローグで展開されていく「告白」の原作を読んだとき、「人が向き合おうとしないところに『興味深い気持ちの悪さ』を覚えた」という。
  「結局のところ、一番考えたのはコミュニケーション。それに尽きるんじゃないでしょうか」この言葉を聞き、映画と原作では結末が少し違っている疑問が少しだけ理解できたような気がした。

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2010年6月21日 (月)

映画「告白」の中島哲也監督(上)

 観客動員は100万人を超え、公開から2週間連続で人気のランキングが1位。1週目より動員を伸ばした劇場も少なくなかった。
「ホッとしました。公開直後は精神的にもぐったりでしたが」
中島監督からは安堵の様子がうかがえた。いまでは失敗作のない「打率10割監督」。封切られるまでのプレッシャーはいかばかりか。想像するだけで胃痛になりそうだ。

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2010年6月15日 (火)

「告白」を書いた湊かなえさんの故郷(上)

 近いうちに「シネマ報知」にアップしますが、映画「告白」(公開中)の中島哲也監督の取材を兼ね、広島の因島を訪れた。ここは「告白」の原作者でベストセラー作家の湊かなえさんの故郷。この島には映画館がないため、地元の小中学の同窓生の希望で特別上映が実現した。自然豊かで緑が美しく、バスを降りると空気もおいしい。控え室には無農薬で育ったレモンやはっさくが置いてあった。

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2010年5月24日 (月)

映画の中でのタバコの使われ方

Photo  昔の映画やドラマを見ているとタバコを吸う場面がよく出てくる。中には汽車の中のシーンで赤ちゃんがそばにいるのもお構いなしで吸っていたりして、びっくりする。

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2010年5月20日 (木)

カメラの画素数と粒子の表現力

 最近、ぼんやり考えてしまう疑問がある。
 デジタル全盛の時代になり、日進月歩でカメラの画素数は増える一方。
 写真に限らず、映像も似ている。
 被写体をクリアに美しく拡大して見ることが簡単にできるようになった。
 でも、果たしてこれは私たちにとって本当に幸せなのかな?
 実際、演じる上でこれらに頭を抱える俳優がいるのも事実だ。
 必要以上に顔のアップが大画面にさらされる。
 見られたくないのにシワが実物の何倍もの大きさで映し出される。

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2010年4月 1日 (木)

愛川欽也のもうひとつの「顔」

Aikawa  愛川欽也には映画監督という肩書きがある。4月1日、新作「昭和の紅い灯」が公開になった。
上映館の東京・中目黒「キンケロ・シアター」で監督に会ってきた。
ここは愛川とうつみ宮土理夫妻の劇場で「キンキン、ケロンパ」から名づけられた。
ロビーもおしゃれなデザインで、こだわりが詰まっているのが分かる気がした。
すぐそばの目黒川沿いには、きれいな桜も咲いていた。

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2010年3月11日 (木)

サンドラ・ブロックと沢尻エリカ

 

アカデミー賞とラズベリー賞の両方を受賞したサンドラ・ブロックが大好きになった。
ありがた迷惑な最悪主演女優賞のラズベリー賞授賞式にも、本人自ら出席。
 「私の女優のキャリアを台無しにしてくれてありがとう」と言ったかと思えば、ゴロゴロと引いてきた台車には、対象作のDVDがいっぱい。
 「あなたたち、この作品をちゃんと見てないでしょ!」と見直すよう命じる強気。
 再度見て解釈が変われば、来年この賞を返上しに来る、と勝手に宣言していた。
 あちこちで報道されたが、なんてウィットに富んでいて素敵な人なんだろう。
 笑い不足だった私のツボに、はまりまくり。この映像が流れる度、笑わせてもらった。

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2010年3月 4日 (木)

中村征夫さんの「海中散歩」写真展

Gggg  東京ミッドタウン(六本木)を歩いていたら、気になる写真展(4月7日まで)をやっていたので衝動的に入ってみた。中村征夫さんといえば、水中写真の第 一人者。昨夏、放送されていたNHKのドキュメンタリーを見て以来、気になり、忘れられない人になっていた。ずっと頭の隅っこに気になることをいろいろ 持っていると、本当にそれに関連することが勝手に向こうからやってくる、という不思議な体験を時々する。

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2010年2月28日 (日)

ベルリン国際映画祭と日本の女優の歴史を少し

P1000712  ベルリン国際映画祭で最優秀女優賞に輝いた寺島しのぶは、田中絹代さん(1977年死去、享年67歳)以来の快挙と話題になりました。この時の対象作は「サンダカン八番娼館 望郷」(1974年、熊井啓監督)。

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